vol.7
FIREHOUSE
旨いハンバーガーが食べたければ本郷3丁目に行くべし!
ここ最近、俄に人気となっている本格ハンバーガーショップ。いわゆるファーストフードではなく、しっかりと作られた味が注目されています。今回は老舗店であるファイヤーハウスを取材してきました。
1996年に開店したバーガー好きの聖地。
ふっくらバンズに熱々のパティ、付け合わせのフレンチフライによく冷えたビール。ハンバーガーを頭に思い描くと、ヨダレが出てきてしまいそうになる諸兄も少なくないのではないでしょうか? 安価ですぐに食べられるチェーン店は便利ですが、そこに行かないと食べられない本格的なハンバーガーショップが人気を集めています。そこで今回は今までと少し趣向を変えて、編集部オススメのお店へと赴きました。
向かったのは文京区は本郷にある「ファイヤーハウス」。ファッション激戦区の渋谷近辺ではなく、周辺に東京ドームや東京大学を臨む閑静な街にそれはありました。春日通り沿いに現れるアメリカンな外観はまさにハンバーガーショップとしての雰囲気も十分です。さっそく入店し、店長の吉田さんに話を聞きました。開店は今から10年以上も前となる1996年。当時はまだ本格的なハンバーガーを食べられる店も少なく、今でもその頃からのファンが足繁く通っているとのこと。豊富なメニューを眺めながら、百聞は意見にしかずということで、まずはオーダーしてみることにします。
圧倒的なボリュームを誇る「マッドバーガー」や「アップルバーガー」にも惹かれましたが、「チリチーズバーガー」をチョイス。多くのハンバーガーが用意されているので、選ぶだけでもワクワクしてきます。
1つ1つ手作りで作られるので、少々時間はかかります。しかし、その待ち時間ですら楽しめるような店内のアーリーアメリカンな雰囲気や、肉を焼くジューシーな音などが非常に心地よい空間を演出しています。手際よく調理を行うスタッフの動きはカウンターに座ればじっくりと堪能することができるのも嬉しい限り。コーラを飲んでいる間にできたてのハンバーガーが運ばれてきました。