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Investigate AIR FORCE BLUE LINE. BLUBRIEFING×BEAMSで手掛ける 「AIR FORCE BLUE LINE」に迫る!

2013.07.29

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耐久性を備え、かつ機能美を持つラゲッジレーベル〈ブリーフィング〉が、2013年に15周年を迎えたことを記念し、ビームスと手掛けた新ライン「AIR FORCE BLUE LINE(エアフォース ブルーライン)」。ブリーフィングのブランド創設時より取り扱い、数度に渡るコラボレーションも実施し、蜜月関係を築き上げている両者による強力タッグが生み出す、新ラインについて、首謀者であるブリーフィング デザイナー小雀氏とビームス プラス ディレクター中田氏に、込めた想いを伺いました。

Photo_RINTARO Ishige[image] , Hiroyo Kai[item]

Edit_Ryutaro Yanaka

本格的な別注をした最初のブランド。

-まず〈ブリーフィング〉でビームスの別注がスタートした経緯をお伺いしたいのですが。

中田慎介[ビームス プラス ディレクター]: 僕の前任の桜井さんが、2004年にス タートさせました。ビームス プラスが発足したのが1999年で、当初はオリジナル中心のレーベルだったんですが、〈オールデン〉など少しずつ別注のプロジェクトが持ち上がってきて、本格的な別注をした最初のブランドが〈ブリーフィング〉でした。

この3WAYバッグの元ネタになっているバッグがありまして。それをベースにした別注の1stサンプルが上がってきたタイミング辺りで、僕はショップスタッフから企画などに携わるようになって。

小雀新秀[ブリーフィング デザイナー]: 今は廃盤になってしまったモデルですね。

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中田: そのバッグを前任の桜井さんが愛用していたのが、きっかけだった気がします。小雀さんが作るバッグと言えば、緻密に計算されたオーガナイザーデザイン。これを考えさせたら世界一だと思っています。3WAYバッグって便利なんですけれど、向きが変わるので、中身が飛び出てしまうという難点もありまして、その問題を解決させてくれたのが、中に付属されるオーガナイザーをマジックテープで留めることでどちらの向きでも飛び出ることなく納められるという、このシステムだったんです。 しかも、着脱できるならストラップが付けられてサブバッグとしても使えたら便利だよねって。

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小雀: 元々このオーガナイザーに関しては、桜井さんが「展示会に行った際、バッグを置いてしまっても、首から提げられるようなサブバッグがあったら便利だよね」っていうところから始まっていまして。それで、3WAYなんだったら、縦にしたときも横にしたときも使えるように、向きを変えられる仕様にしたんです。

-そこから、この3WAYバッグはビームスの定番モデルになったと?

中田: 売れ筋というか、もう核のアイテムになっていまして、この前調べたら2,000個以上売れていました。

ff_air_force_bl_sub4.jpg

-最初のときはブラックボディに赤ステッチのモデルだったわけですか?

中田: それと、オリーブドラブの2色で展開しました。

-そのときは1型2色のみの展開だったんですか?

小雀: いえ、他にも何型かありましたね。

中田: そして、それからはビームス プラスの10周年記念で、グレーのコレクションでライニングをオレンジにして頂いたモデルを4~5型展開したり、かなりスペシャルな別注をさせて頂いています。

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