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糸を「紡ぐ」ところからはじまる、奥深き服の物語。

糸を「紡ぐ」ところからはじまる、奥深き服の物語。


衣料品の製造工程は、「紡ぐ」、「編む」、「縫う」の三つのステップに大別できます。一般的には、「紡ぐ」と「編む」という工程を経た生地を業者から仕入れて製品をつくるブランドが多い中、〈カーリー(CURLY)〉は糸を「紡ぐ」工程から服づくりに取り組みました。


洋服の完成度を上げ、世界に発信できるものづくりを目指すなかで、原材料、素材の製造段階へと進み、糸を紡ぐ工程から向き合うのは、同ブランドにとってはある意味自然な流れだったのかもしれません。


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香川県の自社工場において試行錯誤を繰り返し、獣毛繊維のダイヤモンドとも言われるカシミヤと綿繊維の最高峰スビンを絶妙なバランスで混紡したハイブリッド糸を、スウェット素材の定番裏毛を18ゲージの編機によってしっかり目の生地に編み上げ、〈カーリー〉の定番アイテムであるパーカに落とし込みました。


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パーカ ¥36,000+TAX


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「紡ぐ」「編む」「縫う」それぞれの職人の想いがまるで1本の糸となっていくようなこのプロジェクトには"物語を紡ぐ"という意味の「SPIN A STORY」という題がつけられています。一見シンプルなパーカですが、その生地のキメの細かさと柔らかさを肌で感じれば、一つの物が形作られるまでの奥深きストーリーを想像することができるでしょう。


1月23日(土)より発売開始予定。数量限定での展開です。生地を一から開発するというのは、お金も手間もかかること。それでもなお追求し続ける姿勢は間違いなく賞賛に価するものです。ぜひお見逃しなく。





Text_Taiyo Nagashima

TheWeft

住所:東京都港区南青山6-12-10 Unity103
電話:03-6450-5905 
http://curly-cs.com/theWeft/

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