Enjoy 01_LIVE 1日平均30,000歩。フジロック会場を隅から隅まで歩いた4日間。

PROFILE
PRエージェンシーでの勤務を経て2023年に独立。現在はファッションをはじめ様々な企業のPRやブランティングに携わる。また、“TEE”名義でDJとしても活動していて、東京のナイトライフでは知られた存在。口髭がトレードマーク。
Instagram:@t_chainz_
ーDJ活動もされている山口さんですが、フジロックへの参加は意外とはじめてと聞きました。
山口: フジロックのような大型フェスは余白が無いといいますか、すごい人がいて大変そうなイメージがありました。ただ今回、はじめて参加してその印象も変わりました。
ーどんな風に変わりましたか?
山口: 老若男女問わず、音楽を楽しみに来ている人たちが多い。それぞれが何かしらの目的を持って集まってきていて、すごく楽しそうで熱量を感じましたし、それが自分的にも心地良かったです。
それと会場のそこかしこで、おそらく久々に会ったんだろうなと思われる人たちが挨拶を交わしていて。コミュニティというか、フジロックの輪みたいなものが感じられて微笑ましかったです。


ー今回は前夜祭から最終日までの参加と聞きました。最も印象に残っているアーティストは?
山口: 完全に山下達郎さんですね。ライブ直前まで大雨が降っていたのに、はじまる頃にはピタッと止んで涼しくなって、音楽が聴きやすい環境になったじゃないですか。そうした自然現象も含めて、すべてが最高でした。全部終わった後の余韻もすごくて、一旦ほかのライブは観なくてもいいかなと思えるほど(笑)。
なかでも『プラスティック・ラブ』で竹内まりあさんが登場した瞬間はめちゃくちゃテンション上がりましたし、感動しましたね。控えめに言っても伝説のステージでした。あの日観ることができて本当によかったです。
ー山下達郎さんのステージは記録的な動員数で凄まじい盛り上がりでしたね。その他のライブはどうでしたか?
山口: フィールド・オブ・ヘブンで観たエゴラッピンも良かったですし、フレッド・アゲインやフォー・テットも印象的でした。ひとつのステージを最初から最後までがっつり見るというよりは、途中で切り上げて次に行く、といった感じで、つまみ観しながらまわりました。
ーそれもフェスの醍醐味ですよね。自分のタイミングで観たり休んだり。
山口: ワンマンやライブハウスにはない楽しみ方ですよね。強要されていないといいますか、お客さんにも自由度があるのがいいですね。
ー好きなステージはありました?
山口: グリーンステージが好みでした。広々としたスペースにキャンプ椅子を出して、飲みながらゆったり音楽を聴くというのが、ただただ贅沢だなと。そのほかだとフィールド・オブ・ヘブンもカルチャー色が強いというか、民族っぽい雰囲気があって面白かった。ステージごとに個性が異なるので、フジロックというひとつの場所で、いろんなテイストの雰囲気が楽しめるのがいいですね。

ーフジロックの環境についてはいかがでしょう?
山口: 思った以上に登山感がありましたね。そんな中でも1日平均三万歩は歩いていました(笑)。夜になると疲労も溜まってしんどくなってきますが、それでも楽しいから頑張って遊んじゃうんですけど(笑)。
ーそれだけにシューズ選びは大事だったりしますよね。フェスで履くシューズに求めるものは?
山口: 個人的には完全防水のスニーカーか、水に濡れても気にならならいサンダルのどちらか2択だと思っていて。それと後半はしんどくなってきたので、軽さも重要ですね。
ー今回は〈キーン〉のサンダル「ハイパーポート エイチツー」を履いてもらいました。いかがでしたか?
山口: サンダルにもかかわらず、めちゃくちゃ歩きやすかったです。足場の悪いところでもまったく気にならないくらい。それと汚れてもすぐに水で流せて、しかも乾くのが早かったのもありがたかったです。
ー「ハイパーポート エイチツー」のソールはクッション性に富んでいて履き心地抜群ですよね。そのうえホールド感もありますし。
山口: サンダルとスニーカーの中間というか、踵もあるからホールド感があるし、つま先がガードされているから安心感もある。まさに外遊びにうってつけの1足といえますね。

KEEN × FUJI ROCK FESTIVAL ’25 HYPERPORT H2 ¥16,500
〈キーン〉の看板モデルのひとつである「ニューポート」のアップデート版。最大のポイントは軽量で反発性の高いEVAのミッドソールで、クッション性が格段に向上した。こちらは毎年恒例のフジロックコラボカラーで、苗場の自然の景色が着想源になっている。
ー選んだカラーはフジロックコラボモデルで、苗場の木々や自然からインスパイアされたそうです。
山口: ぼくは普段から全身ブラックとかシンプルな格好が多いので、足元にアクセントをつけるのにちょうどいいですね。ツリーカモの色味自体は落ち着いているので、“ハズす”というよりかは、“なじむ”という感覚があります。意外と何にでも合うような気がしますね。
ーフェス以外ではどんなシチュエーションで履きますか?
山口: 普通に街履きとしても全然使えそうなデザインですよね。靴下を合わせれば、真冬以外の季節はいけそうですし。それとクルマの運転にも良さそうですね。ラクに履けるので、フェスの行き来に重宝するんじゃないですかね?