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原田直俊STANDARD CALIFORNIA shop manager&press心地が良すぎたマリブとエンシニータスにやられ、さらに魅了されてしまったカリフォルニア。その後、同じ空気感を提案するスタンダード カリフォルニアに入社。現在はショップマネージャー兼プレスを担当。www.standardcalifornia.com

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原田直俊
STANDARD CALIFORNIA shop manager&press
心地が良すぎたマリブとエンシニータスにやられ、さらに魅了されてしまったカリフォルニア。その後、同じ空気感を提案するスタンダード カリフォルニアに入社。現在はショップマネージャー兼プレスを担当。
www.standardcalifornia.com

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#005 my favorite 今泉悠編

2012.01.28

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今回のmy favoriteは個人的にもSURF仲間である今泉悠編。

 

僕の中での悠のイメージ。

礼儀正しく、ピュアで真面目。そしてあつい。いや だいぶあつい。さらに歌がうまい。

 

自ら『ayame』というアイウェアブランドを立ち上げ、最近では雑誌媒体にもよく取り上げられている注目のブランド。

そんな彼のmy favoriteはもちろん いや、予想通りの眼鏡。

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「これは じいちゃんの形見。」と言って最初に紹介してくれたこちら。

自分が眼鏡を作っていくにあたり、初心に戻る事ができる大切なモノだという。

 

「〈眼鏡は顔の一部となるモノ〉〈その人の最後の最後まで残る道具〉〈唯一遺影に残るモノ〉

それだけ重要な仕事をしているんだと、この眼鏡を見て再認識する。

だからこそ その人の顔をどう彩るか。

ayame(アヤメ)は僕の故郷の花の名でもありますが、彩 目 という意味も持ち合わせています。

生半可な気持ちではできないですね」と静かに語る悠。

 

プライベートでは見ることのない表情、そしてモノづくりに対する彼の姿勢は純粋で素敵なものでした。

 

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こちらはオリバーピープルの初期もの。

現代ではなかなか難しい、手掘りの総柄など当時の職人の技の高さに感動するという。

VINTAGEの良さを考えたときに、なぜこの形になったのか色々と想像できるのも楽しみのひとつ。当時の空気感が知りたいので集めているコレクションとのこと。

 

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そしてこちらは「ayame」の処女作。

ブランドコンセプトでもある「温故知新」 

"古きをたずねて新しきを知る"

そんな想いで最初に手掛けたオーソドックスなモデル。

 

「VINTAGEを復刻するつもりはないんです。フィット感、VINTAGEの持つ独特な雰囲気、当時の職人の想い、そういったものも含めると不可能な事。なのでイメージソースとして取り入れ、新しいモノを生み出す事に尽力しています。

そもそも眼鏡もサングラスも目を守るための道具であって、洗練されたVINTAGEを手に取り調べてもデザイン一つ一つに意味がある。フィット感の向上など機能面でのシェープだとわかるんです。

そういった自分なりの解釈から「ayame」のラインナップは使い勝手の良さ、道具としてパフォーマンスを重要としていて、無意味なデザインは省いています。もちろん眼鏡もサングラスもUVカットのレンズを使用し紫外線から目を守ります。機能的であって始めて価値がつくんだと思うんです。」

 

とまあ、カッコイイことを言っていますが 普段は気のいい優しい男 そして歌がうまい。

今回初めて眼鏡についてここまで話しましたが、自分のやりたいことを全力で形にしている姿 刺激をもらっていますよ。

お互いがんばろう!応援しています!!