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目利きが選んだ10のお気に入り。 No.1ビームスプラス ディレクター 草野健一さん
2011.07.20
No.４ オールデンの990
自分にとって最もオーセンティックな革靴。
〈オールデン（ALDEN）〉と言えば、当時、ポール・スミスも、アルマーニも履いていたと諸先輩方に聞かされていて、どの人気ブランドも似たような靴を作っていたように思います。僕にとって、オーセンティックなデザインの靴と言えば、これだろうなと思いますし、革靴の中で一番好きなブランドです。初めて買ったのは、18年くらい前で、今はこのバーガンディの990以外に、数足持っています。
ちなみに、ビームスプラスでは、オープン当初から〈オールデン〉の別注モデルを販売していて、たくさんの人気モデルを生み出してきました。 ￥99,750（インターナショナルギャラリー ビームス 03-3470-3948）
No.5 エルメスの香水
憧れのブランドの一番リアルに使えるアイテム。
香水はしばらく何も使っていなかったんですが、5年ほど前に、空港の免税店でいろいろ試していて、何となく良いなと思って以来、それから毎日使っています。〈エルメス（Hermès）〉は、世界最高の素材と職人を使って、最高に良いものを作りますよね。それをずっと継続しているのが、素晴らしいなと思います。すごく欲しいし、憧れのブランドですが、やっぱり高価ですよね。僕にとって一番リアルに使える〈エルメス〉が、この香水というわけです。
何か決め手があって、これを選んだ訳ではないんですが、何となくリラックスしたくて、目についたのが、この「地中海の庭」という香水でした。
No.6 神田
楽しみは資料探しと美味しいごはん。
自宅から近いということもあって、神田へはよく行きますね。目的は古本屋とごはんです。仕事の資料探しをすることが多いんですが、本ばかりずっと見ていると疲れるので、時間を決めて効率よく見て回って、目的のごはん屋さんへ行くのが楽しみです。最近よく行く古本屋は「かげろう文庫」。お薦めのごはん屋は、天ぷらの「いもや」です。ここは安くて美味しくて、上品すぎない感じもお気に入りです。
実は昨日も神田へ行ってました。収穫は、書体が気に入った昔のバスの時刻表と、インドネシア・マレーシアの、ろうつけ染め布地の特産品である「バティック」を解説した書籍です。