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目利きが選んだ10のお気に入り。 No.2 小木"Poggy"基史さん
2011.08.30
No.4 ホテルオークラ東京のロビー
日本がもっと好きになれる場所。
この仕事でいろいろな国に行かせてもらって、いろんな物や場所を見れば見るほど、日本が好きになっていく感覚があります。例えば、ホテルオークラ東京のロビーの雰囲気なんかは、すごく日本的でありながら、当時のモダンさも伝わってくる。まさに老舗の貫禄ですよね。あの感じが、自分にとって心地良いんだなと思いました。海外に行くと、新しいホテルや老舗のホテルに、必ず行くようにしています。泊まるのはなかなか難しいので、せめてバーで一杯飲んだりするんですね。ホテルには、その時々の風俗とかカルチャーが必ず入っているもの。UAのバイヤー達は、そこから得るインスピレーションをとても大切にしています。

他にも、旧帝国ホテルの面影を現在に伝える、帝国ホテルのバー「オールドインペリアルバー」や、〈モンクレールV(MONCLER V)〉の展示会でも使われた、池袋の自由学園の中にある旧校舎「明日館」も、すごく好きな場所。いずれも、「近代建築の三大巨匠」の1人、フランク・ロイド・ライトの設計です。
No.5 ラファエル・サディークの「ストーン・ローリン」
旧き良きソウルやファンクが感じられるアーティスト。
今一番聴いているのが、ラファエル・サディークのちょっと前に出たアルバム「ストーン・ローリン」です。アメリカが特にそうだと思うんですが、昔の音楽の流れが脈々と続いていますよね。ラファエルは、トニー・トニー・トニーの頃から、ソウルとかファンクの感覚を大切にしながら曲作りをしていて、今もちゃんと現役でやっている。若いアーティストもすごく影響を受けているみたいです。しかも、ドレスアップしたときがまた、かっこいいんです。そう言えば、LWTにも来店して、お買いものもしてくれました。旧き良きアメリカのブラックミュージックの息吹を感じさせてくれるアーティストの中で、僕が一番好きなアーティストです。
No.6 「仮面ライダーオーズ」と「海賊戦隊ゴーカイジャー」
日曜朝のために生きていると言っても過言ではありません。