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村松諒
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鈴木悠介
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常重直也
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竹田崇真
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安田天音

中のり
20年近くロケ弁を食べているから弁当選びにはちとうるさい。とっておきは川崎・稲田堤にある店のさけ弁当(¥600)。白飯の上に焼き鮭、唐揚げ、ちくわ天が並ぶ、なんてことない陣容だけど旨い。店のたたずまいも大好き。





eYe JUNYA WATANABE MAN
eYe ジュンヤ ワタナベ マン × ショットのジャケット

これを選ぶワケ。
〈eYe ジュンヤ ワタナベ
マン〉の魅力といえば、多彩なダブルネームの品々です。今シーズン、組んだブランドを挙げると〈ザ・ノース・フェイス〉〈ニードルズ〉〈オークリーファクトリーチーム〉などの他、〈リーバイス®︎〉&古着店「ベルベルジン」によるトリプルネームも。この豊富なラインナップのなかから選んだのが、〈ショット〉とタッグを組んだレザージャケットです。重厚感のある表革を使った一着は、身頃から袖、ボタンに至るまで、すべて黒で統一。黒好きとしては選ばないわけにはいきませんでした(笑)。ソリッドな姿に転換したことで、ラギッドな雰囲気が抑えられたところも特筆したいポイント。個人的な考えとして、この手のレザージャケットは着るひとを選ぶように感じますが、これはアメカジ方向にもモード方向にも幅広く使えると思います。秋冬の主役をお探しの方は店頭でチェックしてみて。
¥363,000
コム デ ギャルソン
03-3486-7611

GREGORY
グレゴリー × ディスイズネバーザットのデイパック

ヘビーデューティーの象徴。
〈グレゴリー〉の誕生と共に歴史を重ねるバッグといえば「デイパック」です。改めて調べると初登場からすでに半世紀近く経っているわけですが、その成熟し切った姿は古さを全く感じさせないから不思議。いざというときにも頼りたくなる、ヘビーデューティーの象徴のような存在です。そんなバッグを今回、〈ディスイズネバーザット〉がアレンジしました。真っ先に触れたいのは、ヴィンテージライクなオリーブブラウン&ブラックのカラーリングです。男心をくすぐるこの絶妙な配色は〈ディスイズネバーザット〉ならでは。アメカジからストリートカジュアルまで、秋冬のさまざまな格好によくなじみそうです。ラインナップには「デイパック」の他、33リットルの容量のバックパック「デイアンドハーフパック」、ウエストパック「2ウェイポケット」なども用意されています。なかなか導き出すことが難しい、バッグ選びの最適解。これは見た目も使い勝手も間違いないでしょう。
¥37,400
グレゴリー/サムソナイト・ジャパン
0800-12-36910
www.gregory.jp

MASTER&Co.
マスター&コーの財布

軽率な行動。
今年5月、国内外のブランドを扱う「マッハ55リミテッド」の展示会に行ってきました。東京・東日本橋にあるオフィスに着き、扉を開けて入ろうとしたところ、開いてない。ガラス越しに見える1階はがらんとしてるし、おかしいなと思って、ピーンポーン。インターホンを押し、出迎えてくれた担当者に話を聞いたら、展示会の会期は昨日まで!
そんな珍客を心優しく受け入れてくれたことに感謝しつつ、チェックした商品のなかで目に留まったのが、この革財布でした。正面から見ると、スタッズがきれいにコの字を描くそれは〈マスター&コー〉の一品。つくり自体はシンプルな二つ折りなのですが、装飾することで際立つ、このツラ構えに惹かれました。財布はシンプルなものばかり選んできたけど、そろそろ新たな相棒を手に入れようかな。
¥31,900
マッハ55リミテッド
03-5846-9535
Instagram:@masterandco.official

LACOSTE
ラコステのスニーカー

意外な展開。
自称・ラコステウォッチャーとして、何年も〈ラコステ〉の新作を見続けていますが、先日発表されたコラボには驚きました。ゴジラ+ラコステです。怪獣とワニの融合?
そんな組み合わせアリ?って思ったわけですが、ただのコラボじゃなく、いつもの〈ラコステ〉のワニのロゴがゴジラ仕様になっていたりと、いろいろすごい。知らない方はぜひこちらのニュース記事をご覧ください。で、話は本題、この一足に移ります。近年の〈ラコステ〉のスニーカーといえばモダンな「L003」シリーズに代表されるわけですが、このいい意味でイナたい姿もいいなと。参考にしたのがモカシンシューズと聞いて納得。よく見れば、シワ感のあるアッパーのレザーに、メタルのワニのロゴとアイレットがなじんでいるじゃないですか。アメカジに合わせたくなる一足はこの秋、出番が多そうです。
¥20,350
ラコステお客様センター
0120-37-0202
www.lacoste.jp
Instagram:@lacoste_tokyo

9月下旬の楽しみのひとつ。
竹村延和さんの11年半ぶりの新作アルバム『意味のたま』が、9月26日にリリースされます。DJ Klock・Calm・Fennesz・THE ALBUM LEAFなどに夢中で、METAMORPHOSEへ行くことが楽しみだった2000年代に知り、今作がどんな作品かとても気になるところ。当時色んな音楽を教えてくれたNさん、元気にお過ごしでしょうか?





rwche
ローチのフリースパーカ

アウターとして着る。
展示会でひと目見て思ったのは「ケムール人っぽいな」ということ。特撮テレビドラマ『ウルトラQ』の第19話『2020年の挑戦』に登場する、成田亨さんデザインによる架空の宇宙人のことです。ジップをすべて閉めるとバラクラバのようになり、上からヘルメットを被れば1年以上シートを被せたままのラビット(バイク)に乗るときの寒さ対策としていい感じな気が。ラビットは背中を押してくれるトピック的なことがないと直すのがどんどん伸びてしまいそうなので、こちらが届くタイミングに合わせて修理しようかちょっと検討中です。ひとつ気になるのは普段はジップをすべて閉めずに着ると思うんですが、その場合はどんな感じが正解かわからずなので、〈ローチ〉の後藤くんにLINEしてみようと思います。ちなみにケムール人の元ネタのひとつは、ドイツ人のマルティン・グシンデが撮影をしたフエゴ諸島の先住民族で絶滅したセルクナム族&ヤマナ族なんじゃないかって、数年前に先輩と盛り上がったことも思い出しました。
¥35,200
ローチ
Instagram:@rwche

WACKO MARIA
ワコマリアのスラックス

上から下へ。
毎年秋冬になると一着ずつ買い足していたカーディガン。ここ数年は〈ワコマリア〉の展示会でオーダーさせていただく機会が多かったんですが、ある程度バリエーションが揃ったのと収納スペースの問題もあり、今年は一旦購入をやめておくことに。そうなると次に買い足しておこうかなと思い浮かんだのは、秋冬用のスラックスでした。画一化された制服やユニフォームが苦手なのに矛盾してしまいますが、365日中300日以上は穿くので、自分にとってスラックスは制服やユニフォームのよう存在。展示会にお邪魔していつもなら真っ先にニットを見ていましたが、今回はまずパンツコーナーへ。お世話になっているスタッフのPELOくんに相談しながら、こちらのスラックスをオーダーさせていただきました。〈ワコマリア〉のスラックスは人生初で、ブランドの定番のひとつだけにシルエットのきれいさは流石。ブラック・ネイビー・チャコール・グレーの4色展開なので、カラバリやサイズ違いで揃えておくのもいいかもしれません。
¥31,900
ワコマリア
Instagram:@wackomaria_guiltyparties

BIG ISSUE
ビッグイシューの手ぬぐい

祝・創刊22周年。
編集部があるのは、渋谷と代官山と恵比寿を結んだちょうど真ん中あたり。渋谷は通勤で使う&人が多すぎで代官山はあまり馴染みがなく、昼食へ向かうのは70パーセント以上恵比寿方面。JR恵比寿駅西口と日比谷線1番出口の間あたりで、『ビッグイシュー日本版』が買えることも足が向く理由のひとつです。ビッグイシューは、路上でホームレス状態のひとが販売する雑誌。巻頭特集のテーマだけでなく、“ホームレス人生相談”などのコラムも楽しみ。500円で販売され、250円が販売者の収入になります。表紙を飾る方々はビッグイシューの理念に賛同し、ノーギャラやチャリティ価格で登場されているそうで、それを知った上で手にすることにもとても意味がある気がしています。先日吉祥寺で開催されていたポップアップで購入したオリジナル手ぬぐいは、浅草の手ぬぐい・染物専門店「染の安坊」が制作を担当。売り上げから¥700が販売者の方の利益になるので、雑誌と併せて全国の路上の販売所で手にとっていただければと思います。
¥2,000
ビッグイシュー公式
Instagram:@bigissue_japan

ILL SUGI × PUTS MIX CD
イルスギ × プッツのMIX CD

レーベルはスタックス。
「いなげや」が目印の小滝橋交差点をバイクで右折し、早稲田通りを高円寺方面へ。馬橋通りを左折する当時住んでいた家まで、信号待ちでガードレールを見るとほぼすべてに貼ってあったのが、グラフィティライターのPUTS氏のステッカー。10年以上前、ご本人を紹介してくれたのはEQ2氏でした。「スタックス ブックストア」で先日開催された展示『NURI NURI』で購入したMIX CDは、PUTS氏とずっと親交があるCOCKROACHEEE’zのILL SUGI氏によるもので、『NURI NURI』のサウンドトラックとして製作。PUTS氏によるリピートされたブラックなキャラが大きくディスクにも描かれ、現在は「スタックス ブックストア」の店頭とオンラインで購入できます。『NURI NURI』は文字通り塗り絵がテーマで、展示にお邪魔したときに購入した高橋幸宏さんの著書『僕の私的音楽史』を読むと、“60年代にはオリジナリティに対する余地というか、絵で言うと色が塗られていない白い部分がたくさんあった”という節があり、点と点がつながったような気がしました。
¥1,980
スタックス ブックストア
@stacks_bookstore

ちょい臭い方がいい。
先日、仕事で北海道へ。弾丸出張ではありましたが、夜はしっかりとジンギスカンをいただきました。ラムの臭みが苦手というひともいるけれど、個人的には全く臭みがないラムは物足りない。ちょいエグ味があるくらいが、ビールが進むんです。





CEIVE
シーヴのデニムジャケット

愛着。
新しいものにすぐ飛びついてしまう癖を直したいなと思いつつ、この仕事をしているうちはそれも必要なことだよな…、と正当化しては日々買い物を繰り返しています。このデニムジャケットは今年の春夏シーズンからスタートしたブランド〈シーヴ〉の一着。某ドメスティックブランドで16年間パタンナーを務めた方が手がけていることもあり、シルエットがとにかく美しいのです。いわゆるアメカジ然としたデニムジャケットが少し苦手なこともあり、ゆるっとラフに羽織れるこんな感じのデニムジャケットが個人的にベスト。絶妙なフェード感、いい塩梅のくたっと感も相まって、長年着てきたかのような愛着を初手から演出できるのもいいところ。早く着たいのでとっとと涼しくなってほしいもんです。
¥74,800
シーヴ
Instagram:@ceiveofficial

SHAKA
シャカのミュールサンダル

秋冬サンダル。
〈シャカ〉といえばストラップサンダル。でもそれだけじゃないんです。ご覧のようにいい意味で夏のイメージを裏切ってきた、秋冬仕様の〈シャカ〉に一目惚れ。アッパーの牛柄は贅沢にも本革カウヘアで、インパクト、遊び心、ともに申し分なし。そしてこれ、気分によってアレンジもできちゃうんです。かかと部分に付いたストラップや甲に付いたタッセルは取り外し可能だから、シーンや気分に合わせていろんなスタイルを楽しめます。秋冬のファッションは楽しいけれど、決まったアウターを着回すだけでマンネリ化してしまいがちなのも事実。そんなときにこんなシューズがあれば、いつものスタイルに変化を加えてくれるはずです。夏の〈シャカ〉から、冬の〈シャカ〉へ。年間を通してお世話になりそうです。
¥19,800
シャカ
shaka-jp.com

UNDECORATED
アンデコレイテッドのニットパンツ

ニットを穿く。
着飾ることを覚えた10代後半。以降、いろんなものに手を出しては、ときには奇を衒った格好こそ正義、と言わんばかりの格好で周囲を驚かせたこともしばしば。そして月日は経ち30代も半ば、最近では飾らない美学を意識するようになりました。紹介する〈アンデコレイテッド〉は、まさにそんな美学を体現したようなブランド。“飾らない”というブランド名の通り、人間の内側に宿る奥ゆかしさをアイテムで表現しています。このニットパンツはメリノを原料にしつつも、系はあえてカシミヤ用の織機で紡績していて、ウールでは表現しにくいとされている膨らみ感や軽量感を実現。さらに編み機を改造することで、2層構造の編み立てに成功し、肌に当たる裏面は裏毛のような柔らかい肌触りのパイル地に仕上げられています。見えないところに宿る美学、まさに〈アンデコレイテッド〉というブランドを体現したような一本です。
¥49,500
アンデコレイテッド
Instagram:@undecorated_official


SON OF A TOM
サノバトムのTシャツ


家族の風景。
仕事でよくお世話になっている方が突如始めたドーナツブランド〈サノバトム〉。そのブランド名からも分かる通り“家族”がテーマになっていて、アメリカのポートランドと家族の記憶をテーマに、古き良きアメリカンクラシックなドーナツを提供しています。そんな〈サノバトム〉がドーナツづくりと平行して力を入れているのが、ポートランドのカルチャーの発信、そして東京のアーティストのフックアップ。その一環として、ブランドのローンチを記念したタイミングで発表したのが、この「TATTOO
STUDIO
YAMADA」の山田蓮さんとのコラボTシャツでした。モチーフはブランド名にもなっているTOMさん(父親)がよく座っていた、オレゴンの実家にあるロッキングチェアなんだとか。家族の風景が浮かんでくるような、素敵なマーチャンダイズです。
¥6,600
サノバトム
Instagram:@son_of_a_tom

日本のスター。
前から楽しみにしていた、井上尚弥 vs アフマダリエフ。判定決着なのに、ボクシング素人でも分かる井上選手のすごさたるや。同じ時代に生まれてよかったとまで思えるとんでもない試合を見せてもらいました。





NICENESS
ナイスネスのジャケット

ココにしかない一着。
少し気が早い冬の服装の話ですが、今年はベージュのアウターが気分です。なかでも気になっているのは、1920〜30年代の米国陸軍のデニムプルオーバーを元ネタにした〈ナイスネス〉のチノジャケット。素材には1950〜60年代のミリタリーチノをイメージした特注のチノクロスを使い、そこにエイジング加工を施すことでヴィンテージライクな表情に仕上がっています。そして、前開きだけど下半分は比翼になっているのも面白いポイント。ブルゾンのようにガバッと羽織れる一方で、ボタンを全て閉めるとプルオーバーのような見た目になる。オリジナルに敬意を払いながら、現代的に解釈した〈ナイスネス〉らしさ溢れるアレンジなんです。これは古着屋を巡っても出てこない一着ですね。
¥53,900
イーライト
03-6712-7034
info@elight.jp
www.elight.jp

PASTOR NOVA
パストルノヴァのジャケット

ウールの可能性。
ウールは機能素材という考えがすっかり浸透した昨今ですが、そんな素材を主役に服づくりをしているのが〈パストルノヴァ〉というブランド。こちらのテッキーなシェルジャケットも、格子柄のダイニーマを基調としながら、メリノウールとソロテックスを組み合わせたオリジナル素材で切り替えられています。要は、天然繊維と化学繊維のいいとこ取り。耐久性や耐候性を確保しつつ、メリノウールの優れた形状回復性を掛け合わせることで、どんな動作にも対応する万能なシェルになっています。また、スタンドカラーの下からフードが飛び出た首元のデザインは、まるで重ね着しているかのように錯覚させるための粋な仕掛け。フード部分は取り外し可能で、単体でバラクラバとして使うことも可能です。意外な素材使いから手の込んだギミックまで、いちいち男心がくすぐられます。
¥58,300
パストルノヴァ
pastornova.jp

nante
ナンテのパンツ

いつでも、どこでも。
どこへ行くにも同じような服を着ていたいし、その場の中で服装で浮くのは避けたい。そう思ってしまう自分には、“日々の営みを邪魔せず、さまざまな生活に寄り添える服”と謳う〈ナンテ〉のアイテムがしっくりきました。ブランドの基本となるイージーパンツは、いつ何時でも穿けるようにOLMETEX社のコットンナイロンを使った全天候型。ただ、シャカシャカと音が鳴らないしっとりとした生地感に、ストンと落ちるシルエットも相まって、機能的なパンツとは思えないほど上品な雰囲気が漂っています。もう一点、このパンツを推したい理由が、メッシュの総裏になっていること。夏は肌離れがいいし、こ冬は体温を逃さないので、この仕様は大好物。これ一本で週5日過ごしてしまうのがたやすく想像できてしまいます。
¥38,500
カバーコード
coverchord.com

ASICS skateboarding
アシックス スケートボーディングのシューズ

サッカー由来のいぶし銀。
人生で一番最初にこだわりを持って選んだモノは、服よりも先にサッカースパイク。〈アシックス〉の「DS
LIGHT2」でした。当時はたしか小学4年生、地元のスターの乾貴士選手が同じモデルを履いていたのと、もうひとつ、コーチが履いていた「INJECTOR
2002」という黒×白のスパイクがきっかけで〈アシックス〉に憧れたのが決め手になりました。だから、スケーターでない自分がスケートシューズをピックアップするのは恐縮と思いつつ、「INJECTOR
2002」を思わせる〈アシックス スケートボーディング〉の一足は紹介しないわけにはいきませんでした。ベースになっているのは、1989年に発売されたサッカーシューズ「INJECTOR
AREZZO
1」。調べたところ、元イタリア代表のフランコ・バレージなどが着用したモデルのようです。そんなアーカイブのデザインを踏襲しつつ、スケート仕様にアップデートされた今作。元Chocolateのライダー、ジーノ・イアヌッチによるネイビー×ホワイトのカラーリングは秀逸だし、なにより思い入れのある〈アシックス〉のサッカースパイクのデザインを日常で楽しめるのが最高です。
¥13,200
アシックスジャパン株式会社 お客様相談室
お問い合わせフォーム

スーパーな夜に、いい音いいちこ。
いいちことフイナムのナイトイベント、第二弾やります。日時は10月4日(土)23:00〜5:00。 音楽を聴きながら、たくさん飲んで遊びましょ。場所と出演者の詳細はカミングスーン!





ENGINEERED GARMENTS
エンジニアド ガーメンツのベスト

いつもの装いにプラスα。
胸元が道着のように前合わせになったベストは〈エンジニアド ガーメンツ〉で選んだ一着。紐だから身幅の調整も効きますし、アームホールが広いのでセーターやスエットの上からも着られます。あとなにがいいって、12オンスのヘビーウェイトなスエットが裏起毛になっているから、めちゃくちゃ暖かい。シンプルなデザインなので、柄物のロンTやシャツの上から羽織ってもおもしろいコーディネートになりそうです。少々変わり種かもしれませんが、着こなし方はいろいろとありそうなので、手元に届いてからあれこれ考えてみようかなと思っています。
¥31,900
ネペンテス
03-3400-7227
nepenthes.co.jp

Sandwaterr
サンドウォーター

変化球なプルオーバー。
プルオーバータイプのパーカ自体は、普遍的なアイテムなのですでに一着持っている方も多いでしょう。だからこそ、ひねりのあるものが欲しいときはこれ。デザインで少しの違和感を加えるのがお上手な〈サンドウォーター〉のものをおすすめしたいのです。まず、斜めに付けられたフロントのジップが洒落ているし、リップストップナイロンでつくられているけれどテッキーなムードが控えめなのは、ワンウォッシュ加工によりシワ感があるからでしょう。こういう服はアウトドアの観点からいうと、当然ジャストサイズの方が動きやすいのかもしれませんが、あえて袖がたまるくらいのサイジングでつくられているのも計算されたデザインのひとつ。ミニマムな面構えにも関わらず、なぜか目に留まる一着って、こういった細かいところにオリジナリティが詰まっているんだと思います。
¥44,000
サンドウォーター
sandwaterr.com

ANCELLM
アンセルムのタンクトップ

エレガントなボロ。
古着のムードが漂うブランドに食指が動くことは間違いないのですが、そのなかにも現代的で洗練されたムードがあった方がいい。〈アンセルム〉はその点の塩梅がちょうどいいんです。たとえばこのタンクトップ、ダメージ加工ガンガンのアイテムかと思いきや、オリジナルの天竺は美しいドレープが生まれるようにとろみのある質感で表現されていて、クリーンな要素も持ち合わせています。インナーにするのもいいけど、自分だったらTシャツやロンTにレイヤードして、いちばん表に着たいです。そういえば、先日「Rakuten Fashion Week TOKYO」のランウェイで見たルックも、無骨な要素と美しいドレープ感の融合が素敵だったなあ。ブランド初のショー、本当におめでとうございます。
¥16,500
アンセルム
ancellm.com

Séfr
セファーのネクタイ

タイドアップデビュー。
トラッドなファッションが注目されるようになってからは、タイドアップスタイルもだいぶ巷で定着しています。その流れは感じているものの、なんとなくトライできずにいたんですが、〈セファー〉のこちらを皮切りにデビューします。ネクタイとはいえ、クラシックなムードは控えめ。フェルトのような柔らかな素材に、かわいらしいチェック柄が施された一本だから、アクセサリー感覚でつけられるのがいいですね。アクセントとして取り入れるには、かなり重宝するでしょう。少し心配なのが、不器用な自分が慣れないネクタイを上手に結べるかってこと。もはや結ばずに首から下げるのもアリなのかもしれません。
¥27,000
セファー
sefr-online.com