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FEATURE|細野晴臣が語るファッション。

細野晴臣が語るファッション。

A+S 3rd Anniversary

細野晴臣が語るファッション。

大人のためのハイエンドなスニーカーショップとして2015年春にオープンした「A+S」が、この度、めでたく3周年を迎えました。今回、そのアニバーサリーを記念するムービー撮影が行われ、スペシャルゲストとして細野晴臣が登場! これを機に、これまで語られてこなかった氏とファッションの関係について、“A+S”、“スニーカー”というキーワードを軸にインタビューを敢行しました。細野晴臣が抱くファッションへの思いとは如何に。

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すぐに気に入っちゃった。履いて帰ろうと思ってるほど。

ーこれまで、ご自身のファッションについて語られたことはないですよね?

細野:確かに、ファッションについては喋ったことがないね。新鮮ですね(笑)。

ー「A+S」をご覧になられて、「スニーカーが並ぶ姿が壮観だね」と撮影をしながら仰っていましたが、空間に関してはどう感じますか?

細野:撮影をはじめる前に、「有名な建築家の作品をサンプリングしている」と説明を受けました。たしかに見てみると素敵だなと。知らないとやっぱりわからないんだけど、聞くとおもしろくなってくる。「なるほどね」って。アールを描いている壁とかね。

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ー今回の撮影で履かれたスニーカーは〈ナイキ〉の白いアイテムでした。履き心地やデザインの感想はありますか?

細野:すぐに気に入っちゃったんだよね、これ。履いて帰ろうと思っているほど(笑)。履き心地が素晴らしいですよ。

教授にもらったやつがあって、それが気に入っている。

ースニーカーを履くことは普段ありますか?

細野:ありますけど、こういうハイテクっぽいものは履かないんです。

ー何足くらいお持ちですか?

細野:しまっているものを除けば、玄関に置いてあるのは4、5足ですかね。

ー特にお好きなブランドとか、こういうモデルが好きっていうのはありますか?

細野:教授(坂本龍一さん)にもらったやつがあるんだけど、あれはなんだったけな…。忘れちゃったな。思いつくブランドちょっと言ってみてくれますか?

ー〈ニューバランス〉ですか?

細野:あ、それだ。〈ニューバランス〉の革のやつ。それを履いていて気に入っちゃって、履き潰しましたね。

ー坂本さんからプレゼントもらったりされるんですね。

細野:うん、イベントに出たときに楽屋に行ったらそれが置いてあったんですよ。

シックとハイテクが混ざっているものに目がいく。

ー最近よく履くシューズはありますか?

細野:冬は雪が降ったりするから、しっかりしたブーツっぽいものを買ったりしたんですけど。高さのある靴はちょっと苦手かな。せっかちなんで、すぐ出かけたいんですよ。だから一番好きなのはスリッポン系というか。パッとすぐ履ける靴が好きですね。

ーそういう意味でいうとスニーカー派なんですね。

細野:そうかもしれない。スニーカーはすごく履きやすいんで。歩きながら履くっていうのが日課ですから。玄関から出てね。

ースニーカーに限っていうと、選ぶ基準はありますか? どんなことを重要視しているかなど。

細野:今日店内を拝見させてもらって、見てて楽しいものはいっぱいあるけど、自分がはくならシックなものとハイテクなものが混じっている靴に目がいっちゃいますね。それを今日はひとつ選んだんです。

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ー先ほどグリーンのやつもいいと仰ってました。

細野:あれ、いいかもな。履こうかな。

ーどんなところが好きですか?

細野:グリーンの靴っていうのが新鮮ですよね。こっちは割とそんなにとんがってなくて、ソールがすごいハイテク感があって。そのバランスがおもしろい。

いま気になっているのは“まぶた”について。

ーファッションを表現する上で細野さんが大事にしていることはありますか?

細野:仲間にすごいオシャレなやつがいて。それは高橋幸宏っていうんですけど。いつも敵わないなって思う。自分は考えないでやってますから。着る服に関して、自分が正しいかどうかわからないんですね。いい加減に着てるから。だから彼のファッションを参考にするかといえば、それもできない。高級すぎて(笑)。

ーYMOのなかでは高橋さんがおしゃれ番長なんですね。

細野:そうですよ。世界一おしゃれなんじゃないかな。

ーその他にファッションで影響を受けた物事はありますか?

細野:最近はあんまりないけど。ハリウッドの40年代の映画とかね。それはすごい憧れましたね。例えば、みんなすぐ観れるのはジェームズ・ステュアートが演じた『グレン・ミラー物語』とか。まぁこれは50年代の映画ですけど。でも、すごくファッションがいいですよ。

ー好きなファッションはあるんですか?

細野:一時期30年代あたりの大恐慌の時代ね。アメリカのキャスケットを被ったりとか、決してセレブではない格好。とても労働者階級というか、うらぶれた格好に憧れましたね。

ーいまもそういったスタイルに対して思うものはありますか?

細野:やっぱりいまでも憧れですよ。

ー最後に細野さんがファッションに対していま気になっているキーワードがあれば教えてください。

細野:なんだろうなぁ、難しいな…。うーん、一重かな。

ーまぶたのことですか?

細野:そう。ステージで喋るときに変なこと言いたいんで、ネタを集めてるんです。この話もそういうネタ集めのひとつですね。西洋の人は二重しかいないんですよね。だから、一重か二重かなんて話題は意味がないんですよ。日本人は一重か二重かみたいな話題よくするじゃないですか。なんかそれがおもしろくてね。昨日調べてたんですよ。二重は英語でなんていうのかな? とかね。自分は奥一重って言いたいんです(笑)。それがなんか気になるね。

A+S(Architecture and Sneakers)
住所:東京都渋谷区神宮前3-34-10 2F
電話:03-5414-1320
営業時間:12:00-20:00
architectureandsneakers.com
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