衣.食.旅
小林二郎
メイド イン ワールド ディレクター
1971年生まれ、東京都出身、A型、乙女座。MADE IN WORLDのディレクター(何でも屋?)。衣、食、旅、日常を綴っていきます。www.madeinworld.co.jp
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ANNIVERSARY II
2013.04.25
今年で25周年を迎えるMADE IN WORLDと私の回顧録 PART 2(1回目は入社の経緯を書いてます。)
正式に入社をする事となったのは確か22歳なので今から19年前、当時は様々な国産ブランドが産声を上げていたいわゆる裏原創世期。
私たちMADE IN WORLDはアメリカ物の他にもヨーロッパのデザイナーブランドも多く取り扱い、オリジナルブランドKNOTをスタートした時代
入社直前にAsayanの取材を受けた写真(当時はドリスヴァンノッテンなんかも取り扱っていたんですよ)
痩せていますw
ほどなくして、日本国内でも様々なブランドが立ち上がり始めMADE IN WORLDでの国内ブランドの取り扱い量も増えていきます。
新しく立ち上がるブランドはビジョンというか個性が明確だった、それぞれの得意分野のバックボーンから導かれたデザインは、狭い店内にハイブランドからストリートまで様々なブランドが混在しても決して埋もれる事無い個性を放っていました。
現在 国内にはブランドの数も当時とは比較にならない程増え、海外の情報や、様々なアーカイブも簡単に調べる事ができるので、サンプリングが容易な分、ネタが被るなんて事は避けられない。
ストリートとして展開クリエイトしていた個性も、世界観やイメージ、テーマ、または細かなディテール、オリジナルの資材等で表現するようになり、ストリートからファッションへと融合し日本独自の型を形成しているのが今ではないでしょうか。
当時のようなエネルギーや独自の臭いを持ったブランドが生まれにくい成熟した日本のメンズシーンに登場したSunny C Sider
荒削りだけど臭いのするブランド。
3シーズン目を迎える今シーズンのデリバリーがそろそろ始まります。
25年目を迎えるMADE IN WORLDではこれからもボーダレス、ジャンルレスで服を着る楽しさを発信し続けていきます。
A fashion that does not reach the streets is not a fashion.
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