RÉMY:ÜSIC×HOUYHNHNM 音楽を軸とした、様々な文化で共鳴する 両者のコラボレーションの形を追う。
2014.07.15
「RÉMY:ÜSIC」特集の第二回は「レミーマルタン」のお酒(コニャック)について。誕生から現在に至るまでのヒストリー、そして上手な付き合い方など、今年290周年を迎える「レミーマルタン」のこれまでとこれからについて訊いてきました。
-レミーマルタンが出来たのはいつですか?
「1724年に南フランスにあるコニャック地方で創業しました。今年でちょうど290周年になります。元々葡萄栽培をしていたレミー・マルタンが、蒸留酒であるコニャックの事業を始めたのです」
-由緒正しき酒造メーカーなんですね。
「そうです。そのレミーマルタンの象徴がケンタウロスです。これは1870年にポール=エミール・レミー・マルタンが射手座だったことと、ケンタウロスが人と自然の融合を意味していることから、このデザインになりました。ちなみにケンタウロスは酒の神であるバッカスの従者でもあります。今年は290周年でたまたま午年でもありますので、ケンタウロスの年と銘打っています」
-そもそもコニャックってどういうものですか?
「葡萄からワインを作りそれを蒸留し、木の樽で何年も熟成させたものがコニャックです。ちなみにレミーマルタンでは、6つのテロワール(生産地区)があるコニャック地方のなかでも、上位2地区にあたるグランド・シャンパーニュとプティット・シャンパーニュで栽培された稀少な葡萄だけを用いています。その葡萄を伝統的な手法で蒸留し、良質のオーク樽で熟成させることで、凝縮された力強い香りのあるコニャックになるんです」
-どうやって飲むのが美味しいんですか?
「多くの人はストレート、ロックというイメージかも知れませんが、水割り、炭酸割り、カクテルなど、色々な飲み方があります。レミーマルタンは力強い味わいなので、他のもので割っても味がブレないんですよ。RÉMY:ÜSICでいつも提供しているのは、レミーマルタンVSOPを、クランベリージュースやジンジャエールで割ったもの。女性からも飲みやすいと好評頂いてますよ。色々なもので割ってもレミーマルタンの独特のフルーティな香りが口いっぱいに広がります。シンプルなソーダ割りでは、シャープな味わいが楽しめます」
-相性の良いおつまみってあるんですか?
「チョコレートやチーズ系など、甘いものとの相性が良いですね。それこそ古くからフランスでは食後酒としてチョコレートなどの甘いものと合わせて飲まれてきました。とはいえ、別にセオリーがあるわけではないので、自分の飲み方、楽しみ方を見つけてほしいですね」
-正直、コニャックを買って来て家で飲むっていう習慣が......、
「多くの方は、家ではビールかハイボールというかもしれません。でも良いお酒なので、是非一度飲んでみて欲しいですね。バーで一杯とか、酒とじっくり向かい合うみたいなシチュエーションだけでなく、みんなとわいわい気軽に飲んでもらえたら嬉しいです。社会人として少しずつ経験を積んできた若者の、お酒の選択肢にひとつになればいいなと思います。この前まではハイボールを飲んでいたのなら、ちょっと大人の階段を登った気分になるかもしれません」
-美味しくレミーマルタンが飲めるお店はありますか?
「"コニャックで作るカクテルは絶対にレミーマルタン"っていうバーが実はたくさんあるんですが、それはまた次回ということで。まずは代官山AIRへ遊びに来て、良い音楽と一緒にレミーマルタンを飲んでみてください。ケンタウロスのマークが目印です」
そして、今週末に迫ったフイナム10周年記念コラボイベント「ROUNDHOUSE」。第一弾同様、1階のNoMadスペースはフイナムがプロデュース。恒例のミッドナイト・フリーマーケットを開催します。たくさんのご来場をお待ちしております!
RÉMY:ÜSIC
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