フイナムが作ったオリジナル水筒が登場！ 前編

ーサンプルが出来上がったのに、肝心の浦野さんに見せていなかった！ こりゃ大変だということで、本日は事務所までやって参りました。ついにサンプルを見る浦野さんの感想やいかに。と、その前にまずは、サーモマグを取り扱うカメイプロアクトの松山さんに、サーモマグとはどういったものなのか伺います。

カメイプロアクト 松山仁志さん（以下松山 敬称略）：私どもは、これまでに 〈パトリック(PATRICK)〉や〈ラコステ（LACOSTE）〉といったブランドのスニーカーや、最近ではビーチサンダルの〈ハワイアナス（havaianas）〉などを主に扱ってきたんですが、それ以外にライフスタイルというカテゴリーでご提案出来るものはなんだろうと思って始めたのが、この〈サーモマグ〉なんですね。エコということも含めて、コップやボトルを持つのなら、少しでもオシャレで自分たちのライフスタイルにあったものを提案したいという思いで始めました。

ー始められて、どのくらいになるんでしょう？

松山：おかげさまで、今年で10年目を迎えました。当初は、保温性というよりはDVDを観ている間や、会議中に紙コップよりも自分の気に入ったもので、なおかつ冷めないというのがポイントで。それで、今年10年目という節目を迎えて、この断熱の真空二重構造の魔法瓶タイプを出しまして。新たにもう一歩進んで、単なるマグカップというのではなく、より生活に密着したシーンにも提案出来たらいいなと思っています。

ーなるほど。そういう意味では、今回の企画はばっちりハマっていますね。

松山：そうなんです。こちらとしては、ほんとに願ったり叶ったりで。すごくありがたいです。社内でも評判が良くて、サンプルを見た社員がもらっていいですかなんて言うのを、発売前なんだからダメって（笑）

ーそう言っていただけると嬉しいです。浦野さんは、〈サーモマグ〉のことはご存じでしたか？

浦野周平さん（以下浦野 敬称略）：はい。ただこの形ではなくて、その前の...。

松山：マグタイプのものですね。

浦野：そうです。僕、仕事中にすごい量のコーヒーを飲むんで。普段はコーヒーカップで飲むんですけど、それだとあっという間に冷めちゃうんですよ。集中してると、冷めたのが分からないくらい時間が過ぎてるっていうことがよくあって。

ーすごい集中力ですね！ちなみに、コーヒーはご自分で淹れられるんですか？

浦野：はい。コーヒーを淹れることが仕事のリセットになるので。仕事からの逃避ってほどでもないんですけど（笑）。もうやだーってなったら、コーヒーを淹れる。

ーそれで、気づくと冷めてる。

浦野：そう。淹れても2口くらい飲んで、集中しなきゃあって仕事して、気づくともう冷めてる...。ましてや事務所を引っ越して地下室みたいになっちゃったので、冬場はものすごい冷えるようになってしまって。体を暖めるためのコーヒーがあっという間に冷えてるという。それで頂いたものがあったので、仕事中に使うようになりました。

ー実際に使ってみてどうですか？

浦野：やっぱり持ちが全然違いますね。水筒ほどじゃない大きさで、尚かつ少な過ぎない量。あっという間になくならないので使いやすいですし。

松山：そういう風に言って頂けると僕らもうれしいですね。使って頂けるのはもちろんですけど、仕事のこういう時に飲むんだよって言ってもらえると。