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ヴィンテージウォッチには、受け継がれる歴史という魅力がある。しかし"古い"時計はメンテナンス面や機能面で扱いづらいのも事実。そこで提案したいのが、過去をデザインや雰囲気を引用しつつ、機構を現代的にアレンジした"ネオ・ヴィンテージ"な時計たちだ。
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 1970年に発表された世界初のLED式デジタルウォッチ「パルサー」は、近未来的フォルムとボタンを押すと点灯する赤い数字が人気を集め、フォード大統領なども顧客になったほどだった。その後もアーティストやクリエイターたちに評価され、約10年前にも日本でもリバイバルブームが起こる。現在でもデジタル・ヴィンテージ・ウォッチの世界では特別視されているのが、傑作「パルサー」なのだ。この「パルソマティック」はその現代版。1972年に市販化された「パルサーⅡ」のデザインを継承しつつムーブメントが進化し、自動巻きローターで発電するようになっている。機能を時刻とカレンダーのみに絞りこんでいるのは、オリジナルへのオマージュと言えるだろう。自動巻きデジタル、SSケース、ケース幅48㎜。¥159,600(ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン 03-6254-7371)
http://www.hamiltonwatch.jp/
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裏面を覗くと、ご覧の通り自動巻ローターの仕組みが出現。デジタルウォッチというメカニカルなルックスに、こうした機械式のムーブメントが合わさっているのが魅力の一つ。
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1990年代に大ヒットを記録したカジュアルウォッチ「SPOON」が復刻。全10色のカラーバリエーションには、黄色や紫などの派手色もあり、アクセサリーとして効果絶大だ。
デジタル、ケースサイズ 縦46.5mm×横37.9mm ¥10,290(セイコーウオッチ お客様相談室 0120-061-012)
http://w-wired.com/w/products/spoon/
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素材にヴィンテージ加工を施すのも人気のスタイル。ケースはブラウン色でレザーストラップにもニュアンスを加えた。デジタルの秒表示のインパクトも面白い。
クォーツ×デジタル、SSケース、ケース幅41㎜ ¥13,125(フォッシルジャパン 03-5992-4611)
http://www.fossil.co.jp/
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