全てをカットソーで作るでお馴染み、カーリーの夏物が入荷しています。
あらゆるアイテムをカットソー素材で作り上げるという、一風変わった、でも確かなクオリティを持ったブランド〈カーリー(CURLY)〉。フイナムでも何度か紹介してきましたが、今回は随分と暖かくなりましたねということで夏物をピックアップしてみました。
まずこちら。シワになりにくく柔らかでとろみのある肌触りが特徴の、フランス北部で作られたフレンチリネンにスペック染めを施し、コットンを撚り合わせた天竺素材です。
柔らかなドレープ感と風通しの良い素材感が、実に雰囲気ありますね。一枚で着ても"勝負"できる、存在感のある面構え。サマーニットのように着てもいいかもしれません。
続いては、夏のボトムといえば、そうショーツです。裾にかけてゆるやかなテーパードのかかったすっきりシルエット。
各所のパイピングや当て布、ヘリンボーンテープは、強度アップという機能面と、パッカリングによる立体感の演出というデザイン面の双方にて活躍しています。やや短めな丈も、もう定番ですね。
そして、意外と着こなすのが難しい半袖シャツ。ヴィンテージデニムに使われていたと言われる、継ぎ目の少ない甘撚りで丈夫なジンバブエコットンを使用。スウェットのように見える見た目よりも、はるかに軽やかでソフトな仕上がりなんです。
ちなみに、そのジンバブエコットンを束(ロープ状)にしてインディゴ染料で染色。糸の表面だけ染まって芯の部分は染まらず白いままで残すことで、深みのある色に仕上げているそう。ひと手間もふた手間もかかっているわけです。
最後はこちら。ゆったりとした腰回りに、ヌケ感のある8分丈が、モダンな印象。このパンツも当然、ただの素材じゃありません。太番手の糸にスペックを染めを施し、通常一本の糸を通す針に二本通しで限界まで編み目を詰め作成された天竺素材。
シルエットはこの通り絶妙にスマートなのです。絶妙な丈感により、シューズとソックスのセレクトにも気合いを入れたくなるというもの。
という感じで、4点ほど紹介してきましたが、どのアイテムにも、徹底した作り込みに現代的なフィットという〈カーリー〉の魅力が十二分に揃っています。一度試着でもしてみてください。素材の良さを一瞬で実感できると思います。
The Weft
住所:東京都港区南青山6-12-10 UNITY 103
電話:03-6450-5905
営業:12:00〜20:00 木曜定休
curly-cs.com