1870年、一軒の理髪店から始まり、後に「英国王室御用達の理髪師兼香水商」の称号を与えられた英国のフレグランスハウス〈ペンハリガン（Penhaligon's）〉。製品は今なお英国で作られ、上質な香料を贅沢に使用しています。

そんな〈ペンハリガン〉から、世界の貿易の中心地だった19世紀末のロンドンをインスピレーションに、冒険やラグジュアリー、華美でデカダンという当時の時代性を反映した3つの香り「トレードルート コレクション」がリリース。

まずは、エキゾチックな冒険をイメージした、大胆なユニセックスの香り「ロタール」。グレープフルーツとジュニパーベリーから生まれるソルティーな刺激が鼻をくすぐります。そして、フィグの葉、スモーキーな紅茶のハートノートがフィグミルクとマグノリアと混じり合い、アンバーグリスとシダー、ウェンジウッドの贅沢なベースノートへと様々な香りの流れを楽しむことができます。

こちらはフェミニンでフルーティな香りが特徴の「エンプレッサ」。権力と影響力を持つ女性のため、19世紀末にロンドンへ運び込まれた貴重なシルクや上質な織物、さらにはパールの美しい光沢などといった贅沢品がインスピレーションとなっています。

ラムやスパイス、花々やレジンといった、貴重な品々をもとに描かれた「ラヴァンティウム」。最初に感じるのは、ラムを想わせるダヴァナやアブサンの衝撃、そしてサフランのきらめくような温かさ。そこにローズ、ジャスミン、イランイランの贅沢なフローラルのハートノートが続き、クローブとカルダモンのピリリとした刺激を添えます。ウードとアンバー、ミルラ、バニラによるラグジュアリーなベースノートは、スモーキーなガイアックとサンダルウッド、ムスクが盛り立てます。

〈ペンハリガン〉が贈る、ロマン溢れる3つの香り「トレードルート コレクション」。春の気分を盛り上げるべく、まずはフレグランスから変えてみてはいかがでしょう。なお「伊勢丹新宿店」など一部の百貨店では、2月18日（水）から先行リリースされます。お見逃しなく。