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2017年の春夏で2シーズン目を迎える〈シテラ®（CITERA®）〉。「アクティブ・トランスファー・ウェア」をコンセプトに掲げ、モダンでスタイリッシュ、なおかつ機能的なコレクションは、瞬く間にシーンを席巻しました。デビュー間もないブランドで、オンラインを中心としながらも、なぜ多くの支持を集めたのか。スタイリスト・小林新さんのスタイリング＆インタビューから紐解いていく、〈シテラ®〉が選ばれる理由。
「さらっとした肌触りで選んだのが、このBDUシャツジャケット。着心地のよさもさることながら、比翼仕立てになっているので、オーセンティックな見た目なんだけど印象はとてもスマート。同素材のショーツを合わせて、リラックス感のある大人のミリタリースタイルに仕上げてみました。素材感を際だたせるためにインナーにはシンプルに白いシャツを合わせ、ほどよくトレンド感を演出するためにアクセントにベレー帽をプラスしています」
「ネット仕様のサブパネルやカウスエードのボトム部分、ストラップのベンチレーションなど、デザインと機能が有機的に配置されていて、なおかつ背負った姿もさまになるのは魅力的ですよね。そんなバックパックを主役に“ワンランク上の大人の休日着”をイメージしてスタイリング。ボーダーTにスウェットパンツというカジュアルなアイテム選びのなかに、あえてクリーンなベージュのステンカラーコートを合わせました。自然と品のよさを感じさせながら、バックパックの機能性も適度に主張してくれるように、全体的にスリムなシルエットで構成しているのもポイントです」
「見た目はシンプルなナイロンジャケットなんですけど、手触りはしなやかでとにかく軽い。しかも、撥水性・透湿性にも優れていて、ポケッタブルでコンパクトに収納できる。とにかくいいこと尽くめのジャケットは、1枚持っておくとなにかと重宝するアイテム。プレーンなデニムでも相性はよいんですが、ぼくはあえてスラックスを選びました。ボトムスのシルエットを太めにすることで、ジャケットのタイトなシルエットが活きてくるんですよね」
「ジーンズにスウェットパーカの王道スタイルは、随所に変化をつけることで差別化を図っています。ジーンズはスラックスタイプを、インナーはタックイン、ベルトやサングラスといった小物使いもポイントです。なかでも〈シテラ®〉のスウェットパーカは、シームレスの袖やフードのオリジナルコード、キーフック付きバックポケットなどが、実際に着てみるとデザインとしても成り立っている。いま選ぶべきスウェットパーカの完成形と言えるのではないでしょうか」
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