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小林二郎メイド イン ワールド ディレクター1971年生まれ、東京都出身、A型、乙女座。MADE IN WORLDのディレクター(何でも屋?)。衣、食、旅、日常を綴っていきます。www.madeinworld.co.jp

衣.食.旅

小林二郎
メイド イン ワールド ディレクター

1971年生まれ、東京都出身、A型、乙女座。MADE IN WORLDのディレクター(何でも屋?)。衣、食、旅、日常を綴っていきます。www.madeinworld.co.jp

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Thorogood

2012.08.14

お盆休みという事で、久しぶりに、靴についてタラタラと書いてみます。

1892年WISCONSIN 州で設立された老舗SHOESメーカーWEINBRENNER社のワークシューズブランドTHOROGOOD。
日本のセレクトショップでは度々発売されるROOFER BOOTSが人気ですが、その長い歴史の中で数々の素晴らしいBOOTSを作ってきています。

特に50's~70'sにかけては、デザイン、作り共に素晴らしく、同時代の有名他社に決して惹けをとりません。
50'sにはキャップトゥーのブーツを多くリリースしたり、赤でコーティングしたシューレースエンドや、スチール入りのOXFORDシューズを茶で作ったりと、他社がなかなか作らないような物も積極的に制作されていた印象です。

Thorogood #688 6inch Boots (1959年製)
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アッパーの鞣し、厚みは勿論、丁寧な縫製、アイレットの間隔等、年代を感じさせます。
なによりこのブーツの素晴らしいのは、アメリカブーツらしいしっかりとしたダブルソール。
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LEATHERPLUS VANTAN OUTSOLEと書かれたこちらは防水とクッション性の高い当時最高品質のレザーソールで、現在のゴム製やポリウレタンでは出せない履き心地と、耐久性を兼ね備えています。

ビンテージブーツはただ希少なだけでなく、素材(革)の良さ、縫製の丁寧さ等、履いてから解る違いが沢山詰まっています。メンテナンスをしていれば、現在のブーツより長く尽き合える1足になる筈です。

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