溝端淳平の"Originals"とは。
ーああやって二人で撮影するのって初めてですか?
溝端:初めてじゃないですが、久しぶりな感じはしましたね。
ー山本さんとは仲いいんですか?
溝端:そうですね。同じ事務所でもあり、同じジュノンボーイの先輩でもあるので。コンビを組んでるわけじゃないんですけど、仕事のライバルでもあり、パートナーでもあり、戦友でもあるかなって思います。
ーなるほど。話は変わりますが、溝端さんは普段の格好でこだわっているところはありますか?
溝端:なんかあんまり、着飾ってる感が出るのはイヤだなぁと思いますけどね。選んで選んで流行を取り入れてっていうんじゃなくて、サラッと着た服がお洒落だったらいいなっていう感じがしますけどね。なんか、あまりにも気合いが入りすぎてるとカッコ悪いっていうか。ナチュラルに着こなしてカッコいいのが一番かなって思います。
ーじゃあ普段はそういう感じで服とかも選んで。
溝端:そうですね。服もその日の気分とかだし、なるべくやっぱり自分らしいというか、無理のない格好はしたいなと思いますけどね。
ースニーカーは履きますか?
溝端:スニーカーも履きますね。たまにですけど。やっぱり合わせやすいので、どうしても冬はブーツ夏はサンダルみたいになるんですけど、これからもっとスニーカーも履きたいですね。
ーちなみに〈アディダス〉は履かれた事あります?
溝端:あります、あります。
ー〈アディダス〉にはどんなイメージがありますか?
溝端:すごくおしゃれな部分がたくさんあるし、履きやすいですね。あまりにもおしゃれだけを考えてる服とか、着心地だけを考えてる靴とか、履き心地だけの靴とかっていうのはやっぱり何か違うなあと思って。その両方がやっぱりないと。そういう意味では〈アディダス〉 っていうのは本当に真ん中にいるっていうか、王道な感じはしますよね。良い意味で。
ー今履いて頂いてるのが〈アディダス オリジナルス〉っていうラインで、「オリジナルス」って自分らしいとか、個性って意味なんですが、溝端さんにとっての個性って何でしょう?
溝端:やっぱり俳優っていう職業だから、色んな個性をその役に応じて出さなきゃいけないんだろうなと思うんですけど。でも、自分が履きたいものや着たいものっていうのは、はっきりしてたほうがいいなって、年齢を重ねるごとに思いますね。
ーそうなんですね。
溝端:やっぱり服装でも自分を表現できるようになってくると、毎日が楽しいと思うし。そういうものにこだわっていくと、新しい自分がどんどん発見できるし。好きなものに対するこだわりはあったほうがいいんじゃないのかなって思います。
ー仕事に関してのこだわりはどうですか? 昔と今で、自分のスタンスが変わった部分はありますか?
溝端:やっぱりまず、人だと思うんで。仕事って。人との出会いや関係性がすごい大事だと思うので、そういう意味では一緒に仕事した人が、もう一回仕事したいと思ってくれる事は、今も昔も変わらずにすごく大事なことなんですけど。
ーそうですよね。
溝端:最近は役者っていう職業で色んな人に「溝端淳平」を知ってもらえてきたかなって、徐々に実感はあるので、次はそれをいい意味で裏切りたいっていう気持ちが強いですね。こんな一面もあるんだとか、こんな風に演じるとは思わなかったっていう風に、周りが驚くような表現というか、そういうスタンスでやっていきたいなって思ってますね。
ー今後はどうですか? このまま役者でずっとやっていきたいのか、それとも何か他にやりたいことはありますか?
溝端:将来ずっとやっていきたいのは、やっぱりこの俳優しかり、人に向けたモノづくりっていうのは一生やっていきたいなって思いますね。今はまず俳優として周りの人に認めてもらいたいというのが一番なんで、それを叶えたら将来的に何をやりたいかって事をもっと考えたいですね。監督をやってみたいと思うかもしれないし、脚本を書いてみたいと思うかもしれないし。でも基本的には、役者という職業で一生食っていければと思ってますし、人としても魅力的じゃないと俳優ってやっていけないと思うんで、こういう身近な洋服とかからこだわって、自分磨きがもっとできればと思いますね。
ー表現するっていう事にこだわっていく?
溝端:そうですね。やっぱり周りの人が喜んでくれたり、元気をもらったって言ってくれると嬉しいですし。この仕事やってると不自由な面もあるし、普通の高校生だったらできた事が今はできなかったりするじゃないですか。でもその分、人前に立って、人に映画を観てもらったりして、そういう風な事を伝えられるっていうのは、多分何事にも変えがたい事だし、誰もができる事じゃないと思うので、それに関してずっと喜びを感じながら何かを伝えていきたいなっていう気持ちはありますけどね。
ー最後に、同世代の方にメッセージをお願いします。
溝端:自分のやりたい事を頑張ってると、絶対将来やってきて良かったと思うと思うんですよね。今のこの時期っていうのは、多分色んな事を吸収できるし、成長できる時期だと思うんで、そういう時に何でもいいから他の人には負けない事を一生懸命やってれば、それはすごくいい事なんじゃないのかなって思いますね。
撮影中の1コマ。
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息もぴったり、軽快にジャンプ!
山本さんと溝端さん、それぞれの個性が光るスニーカーのチョイス。