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FEATURE|Sneaker Journal vol.1 いま気になるスニーカー。藤原ヒロシの場合。

vol.1 いま気になるスニーカー。藤原ヒロシの場合。

Sneaker Journal

vol.1 いま気になるスニーカー。藤原ヒロシの場合。

スニーカーにまつわるさまざまな事象を取り上げ、フイナム的な視点で掘り下げていく新企画『Sneaker Journal』。第一回は、東京のストリートカルチャーのゴッドファーザー的存在であり、スニーカートレンドを牽引し続けるクリエイター、藤原ヒロシさんをフィーチャー。最近のお気に入りから、〈ナイキ〉とのリレーションシップ、突如発表された〈コンバース〉のHTMの真相、さらには現在進行中のプロジェクトまで、スニーカー好きが気になるあれこれを根掘り葉掘り聞いてみました!

  • Photo_Shin Hamada
  • Interview & Text_Issey Enomoto
  • Edit_Hiroshi Yamamoto
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藤原ヒロシ / 音楽プロデューサー

1964年三重県伊勢市生まれ。〈フラグメントデザイン〉主宰。ファッション、アート、デザイン、音楽など多彩な分野で活躍。〈ナイキ〉とクリエイティブ・コンサルティング契約を結び、「HTM」ほかさまざまなプロジェクトにおいて協業を行っている。また、同社のマーク・パーカCEOとは公私にわたって親交がある。


360エアの「エアマックス」が好き。特に2015が。

ー早速ですが、ヒロシさんは最近、どんなスニーカーをよく履いていますか?

藤原:いろいろあるけど、やっぱり「エアマックス」かな。とりわけ360エアを搭載したタイプが大好きで、よく履いています。

かたちとしては最新の2016よりも、ひとつ前の2015のほうが好き。色違いでいくつか買ったし、iDもよくオーダーしたけど、もっと買っておけばよかったと後悔しているくらい。

ともに「エアマックス2015」(本人私物)。

こちらは「エアマックス2016」(本人私物)。

ソールに360エア、アッパーにフライニットを採用した「フライニット エアマックス」(本人私物)。

ー360エアの「エアマックス」が好きなのは、見た目ですか? それとも履き心地?

藤原:両方ですね。見た目も、履き心地も、すごく良いです。

あと、次に出る「エアヴェイパーマックス」もすごく気になっています。この前の「イノヴェーションサミット」(ナイキの新製品発表会)で写真が公開されたばかり。

ナイキ「エアヴェイパーマックス」。2017年春の発売が予定されている。

ーあああ

藤原





この「エアヴェイパーマックス」、ずいぶん前から話は聞いていたんだけど、ようやく完成に至ったみたい。今後、このソールを使った他のモデルが出てきたら、それも面白そうです。

ーどんな履き心地なんでしょうね。

藤原:僕もまだ履いていないので、気になりますね。


テニシューやバッシュも気になるし、〈コンバース〉もよく履く。

ー他に最近よく履いているのはどんなものですか?

藤原:ハイテクサイドが「エアマックス」だとすると、ローテクサイドはやっぱり「テニスクラシック」かな。これはずっと買いたいときに買える定番であってほしいと思っています。基本的に白くて、汚れやすいし。

あと、日本ではバッシュってあまり人気がないけれど、アメリカや中国では人気が高いし、僕もたまに履きます。コービーとか、ジョーダンとか。

「コービー10エリート」のHTMバージョン(本人私物)。

「エアジョーダン3」の復刻版(本人私物)。

ー  

藤原:〈ナイキ〉以外だと、〈コンバース〉ですね。海外のコンバースと仕事をしていることもあって、自分自身よく履いています。


行列ができるほどの人気の高さに、作り手として思うこと。

ーところで、ヒロシさんと言えば、2年前に「ソックダート」を復活させたことが話題になり(http://www.houyhnhnm.jp/feature/009315.html)、そのムーブメントはいまも続いていますよね。最近ではiDも始まりましたし。

藤原:「ソックダート」はすごく苦労しました。〈ナイキ〉にはずっと前から提案していたんだけど、なかなか実現しなくて。

ー「ソックダート」をはじめ、ヒロシさんが手掛けたスニーカーは、ときに行列ができるほどの人気を博します。作り手としてはどんな気持ちですか?

藤原:正直、あまり実感はないかな。人気が出るのはもちろんうれしいことだけど、作ることが決まってから発売までだいぶ時間が空くので、もう自分の手から離れてしまってる感じがして。


〈コンバース〉からHTMが登場。その真相について。

ー〈ナイキ〉とのプロジェクトにおいて、最近何か新しい動きはありますか?

藤原:はい、いろいろやってますよ。

ー具体的に教えてもらえますか? 言える範囲で。

藤原:「テニスクラシック」は定期的にリリースしたほうがいいと〈ナイキ〉には提案していて、また発売できるように働きかけています。

HTMも、もうすこししたら、これまでとは違うものを、また違うかたちで、ローンチできると思います。

ーそれは楽しみです。

藤原:そういえば、〈コンバース〉からもHTMが出ますよ。

ーえっ!?
※インタビューから数日後、公式に発表されました。

藤原

コンバース「オールスター」のHTMバージョン。日本での発売は不明。

ー   

藤原:僕はずいぶん前から「他のブランドでもHTMをやりたい」という話をパーカー(ナイキのマーク・パーカーCEO)としていたんですよ。さすがに〈アディダス〉とか他のブランドではできないだろうけど(笑)、〈コンバース〉のような〈ナイキ〉の傘下にあるブランドなら、できないことではないんじゃないかと思って。

最近〈アディダス〉なんかは積極的にファッションブランドとコラボレーションしていますよね。でも、〈ナイキ〉は昔もいまも、自分たちは“アスリートのためのスポーツブランドである”という揺るぎない信念のようなものがあって、ファッション的なアプローチのモノ作りは基本的にあまりやらない。その点、〈コンバース〉はもはやファッションのブランドなので、自由度が高く、ある意味なんでもできるんじゃないかなと。


欲しくても買えず、悔しい思いをすることも。

ーちなみに、ヒロシさんは普段、どういったところでスニーカーを買うんですか?

藤原:いろいろですよ。街を歩いていてふらっとお店に寄って買ったり。もちろんネットでも買います。楽天とか、Amazonとか。たまにNIKEiDでオーダーすることも。

実は僕、わりとよくスニーカーをよく買うんですよ。どうせもらってるんでしょ、って思われてるかもしれないけど(笑)。欲しいと思ったときにはすでに手遅れで、悔しい思いをすることもありますし。

ースニーカーへの物欲は、そんなに衰えていないと。

藤原:いいと思ったのがあったら、買っちゃいますね。

ー買ったものはすべて履くんですか?

藤原:基本的には履くけど、なかには履かないものもあるかな。ネットでオーダーして、届いたら、なんかイメージと違うな、と。調子に乗ってオーダーしたiDとか(笑)。

ーたくさんのスニーカー、どうやって保管してるんですか?

藤原:そのへんに置いておくだけです。だから家のなかや玄関が大変なことになってしまう。

ーたしかに、すごいことになってますね……。記事でお見せできないのが残念ですが(笑)。

藤原

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