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目利きが選んだ10のお気に入り。 No.1ビームスプラス ディレクター 草野健一さん

2011.07.20

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No.7 アンティークのアイウェア
自分の顔のサイズに合うことが重要。
アンティークの眼鏡やサングラスは、雑貨セクションのアシスタントだった頃から興味を持ち始めました。〈レイバン(Ray-Ban)〉や〈ボシュロム(Bausch & Lomb)〉などの、アンティークフレームは、海外出張の際に買い集めたもので、実はしばらくデスクの中で忘れ去られた存在でした。アイウェアを選ぶポイントは、まず自分の顔にサイズがフィットするかどうかが重要ですね。個人的には黒フレームが好みです。
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一番上のフレームを使って、サングラスを作る予定です。これら以外にも、80年代のウェイファーラーや、パイロットグラスをたくさん持っています。

No.8 菜苑の純レバ丼
甘辛い鶏レバーに大量の葱が最高です。
亀戸の天神橋近くにあるラーメン店「采苑」の純レバ丼は、知る人ぞ知る名物です。純レバ丼とは、甘辛く煮た鶏のレバーに大量の葱をのせたもので、僕も同僚に教えてもらいました。ここも親子でやっている店で、夕方までお父さんが、夜は息子さんが厨房に立っています。僕はお父さんが作る純レバ丼の方が好きですね。辛いのが大丈夫な人は、メニューには載ってませんが、純レバ丼辛口と頼むといいですよ。
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チャーハンに純レバをのせると美味しいというのも聞きました。あとは唐揚げも絶品です。このエリアだと「亀戸餃子」も名店ですね。

No.9 エヌ・エー・ユーのブログ
ブログに注目しています。
リサイクル素材を上手く使う、カジュアル&アウトドアウェアブランド〈エヌ・エー・ユー(nau)〉のサイト。商品を購入すると、購入金額の数%が自然保護団体に寄付される仕組みで、さらに店頭での買い物の場合、いくつかの団体の中から、寄付先を選べるというのが面白い。このブランドのブログが、旅や環境について、ちょっと面白い視点から書いてあってよく見ています。例えるなら、〈パタゴニア(patagonia)〉は、正当派だけど、〈エヌ・エー・ユー〉は、少しおちょくったような感じがあるんです。ブログの中に、面白い動画がいくつか出てくるので、ぜひ見てみてください。
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ちなみに、この〈エヌ・エー・ユー〉は、この秋からビームスでも取り扱いがスタートします。

No.10 The Essence of Flycasting
フライフィッシングをやる人間のバイブル。
メル・クリーガーはキャスティングの神様。フライフィッシングをやる人間なら、誰もが知っている達人です。この本は思い出深い一冊ですね。釣りは10年くらい前に、僕が遊びの天才と呼んでいる鶴亀工房の島田さんに引き込まれて、ルアーから入りました。その島田さんが、どうせこのまま釣りを続けるなら、フライも面白いよと、誘ってくれたのがきっかけです。この本の最後で、メルが、「......オレンジ色の光が不毛な平野を照らし、流れる水に映りました。あたりを包む色は濃さを加え、キャスティングと時のマジックはどんどん強さを増して行きました。幸福感にあふれ、完璧な孤独感を感じつつ、私は大きな声で歌を歌い始めました。その時の私の頭は完全に空白で、人が見たら若干おかしく見えたかもしれません。そして私は、この幸福な「フィッシング」を魚に邪魔してほしくなかったのです。」と書いているんです。自然の中に自分を置いていることが大事で、釣れた釣れないじゃないよと。釣りに行っているのに、魚に邪魔されたくないというのがすごいですよね。この思想的な一文が強く印象に残っていて、この本を選びました。
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メル・クリーガーのキャスティングビデオもあって、フライをやるならば、そちらも必見です。

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