池田尚輝が提案するバーバリー・ブラックレーベルの着こなし術。
2011.10.01
ダーク系のコーディネートは、質感の異なる素材を組み合わせて。
「イメージは、英国のカントリーサイドのパーティスタイル。ミリタリージャケットにアーガイルのカーディガンをあわせ、Vゾーンは白シャツに蝶ネクタイでアクセントをつけています。全体的にはダーク系のカラーでシックにまとめつつ、異なる素材感のアイテムをミックスし、色以外の部分でコントラストを出すことを意識しました。着こなしのポイントは、デニムをロールアップして、ブーツを多めにのぞかせること。これで普通のレングスにプレーントゥだとつまらない。ロールアップしてやんちゃな感じを演出するとよいと思います」
色を効かせて、アレンジするのもアリ。
「秋冬はアウターの色が重くなりがち。バッグなどの小物で色を効かせるのもいいですね。グレーやブラックなどモノトーンのコーディネートに、赤いブロックチェックのトートバッグが好相性です」
今年のダウンジャケットは、鮮やかなオレンジで主張する。
「鮮やかなオレンジのダウンジャケットを軸にしたコーディネートです。オレンジは一見派手な色合いですが、ミリタリー的にはエマージェンシーを表すという意味のある色でもあります。シルエットはダウンジャケットとしては細身なので、ボリュームが出すぎることなくすっきりスマートに着こなせます。インナーはボーダーのクルーネックで爽やかに見せつつ、なかにヘンリーネックのカットソーをレイヤードすることで立体感をプラス。コーデュロイパンツの素材感も立体的なコーディネートの構築にひと役買っています」
鮮やかなオレンジと好相性なデニムブルー。