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Shopping Addict 2025 Aug. 〜編集部員のお気に入り〜 後編
Shopping Addict.

Shopping Addict 2025 Aug.
〜編集部員のお気に入り〜 後編

こうも毎日暑いと、自分への労りが必要です。ここはひとつ、ご褒美にショッピングはいかがでしょう。編集部員のお気に入りを参考にしてみて。

石井陽介
山本博史
脇山修平
加藤誓也
須藤結理
阪口和暉
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石井陽介

マグロ釣りと鬼滅。

はじめてルアーでマグロを狙いに行った。ナブラが沸いたのを発見した途端、瞬時にキャストしていく船員たちの姿が、鬼舞辻無惨と対面したときの型を繰り出していく柱たち(柱稽古編8話参照)とダブって見えた。船の航跡波(ひき波)が水の呼吸のエフェクトに見えた。きっと猗窩座再来を観た直後だからだ。

KAPTAIN SUNSHINE × Barbour 

キャプテン サンシャイン × バブアーのフィールドコート

理想的なコラボ。

6年前に手に入れた〈キャプテン サンシャイン〉×〈バブアー〉のオイルドコートがすこぶる調子よくて、頃合いになると引っ張り出していまだにスタメンで活躍。大容量のマチ付きポケットやサイドに設けた大胆なスリット、ダブルジップの比翼フロントなど、クラシカルな機能ディテールと〈バブアー〉本来のフィールドウェアとしての性質が極上にマッチしていて、これほど好相性なコラボってなかなかないのでは、と舌を巻くほど。インラインにありそうで無い、自然なこなしがとにかくツボです。そんな名作コラボがアップデートして復活。あの頃と変化したのは、ウールメルトンのフードが付加された点と、ポップなバイカラーのあしらい。それと素材がドライワックスコットンになったから、着用感もさらりとしていて快適になりました。どの色も素敵でしたが、個人的には写真の色が好み。オフホワイトの〈バブアー〉って、物珍しくていいかなあと。
¥90,200

キャプテン サンシャイン アオヤマ
03-6712-6830
Instagram:@kaptainsunshine
kaptainsunshine.com

UNLIKELY

アンライクリーのミニチュアシリーズ

小さいが正義。

「大は小を兼ねる」なんて言葉がありますが、個人的にバッグに限っていえばその言葉は必ずしも当てはまらないと思っていて。というのも、仕事や旅行以外のほとんどは荷物を持ち歩かないから。極端な話、普段使いのバッグは小さければ小さいほどいいとさえ思っています。〈アンライクリー〉からリリースされた“Miniature”シリーズのバッグは、ヴィンテージピースをリファレンスに、そのままサイズをギュギュッと小さくしたもの。必要最低限の携行品がギリギリ収まる思い切ったサイズ感ですが、実際これくらいあれば十分なので全然OK。そんなことよりも、バッグ本体とパーツのバランス感が子供服みたいで見た目がかわいい! もちろんサブバッグとしても重宝するし、バッグにはそれぞれキーリングが付いているので、他のバッグにチャームのように付けて外付けカスタムもできちゃう。「大は小を兼ねない」どころか「杓子は耳掻きにならず」、そんなバッグです。
デニムバッグ¥9,900、ニュースペーパーバッグ¥9,900、ダッフルバッグ¥16,500

アンライクリー
Instagram:@unlikely_drygoods

NEEDLES 

ニードルズのトラックパンツ

必要不可欠なパンツ。

新しいシーズンの買い初めは、必ずと言っていいほどこれ。この「ショッピングアディクト」でも何度となく紹介してきた〈ニードルズ〉のトラックパンツです。流行り廃り関係なく何年も前からほぼ毎日穿いていて、すでに何十本も持っているのに、新色・新柄が出れば買い足してしまう。間違いなく、自分のスタイリングの幹になっている定番パンツ。今シーズンは手始めにご覧のジャガード2柄をピックしました。茶系のチェックとトランプの小紋柄、どちらも落ち着いた配色で合わせやすそうなのと、レトロなムードが完全に自分好み。ニットやツイードなど、起毛した冬の素材と相性がよさそうですね。早く秋冬の服と合わせて穿きたい!
各¥23,100

ネペンテス
03-3400-7227
nepenthes.co.jp

Wes Anderson

ウェス・アンダーソンの本

贅沢な時間。

先のパリ出張では隙間時間を縫って2つの展示に足を運びました。ひとつは改修閉館直前のポンピドゥ・センターで行われた、写真家ヴォルフガング・ティルマンスの「Rien ne nous y préparait – Tout nous y préparait」。35年の創作の歴史を振り返る大規模な展示で、ポートレートから静物、抽象画など様々な写真の展示が。個人的には、当時よく雑誌で見ていた90年代のミュージシャンたちの自然体のポートレートにぐっときた。そしてもうひとつは、シネマテークで行われていた、映画監督・ウェス・アンダーソンの世界初の回顧展。こちらも彼のキャリアを包括するといった内容で、全11作品の衣装や小道具の展示から、キュートなタッチで描かれた絵コンテに、びっしりと書き込まれたアイデアノートまでと充実した内容。物販も豊富で、自分は記念に図録と缶バッヂをゲットして帰りました。どちらも時間がなく駆け足でまわったのが惜しいですが、それでもこの辺りの展示は日本でなかなか実現しないので貴重な機会となりました。
本38€、缶バッジ 各2€

シネマテーク・フランセーズ
www.cinematheque.fr

山本博史

もうすぐ信越五岳。

さて、「信越五岳トレイルランニングレース」の季節です。今年は昨年同様に110kmにエントリー。ワクワクしてるけど、ドキドキもしてて。なんせよ楽しいレースにしたい。とりあえず、履くのは〈ホカ〉の「マファテ5」かな。

Millet

ミレーのバックパック

街にも馴染むハイパフォーマンスパック。

“近頃、〈ミレー〉が凄いです。他のブランドを凌駕する圧倒的な透湿性と耐水圧を誇る「ティフォン ファントム」シリーズや、本格的なアルパインクライミングにも対応する「トリロジー ジョラス」シリーズなど、最先端のテクノロジーをふんだんに使ったコレクションは、それだけで見る者を魅了させる迫力があります。そんな〈ミレー〉のなかでもファスト&ライトスタイルを追求している「トリロジー」シリーズよりリリースされているのが、こちらの「トリロジー スカイ 25+」です。メインの生地にはブラックダイニーマ®とストレッチダイニーマ®のハイブリッド構造を合わせ、優れた耐久性・耐水性・圧縮性を実現。BOAシステムとチェストストラップにより、行動時の繊細なフィッティングシステムを可能にしてくれます。しかも、PCや着替えだって入れてられる25Lという容量も、特筆すべきポイント。街にもなじむクリーンなルックスもぼく好み。山から街までシームレスに使えるハイパフォーマンスバックパック。これは物欲をそそられます。
¥49,500

Millet
https://www.millet.jp/

ALTRA

アルトラのランニングシューズ

走るが、楽しくなるシューズ。

日頃のランニングでは、なんだかんだ薄底を履くことが多い。格段ゼロドロップ志向が強いわけではないんだけど、脚を効率的に鍛えられるし、なによりもダイレクトな接地感が走っていてとにかく楽しい。なかでもお気に入りだったのが、〈アルトラ〉にかつて存在した薄底軽量モデル「バニッシュ R」。さすがに履き込みすぎてアウトソールが擦り減ってきたので、後継機種をと思いチョイスしたのがこちらの「エスカランテ レーサー 2」です。22mmのスタックハイトに、ミッドソールには反発性に優れたオリジナルフォーム「EGO」を採用。着地の衝撃を認識することで、足裏全体で着地する自然なフォームへと導いてくれます。さらに脚との一体感を高めるために、横方向の柔軟性を強化することで、安定感に優れた走りを可能にしてくれます。まさに走ることを、楽しいことへと導いてくれる魅惑のモデル。「バニッシュ R」並に履き潰していきたいです。
¥21,450

ALTRA
https://altrafootwear.jp/

MALIBU SANDALS

マリブサンダルズのサンダル

暑いうちはコレで。

“夏はビーサンばかり履いてます。楽なんで。フィット感に優れたストラップサンダルも悪くはないんだけど、ビーサンならではの開放感やスピーディな脱ぎ履きに慣れてしまうと、ストラップの調整さえも煩わしく思ってしまいます。そんなビーサンラバーなぼくが今シーズン愛用しているのが、アメリカ西海岸初の〈マリブサンダルズ〉の「サーフライダー」というモデル。しなやかな再生ポリエステルのストラップに、フットベットにはソフトなEVAフォームを合わせ、履いた瞬間の足なじみは上々。それでいて人間工学に基づいたアーチサポート形状も備えているため、グリップ力も上々で、長時間でも快適な履き心地をキープしてくれます。サクッと履けて、心地よくって、開放的。夏の終わりを徐々に感じてはいますが、暑いうちはお世話になりそうです。
¥8,250

MALIBU SANDALS
https://malibusandals.jp/

On

オンのトレイルランニングシューズ

とにかくグリップがいい。

“UTMBのライブ配信を横目に見ながら、この原稿を書いてます。ちょうどOCCのゴール直前。見始めたときに(上田)瑠偉君は4位だったんだけど、徐々に順位が落ちてきて、最終的にはまさかのDNF。中盤まで好位置をキープしていただけに、後半の失速からのDNFは悔やまれます。そんな悔しい思いを引きずりながらご紹介するのが、〈オン〉のトレイルランニングシューズ「クラウドウルトラ 3」です。これ、いいんですよ。なによりもまず、グリップがいい。ラグパターンを再設計した新たな「Missiongrip™」により、あらゆるサーフェスを的確にキャッチしてくれます。それでいて、ミッドソールには優れたクッション性と反発性を兼ね備えたオリジナルのフォームを合わせ、アッパーには通気性と速乾性のみならず耐久性にも優れた素材を配置。長時間のトレイルを軽快に楽しむことができます。トレイルにおける〈オン〉の印象を覆す良品。ぜひ、この機会に試してみてください。
¥25,300

On
on.com

脇山修平

暑い。

こうも暑いと、半袖にショーツ、以上!みたいな感じで、服を考えられなくなります。史上もっとも暑い夏とも言われていますし、そもそも服が着られる環境あってこそ。冷房の使用を減らすとか、無理のない範囲でも何か行動しないと、いつか裸の世界になっちゃいます。関係ないですが、ホームランバーの銀紙パッケージが終わるくらい、世界は変わっているのです。

Caledoor

カレドアーのバッグ

拡張パック。

バッグ選びは難しい。何を持ってもしっくりこないときもあります。いくつかの方向性がありますが、〈カレドアー〉初のデイパックは日常的なシティユースを想定したものに。でも、それだけで終わらないのが面白い。既存のサコッシュといったバッグを背面などに装着して、拡張できるといういつくりなのです。ただ、そういったギミックが多くなると、ゴツさを押し出したギア感のあるデザインにまとまりがち。そこをタスランナイロンに塩縮加工を施したマットな生地をチョイスしてズラし、なんともいえない素朴さを生み出しています。20リットルぐらいのサイズ感もまたちょうどいいのです。普段はシンプルに使いつつ、日帰りハイクのときは自分好みにアレンジ、なんていう使い方がよいですね。
デイパック ¥49,500、背面に装着したバッグ ¥37,400、ショルダーストラップに装着したサコッシュ ¥14,300

カレドアー
caledoor.jp

JAXA

ジャクサのキャップ

夏の思い出。

8月ももう終わりますが、最高気温が35℃以上の日を猛暑日、30℃以上の日を真夏日、25℃以上の日を夏日と呼ぶらしいです。近年の異常な暑さで忘れがちですが、30℃以上はめちゃくちゃ夏ってことですね。子どものころ、この時期にやってみたかったことがあります。それが里帰りというやつです。でも、都会でも田舎でもない狭間・東京の西側で生まれ、親戚もだいたいそっち側にいたので、まったくそれらしい機会がありませんでした。ザ・夏休み的な里帰り、一度はしてみたかったです。夏といえば自由研究もありますね。何をしたのかは忘れましたが、宿題は最終週にまとめてやるタイプだったので、やっていなかった可能性も…。そんなことを思い出したのは、毎日のように〈ジャクサ〉のキャップをかぶっていたからかもしれません。
¥3,300

宇宙の店
spacegoods.net

Maison Margiela

メゾン マルジェラの香水

癒し系。

夏が終わったら使ってみたい。そう思ったのが〈メゾン マルジェラ〉から8月に出た、「レプリカ オードパルファン」の新作です。「アイディアル ワン」と「セレスティアル ウィスパー」の2種が発売されましたが、個人的によかったのは後者。アルデヒドのキンっとしたシャープな印象の内側に、インセンスのアロマティックなスモーキーさを内包している癒し系です。なんとなくですが、静寂な寺院の中で香が焚かれているようなイメージ。そんなシーンを想像させる香りに感じましたが、“聖なる煙の香り”が着想源ということであながち間違っていないのかなと。物静かで落ち着きのある香りなので、これからのシーズンにぴったりだと個人的には思うのです。
100ml ¥32,890

メゾン マルジェラ フレグランス
03-6911-8413

Victor

ビクターのイヤホン

ピアスではない選択肢。

近年、耳にひっかけるタイプのオープンイヤー型のイヤホンをよく見かけるようになりました。各社いろいろな打ち出し方で提案していますが、〈ビクター〉は耳アクセという方向性です。アクセサリーということで色が重要ということなのか、「HA-NP1T」に3色のプレミアムカラーが仲間入りしました。このイヤホン、この手のタイプでも違和感がないくらい普通に音がいいんです。低音は控えめなのですが、バランスがいいんでしょうね。着けっぱなしでながら聴きに最適な、聴き疲れしにくい音がします。あと、充電ケースに入れなくても電源を切れるのが地味に便利です。偏光パール塗装でキラキラしているので、女性へのプレゼントにも喜ばれるはず!
¥22,000

ビクター
www.victor.jp

加藤誓也

TOMMY HILFIGER

トミー ヒルフィガーのジャケット

これからの時期こそ、色物を。

季節の変わり目で天気も安定しない。そんなときにおすすめなのが、〈トミー ヒルフィガー〉から登場する「WET WEATHER BARN JACKET」です。撥水加工が施されているので急な雨にも対応してくれて、幅広いスタイルにフィットしてくれる汎用性の高いも大きな魅力。そして、なんと言ってもこの色味。控えめすぎず主張しすぎない深みのあるグリーンは他を探してみてもなかなか出会えず、艶やかで美しい発色も◎ですね。〈トミー ヒルフィガー〉と聞くとベーシックなオックスフォードシャツなどを想像しがちですが、実はカラーバリエーションも豊富に展開されていて、色物もかなりいい感じ。なんだかんだでモノトーンのコーディネートが多くなってしまうこれからの秋冬シーズンこそ、着ているだけで気分が上がるアイテムをワードローブに追加しておきましょう。
¥47,300

トミー ヒルフィガー カスタマーサービス
0120-266-484

tone

トーンのジップアップパーカ

飽きないイエロー。

デザイナーの前出卓久さんが手がける〈トーン〉からピックアップしたのは、継続的にリリースされている「ZIP UP PARKA」のニューカラーモデル。ヴィンテージライクな風合いと優しく温かみのあるイエローは相性がよく、合わせるパンツを選ばない使い勝手のよさは大きな特徴のひとつです。それでいて着心地はドライで軽やかときたら、ゲットしたその日から一軍入り間違いなし。これに限らず他にも共通して言えることですが、同ブランドのものづくりはシンプルながらも細部にまでこだわりが感じられるのが印象的で、強く惹かれるものがあります。実際のところ、こういった洋服が一番重宝するし、着るひとの魅力をそっと引き出してくれる〈トーン〉のものづくりからは、今後も目が離せません。
¥35,200

tone
Instagram:@tone_tokyo

SALMAN

サルマンのスエットシャツ&キャップ

自由な感性。

スケートボードにヒップホップ、ギャングスタのスピリット。これらの要素をエレガントに昇華するのが、今年誕生したばかりのユニセックスブランド〈サルマン〉です。2026年春夏シーズンの本格的なデビューに向け、現在はプレコレクションがリリースされているのですが、初めてラインナップを見たときは表現の幅、そして奥行きに驚かされました。グラマラスなムードが漂うコートや某メゾンブランドのディティールをオマージュしたセットアップから、ストリートマインドをくすぐるウィットに富んだグラフィックのスエットやTシャツ、インゴットをモチーフとした存在感抜群のアクセサリーまで、自由自在。他にも、表情豊かなアイテムが多彩に製作されているので、気になる方はブランドのInstagramもあわせてチェックしてみましょう。
スエットシャツ ¥19,800、キャップ ¥13,200

PLAYMONKEY
info@playmonkey.inc
Instagram:@salman_ecboutique

Champion

チャンピオンのリカバリーウェア

いいパフォーマンスはいいリカバリーから。

セルフケアへの関心が高まるいま、何かしらのスポーツを日常に取り入れている方も少なくないはず。とくにランニングやジムでのトレーニングはひとりでもできるし、空いた時間を有効に活用することで心も豊かになるからいいことばかりです。ただし、運動したあとはしっかりと身体を休めてあげることも非常に重要。そこでご紹介したいのが、睡眠やくつろぎ、移動などのオフタイムを“心身の回復時間”へ帰ることをコンセプトに掲げた〈チャンピオン〉初のリカバリーウェア。アメリカの空気感を纏ったタフなプロダクトに定評がありますが、長い歴史のなかで培った確かな技術やテクノロジーを駆使したアスレチックウェアの開発にも、かなりの時間と労力を注いでいます。実際に着てみないとわからない部分もあるかと思いますが、4枚のパネルで構成するt“3D:4CUT”設計や縫い目が肌にあたる不快感を解消するフラットステッチなど、快適さを追求したディティールが各所に採用されていて、その機能性ときたら一般医療機器の基準を満たしていると言うんだから驚きです。写真の他にもロングスリーブTシャツやロングパンツがラインナップされているので、好みに応じて自由にチョイスしてみるべし。
Tシャツ ¥10,890、ショーツ ¥10,890

ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター
0120-456-042

須藤結理

タイタイ。

1週間ほどタイ出張に行きました。5泊7日したんですが、一日の最後には必ずマッサージ屋へ。いろいろ行ったなかでおすすめだったのが「タイタイマッサージ」です。バンコク市内に10店舗ほど構えるチェーン店で、全身一時間約2000円の超特価。いかがわしさもなく、ひたすらホスピタリティに溢れたお店なんです。あー、タイタイまた行きたい!

CAMISAS MANOLO

カミサス マノロのニットカーディガン

シャツブランドのニッティング。

ショールカラーの服ってなかなか難しい。ギラっとした湘南系のおじさんか現役引退した富豪のおじさんが着ているイメージで、何を合わせても古めかしく見えてしまう気がするんです(※あくまで個人の偏見です)。ただ、こんな静謐なたたずまいならフイナム読者にもハマりそう。ブランドは〈カミサス マノロ〉。2019年にスペインはマドリードで創業したシャツ専業ブランドです。そう、“シャツ専業”。これまでシャツだけをつくりつづけてきた彼らが、新たな試みとしてつくったのがこれなんです。やや粗い編み地ながらコンパクトに設計されていて、気軽に着られるカーディガンに仕上がっています。ボタンの掛け方や襟の寝かせ方/立て方次第で印象が十二分に変わりそう。そしてよく見ると下部のポケットは90度真横に倒されていてユーモラスなデザイン。おかげで茶目っ気バツグンです。それにしても初めてのニットづくりでこの形を選ぶなんて、変! いい意味で! 引き続き動向を追いましょう。
¥71,500

シップス インフォメーションセンター
0120-444-099

Dr. Martens

ドクターマーチンのミュール

いい意味で、らしくない。

至るところでイエローステッチが走っている展示会場で、ひときわ孤高にたたずんでいたのがこの一足。〈ドクターマーチン〉がこの秋冬に展開するミュールシューズです。全くの新作かというとそうではなく、90年代のアーカイブを引用した薄型アウトソールを採用していて、オーリンズレザーの丸みを帯びたアッパーが包み込んでいます。レザーとは言え、柔らかく軽やかなテクスチャーなので気軽に履きやすく、それでいて重厚な雰囲気です。時間が経てばレザーが育ち、これまた味わい深くなりそうな予感もします。ここのところブーツやローファーに負けじと、サンダル商品も台頭している〈ドクターマーチン〉。そのなかでも、本作はささやかに個性を放ちながらも、マーチン初心者にもトライしやすい一足なのではないでしょうか。
¥27,500

ドクターマーチン・エアウエア ジャパン
drmartens.com

BEAMS PLUS

ビームス プラスのシャツ

あの二人に着せたい。

私がさまぁ〜ずのスタイリストだったら、10月のモヤさま収録ではこれを用意します。というくらい洒落っ気があって、いい具合に気の抜けた柄シャツだと思いませんか? 1940年代のワークブランドのシャツデザインをもとにしていて、コンパクトな襟設計や空環仕上げ、左右のチェストポケットなどヴィンテージのディテールも随所に見られます。フランス発祥のジュイプリントと呼ばれる、物語や神話、風景などのモチーフを単色でプリントする方法をとっています。ちなみに写真左は抜染、写真右は染後に顔料抜染するというつくり方。色出しも絶妙です。どこまでもこだわるのは〈ビームス プラス〉の性格ゆえ、さすがですね。冒頭の話に戻って、この回の収録では等々力とか奥沢をぶらついてほしいなあ!
¥33,000

ビームス プラス 原宿
03-3746-5851

KAMIYA

カミヤのアクセサリー

道具は職業を語る。

専門的な仕事に従事しているひとの服や道具が好きです。その仕事だからこその動作があって、それをノンストレスで進めるために服も道具も改良される。ファッションとは違う出力のされ方にふしぎと心くすぐられるんです。さて今回紹介するのは〈カミヤ〉の小物類。今季のコレクションテーマが「Messengers」で、キーチャームがついたネックレスやブレスレットは、ニューヨークのメッセンジャーたちが付けている自転車チェーンの鍵が着想源だそうです。たしかに使うほどにいい年季が入りそうな、汚しがいのある一品です。レザーグローブは牛革素材を採用していてフィンガーレス。掌面にクッションを搭載しているからドライビンググローブとして使えます。いまから職業を変えるのは難しそうなので、〈カミヤ〉の小物でせめて形だけでも気分を味わうことにしましょう。おまけですがガラスビーズのアクセサリーは、ぼやっとした格好をピリッとさせるのにおすすめ!
写真左から¥13,200、¥13,200、¥7,150、¥8,250、¥27,500

THE PHARCYDE
東京都目黒区青葉台1-25-9
070-6660-0692

阪口和暉

夏休み。

夏季休暇をいただき、人生初の韓国へ行ってきました。とにかく飲んで食べまくった6日間。なかでも、朝まで遊んだあとに食べたガムジャタンが絶品でした。うまみとコラーゲンとカプサイシンの海に、角煮のようにホロホロな豚肉や、キノコに春雨、クタクタの野菜たち。滋味深い味わいで、疲れ切った身体に染み渡りました。酔い覚ましに効果があるらしく、ローカルの間では〆の定番なのだそう。

añil

アニルのネックレス

スタイリングにスパイスを。

“これまでに何度かアクセサリーを失くし、また同じことを繰り返すのが怖くて買うのをやめていました。でも、Tシャツ一枚のときはどこか締まらなかったり、開襟シャツのときは胸元が寂しく感じたり。やっぱりネックレスは必要だなと、この夏で再確認しました。そんなときに出合ったのが、〈アニル〉の一本。約30年もの間世界中を旅しながら、ハンドアクセサリーをつくり続けたスペイン出身のデザイナーによるブランドで、こちらは「ピミエンタ(Pimienta)」というモデル。スペイン語で胡椒という意味で、毎日にちょっぴりスパイスをくれるネックレスであって欲しいという想いが込められているそう。その言葉通り、シルバーの間に茶色のガラスビーズを配すことで、一癖ある仕上がりに。先端にはアジャスターチェーンが付けられているので、気分や重ね付けするネックレスとのバランスを見ながら、長さを調整することができます。胡椒が料理の味を引き締めてくれるように、スタイリングに何か物足りなさを感じるときに、全体をまとめるスパイスになってくれそうです。
¥10,600

アニル
Instagram:@anil_accesorios

OAO × Advanced research

オーエーオー × アドバンスドリサーチのシューズ

デザインソースは松尾芭蕉。

この頃のインプット源はもっぱらインスタグラム。独自の視点で編集されたキュレーションアカウントが盛り上がりを見せており、その動向をチェックしています。なかでも推しは「ADVANCED RESEARCH」。その投稿は、アウトドア、スポーツ、テックなどの要素を取り入れたアイテムの紹介から、ミームのようなネタ投稿までさまざま。そんなアカウントが、日本のフットウェアブランド〈オーエーオー〉とのコラボシューズをリリースすると聞き、食指が動きました。ベースとなったのは、人気モデル「SHELL」。ワークシューズを基にした、耐久性、撥水性、反発力に優れる一足です。特筆すべきは、松尾芭蕉をデザインソースとしたこと。彼が使っていた笠の柄がアッパーに落とし込まれています。そして、レザーフラップにはアイコニックな目のロゴを配置。色はブルーを基調にし、「ADVANCED RESEARCH」らしい一足に仕上がっています。
¥49,500

オーエーオー
Instagram:@oao_footwear

crepuscule

クレプスキュールのニットポロ

夏気分に身を任せ。

まだまだ暑いけど、店頭には徐々にAWのアイテムが並び始め、頭の中はすっかり秋服モード。そこで手元の秋服を思い返してみると、ブラック、ネイビー、グレー、ブラウンと、暗めなトーンのアイテムばかり。ここは、夏気分に身を任せて明るい色味のアイテムを手に取ってみることに。選んだのは、素材にこだわりシンプルで飽きのこないものづくりをしている、ニット専業ブランド〈クレプスキュール〉のニットポロ。発色のいいライムと、落ち着いたイエローの2色に目を引かれました。カラーが印象的だからこれ一枚でも主役になるし、アウターの下から明るい色がチラつくのも間違いなくかわいい。そして、メタリックな土台の上にマーブル調のパーツが重ねられた、レディース古着のようなボタンも◎。シンプルなニットポロのアクセントになってくれています。
¥24,200

OVERRIVER
https://overriver.com/

Teva

テバのサンダル

サンダルハイク。

「トレラン」「UL」「ゴープコア」「下山メシ」など、山を取り巻くトレンドが数多く生まれていますが、いま注目すべきは「サンダルハイク」。最初は、サンダルでハイキング? ちょっと心許ないな…と思っていましたが杞憂でした。不安だったぼくの足元を支えてくれたのは、〈テバ〉の「グランドビュー マックス サンダル」。アウトソールには、もはや説明不要のいちばん頼れるやつこと、ビブラムのメガグリップを採用しています。そして、Wストラッピングシステムが足をしっかりホールド。シューレースに比べ着脱もスムーズです。最大の懸念点であった、土や小石の侵入への対策もバッチリ。サイドに配されたマッドガードがブロックしてくれます。どうしてもつま先からは多少入ってきますが、その分抜けていってくれるのでほぼプラマイ0。アッパーの速乾性が高く、履いたまま沢にジャブジャブ入れるのもうれしいポイントです。
¥19,800

デッカーズジャパン
https://jp.teva.com/

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