合衆国 - 衣.食.旅（小林二郎）

　いつも帰国するとアメリカのどの辺行ってたんですか、と聞かれる。企業秘密（ちょい大袈裟）なとこもありますが、一日平均400mileくらい走るので、何処そこと答えにくいし、教えたところで『そこどこ？』的な顔をされるのがオチなのでたいがい田舎と答えます。

広いアメリカ、合衆国なので当然州により法律も違えば消費税も違う。ガソリンなんかもかかる税金の違いから隣の州で入れた方が１割も安かったり。
毎度行ってるのに慌ただしくしていると、この差を上手に利用出来なかったりすると小さく落ち込みます。

出張中の一番の楽しみが毎日仕事を終えての最初のビール。
モーテルにチェックインと同時に大量の氷をシンクにはり、ビールを冷やします。荷物を下ろしたり整理したりして待つ事15分キンキンのビールを乾いた喉に流し込む、これがまさに至福の一時。

しかしビールを切らしている時、州によってはスタンドで何時でも買えるのに、日曜日は酒類の販売をしない州や、リカーストアー以外では販売していない所なんかもあったりして、うっかり酒類販売の厳しい州に入ってからのビール探しだと数十分かけてしまう事もしばしば(未だ切らした事はありませんが）。
まぁ仕事以外のこんな右往左往して学習して行くのもまた楽しかったりもするものです。


そう考えると日本のコンビにって本当便利です。感謝!!