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日本の服飾史を作った男たちが集結。モノクロームの奥に秘めたダンディズムの真髄。

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「ダンディズム」をテーマに、日本のジェントルマン130人を撮りおろして1冊に編んだ『JAPANESE DANDY』は、発売当初から話題を呼び、服飾業界に大きな衝撃をもたらしました。圧倒的なオーラを放つ被写体たちの色気や立ち振る舞いに酔いしれ、その着こなしに多くを学んだ方も多いでしょう。あれから2年、その続編として大判のモノクローム写真で新たに編集した『JAPANESE DANDY Monochrome』がリリースされます。

カバーを飾るのは横浜の名店「信濃屋」の白井俊夫。1955年から服飾業界の一線に立ち続ける、言わずと知れたレジェンドです。威風堂々としたワイドラペルのジャケット、エキゾチックな柄のネクタイ、ダブルカフスからチラリと光るカフスボタン、そして何より、まるで年輪のごとく顔に刻まれた深いシワ。このカバー1つとっても、ダンディズムのなんたるかを感じ取ってもらえるはずです。このほかにも、日本のファッションを作ってきた男たちが総勢170名参加し、モノクロームのポートレートと共に紹介されます。

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鈴木晴夫、金替貴雄、坪内浩、中森陽三、大住憲生、坂元秀一郎、西明彦、加藤周一、鎌田幸雄・一生、鴨志田康人、etc…(順不同)。そしてこの錚々たる面子を撮るのは、音楽シーンで手腕を振るった写真家、大川直人。モノクロームの写真は迫力十分。憧れの大人の男の姿が、ここに在ります。読者諸兄はぜひこの本をとってダンディズムのイロハを学ぶべし。そのスタイリングのみならず、学ぶべきところが多々あり、です。

Text_Yosuke Ishii


JAPANESE DANDY Monochrome
発売日:2017年5月26日(予定)
定価:4100円+税
判型:A3変形版(左右297mm×天地410mm)
並製:192ページ
発行元:万来舎

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