ニューヨーク シティボーイ宅に居候の巻
2013.08.18
2月にNYに出張してそれ以降ブログを更新していないという。


あまりにも離れ過ぎましたが、季節は冬に戻って2月のNYの風景をお届けします。
ステイしたのは、
ポパイのDIY特集の表紙になった友だちの家。

もともとは大きな一つの部屋だったところに壁をつくり二階建てにして
完全にリノベーションして住んでいます。
窓の無い部屋には、自然光が入るような特殊な板を設置するという
クリエイティビティ溢れるお宅。
ただ、夏はとにかく暑い。
というのも、この建物自体もともと工場だったため、
人が住むために作られていない。
イコール、エアコンという設備はないのです。
どの家も巨大な扇風機を何台もまわし、
窓に取り付けることのできるエアコンを設置してはいるものの。
ほんとうに暑い。
彼らはいろいろ DIYでタフな暮らしをしているのであります。
一緒に暮らしたルームメイトについてお話しましょう。
まず、紅一点のアフシャーンはジュエリーデザイナー。
景色や建物、自然にインスパイアされ作られたオリジナルの
ジュエリーは1点1点彼女の手作り。
このカラフルなビーズも手作りです。
粘土をこね、色付けし、形を整え、穴を開け、オーブンへ。
これとか。
あ、ふたつとも黄色のを選んじゃった。。。
ひとつひとつのジュエリーに影響を受けた出来事や物があって、
それをひとつひとつ聞いていると1点1点が彼女の分身のように思えて来る。
ちなみに私が購入したこちらは、
月の綺麗な或る夜に、
彼女がマンハッタンから電車でブルックリンに戻って来る時に、
車窓から眺めた夜景と星の美しさにインスパイアされたネックレス。
ブルックリンはウイリアムズバーグにあるartists and Fleasに
毎週土日出店しています。NYにお出かけの際は是非。
私の滞在した隣部屋に住んでいたのはショーン。
Joe New Yorkというコーヒーショップで、
マシーンの管理を行なっているショーンは素敵なイラストを描く。
ガンダムが好きという(おたく?)の彼は、
シャイで皮肉まじりなジョークをとばす、心の優しい人。
帰国当日に、描いてくれた富士山のイラスト。(左下)
日本に来てくれるのはいつになるだろう。
お台場のガンダム像を生で見せてあげたいわ。
Shaun のウェブサイトはこちら。
最後にこの家の主人、アダム。
背のたかーいたかいアダムはアーティスト。
写真をとったりイラストを描いたりしている。
彼のイラストはセンス抜群なのだけれど。
現在、残念ながらHPはリニューアル中。
また更新されたら、紹介しますね。

タコス作るけど食べる? とか
まりこビール買ってきて とか
2週間も一緒に暮らせば、なんだか兄弟、姉妹みたいな
安らぎを感じるようになるから不思議。
夜遅くにお腹が空いて
フライドチキンとマカロニ&チーズにデザートはやっぱりパイ!
なんて、フルコースの出前を頼んでるあたりは
国の違いを感じましたけど。
食べてみれば美味しいし。
翌日胃はもたれましたけど、いい経験。
現地に友だちがいるとそれが理想だけれど、
今では airbnbやcouchsurfingというサイトがあって、
部屋を借りたりホストの家のカウチを借りたりできる
ウェブサイトもあります。
ホテルに泊まるのとはまた違った目線で
その土地に馴染む旅というのもいいですよね。