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本日ローンチ! 藤原ヒロシが手がける新デジタルメディア、その名はRing of Colour。

本日ローンチ! 藤原ヒロシが手がける新デジタルメディア、その名はRing of Colour。


本日19時から表参道の「Apple store」で行われたトークイベント内で、藤原ヒロシ氏の新メディア立ち上げが発表されました。


Ring of Colour」というこのデジタルメディアの特徴は、まず発信する記事の「カテゴリー」があって、そして発信する「ヒト」がある、というもの。


カテゴリは「Cars」「Watches」「Sneakers」「Music」「Movies」「Clothing」などなどで、まずは16個でスタート。


そして気になる「Ring of Colour」の動力源となるメンバーは、藤原ヒロシ氏を初めとして、LOWERCASE代表でクリエイティブディレクターの梶原由景氏、Archive&Style代表の坂田真彦氏など全6名。


カテゴリ、メンバーともにこれから拡張していく予定だとのことなので、楽しみに待ちましょう。


サイトをざっと閲覧した感想としては、作り自体は実にシンプル。そして、見たい記事に素早くたどり着けるように、とにかく"わかりやすく"設計されているということ。


roc_serch.jpg

検索画面も一目瞭然のシンプルさ。


今回、フイナムはトークイベント終了後に、独占で藤原ヒロシ氏にインタビューを敢行!トークイベントでの発言と合わせて、以下に概要をまとめてみました。


Q 「Ring of Colour」とはどんなメディアなんでしょうか?
「専門家ばかりが集まって話をしているような場所が面白いなと常々思っていました。最近のSNSなんかを見ていると、誰もが匿名で発言できるようになっていて、そうした専門性が薄れてきているな、と思ったんです。あとは自分に好きな人がいたとして、その人の食べ物についての記事は読みたいけど、映画についての記事はそんなに興味がないな、ということってあると思うんです。なので、すぐに読みたい記事にたどり着けるようにカテゴリーを作りました」


Q 他のデジタルメディアと違うところを挙げるとすると?
「新しいことばかりを取り上げるわけではない、というのはあると思います。新しいことでも古いことでも、みんなが本当に知りたいなと思っているようなことが載っている、それがメディアの根本だと思っています」


Q どこか温もりを感じるようなメディアという印象を受けました。
「そうですね。デジタルメディアではありますが、アナログっぽいところがあるサイトだとは思います」


Q 英語・日本語のバイリンガル対応ですね。
「はい。機械で翻訳しているわけではなく、専門のスタッフがひとつひとつ書いているので、少しタイムラグはあるかと思いますが」


Q 基本的にはメンバーの方々の投稿で成り立つメディアかと思いますが、彼らのモチベーションを維持するためにどのようなことをお考えですか?
「もしかしたら期間を区切ったりするかもしれません。ダラダラしてしまうのはよくないと思うので」


Q メディアにEC機能は搭載するべきではないということですが。
「個人的にはそう思います。メディアが買い物機能を持つと、メディアに載せている情報そのものが嘘っぽくなってしまうのでは、という危惧があるんです。どうもしっくりこないというか。なので、そこは分けたほうがいいなと思っています」


Q 新しいメディアを立ち上げてみて、あらためていかがですか?
「この「Ring of Colour」は自分でも発信しますが、ユーザーとしても楽しめるようなメディアにしていくつもりです。自分にはまだ欲しいなと思うものもありますし、知らないことを知りたいという気持ちは昔と一緒です。あとは自分の持っている知識を誰かと話したい、という欲求もあります。そうしたことをこのメディアの中でやっていけたらいいなと思います」


というような感じで、短い時間の中で、いろいろ答えていただきました。ありがとうございます!


roc_sp.jpg


スマートフォンで見ることを前提に作ったというUIは、シンプルかつ直感的なデザイン。すでにいくつか記事が投稿されているので、ポチポチいろいろなところを触ってみてください。


個人的に印象的だったのは「どんな記事であっても、このメディア内で完結しなくてもいいのかなと。見た人が興味を持つきっかけにさえなればいいと思っています」という言葉。これには結構考えさせられますね。。すべてにおいて深堀りしなくてもいいじゃないか、興味があればその人が自分で調べていきますよ、という身軽なスタンス。ざっくり言えば、今っぽいアティチュードだと思いました。


そんなこんなで、日々悩み考えながらフイナムは運営をしていきますが、「Ring of Colour」とはライバルとかそういう関係ではなく、相互に刺激を受け合いながら共存していければいいのかな、と思った次第です。さぁ、取り急ぎブクマしておきましょうかね。

Text_Ryo Komuta

Ring of Colour
ringofcolour.com

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