サンタへの願い事。 - ヘムト日記（平山洋次）

週末のミッドタウンの光景。
大きいプレゼント袋を担いだ１００～１５０人近いサンタクロースがいた。
サンタフェスでもあったのだろうか。
遠くから見てもその数と、その勢いは圧巻だった。



老若男女問わず多くのサンタがいて、多国籍のサンタもいた。
しばらくエントランスに溜まっていたのだが、
解散になったのであろう、
地下鉄大江戸線、日比谷線などにサンタの格好のまま、どんどん吸い込まれていく・・・


その時思った、
「やはり集団は強い。」
真っ赤なサンタの格好のままでも電車に乗れるし、
相当でかいプレゼント袋を担いでいても電車に乗れる。
そう思うのと同時に、
「その電車に乗れるくらいの
“サンタ熱”はいつまで続くのだろう？」かと・・・・。

都内に住んでいるサンタは、その“サンタ熱”が冷めぬまま家に帰れるし、
多くのサンタ仲間にも見送られる。
しかし、埼玉県出身のサンタや神奈川県出身のサンタは、大丈夫だろうか。
「最後のひとりになった時は？」「途中下車して駅のトイレで着替えるのか？」
「もしくは駅に着くまで、ひたすら寝たふり？」
ん～～どうなんだろう？？？


「考えるだけ無駄だ。」


サンタの格好している人たちが、すごく楽しそうにしているのを見ると
“サンタ熱”の事を考えてしまった時点で、負けた様な気がする・・・・・
年に一度の“サンタ熱”、インフルエンザなんかよりも強いかも。。
そして、そのまま日本経済の不景気も吹き飛ばして欲しい。

さすがにそれは無理か・・・・