CAMPERLAB
クラシックな革靴もいいけれど、いまならもう少し気負わず履けるものが気分です。たとえば、〈カンペールラボ〉のこんな一足。サドルのないローファーには、スクエアのモカ、くしゅっと弛んだレザーのアッパー、水平に張り出したコバなど、捻りを効かせたデザインがあちこちに。革靴としての品がありながら、ほどよく気が抜けた仕上がりです。そして、滑りにくいラバーのアウトソールは、雨の日の心強い味方に。
¥49,500
カンペールラボ
camper.com
YOKO SAKAMOTO
まるでオブジェのようなレザーシューズ。どこか民族的な雰囲気が漂うのは、古い時代のカンフーシューズをモチーフにしているから。その特徴といえば柔らかさ・軽さ・動きやすさにありますが、〈ヨーコサカモト〉はホーウィン社のレザーを使った縫い目のないアッパーによって柔らかさを、ヴィブラムソールによって軽さと動きやすさを表現しました。見た目も機能もアップデートしたモダン・カンフーシューズです。
¥73,700
ヨーコサカモト
yokosakamoto.jp
UGG® & sacai
〈サカイ〉のランウェイショーは服のみならず、足元を飾るシューズも常に注目の的。25年秋冬シーズンのトピックは、7年ぶり2度目となる〈アグ®︎〉とのコラボレーションです。 3型で展開される中のひとつ、コインローファーは、履き口とサドルにモコモコのファーをあしらった〈サカイ〉らしいハイブリッドな仕上がり。 厚みのあるソールが生むボリューム感は、服のシルエットが大きくなる秋冬のスタイルとも好相性です。
¥52,800
サカイ
Instagram:@sacaiofficial
SUICOKE by Midorikawa
ローファー熱が再燃している昨今、鍵になるのは履きやすさ。スニーカータイプのローファーが人気を博しているのがその証拠です。お馴染みとなった〈ミドリカワ〉と〈スイコック〉のタッグは、まさにそんな時流を捉えたローファーをつくりました。クロコダイル型押しのソフトカウレザーはアンライニングで、慣らしの時間など必要ないぐらいのしなやかさ。かかとを踏んでミュールとしても履けます。
¥46,200
スイコック
suicoke.com
Paraboot for UNITED ARROWS
定番のあの靴がミュールになって登場、というのは近頃のフットウェアのひとつのトレンド。「ユナイテッドアローズ」が〈パラブーツ〉に別注したビットローファーも今回、ミュールにアレンジされました。アッパーにはスエードを採用し、オリジナルのビットをオン。エレガントだけど楽ちん、革靴なのにつっかけ、といった絶妙な塩梅の仕上がりに。
¥42,900
ユナイテッドアローズ
store.united-arrows.co.jp
FOOT INDUSTRY
紐靴がスタンダードだった時代、ローファーは怠け者の靴とされていましたが、いまでは立派なよそ行きの靴になりました。だから現代のローファーはもっと怠けてもいいはず。自由で束縛のない遊牧民のライフスタイルから着想を得た〈フットインダストリー〉の25年秋冬、クラシックなローファーを再解釈しました。柔らかなシープスキンのアッパー、かかとを踏める仕様、裸足でも履けるふわふわなムートンのライニングと、どこをとっても自由そのものです。
¥33,000
フットインダストリー
footindustry.com
HEREU
装飾を削ぎ落としたミニマルなデザインと控えめなモカシン縫い。いわゆるのローファーをアレンジした一足は、〈へリュー〉のフラットシューズ。しなやかで艶のあるカーフレザーを一枚革で仕立てたアッパーには、大胆に履き口が取られています。足を通したときの印象はオペラパンプスにも近く、合わせるパンツの丈やソックスでどう遊ぶか、そんな妄想が膨らみます。
¥77,000
ユナイト ナイン
電話:03-5464-9976
pg
〈ピージー〉によるローファータイプのスニーカーは、ブランド定番のモックシューズがベースになっています。だから、最初から履き心地は抜群で、靴擦れの心配もなし。ドレッシーなアッパーに対して、ライトトレック用のヴィブラムソールを装着するという、あえてのミスマッチな組み合わせも秀逸です。ちなみに、この爽やかなカラーリングは、アメリカの老舗ブランド〈ウォークオーバー〉の名作「ホワイトバックス」が着想源。
¥22,000
プレイグラウンド
電話:03-5738-1872
BIRKENSTOCK 1774
〈ディオール〉でのキム・ジョーンズとの協働を経て、現在は〈ルイ・ヴィトン〉のシューズデザインを手がける、ティボー・デニス。今日のフットウェアトレンドを牽引するキーパーソンです。そんな彼をゲストデザイナーに迎えた〈1774 ビルケンシュトック〉の新作は、〈ビルケンシュトック〉らしいスエードのサンダルを、大ぶりなシルエット、シューレースのデザイン、外から見えるコルクのミッドソールで再構築。ブランドのシグネチャーを全く新しい形で提示したエポックメイキングな一足です。
¥63,800
ビルケンシュトック・ジャパン カスタマーサービス
電話:0476-50-2626
Tomo&Co × GETTRY
あり合わせの道具や材料で新たなものを生み出すブリコラージュ。そんな手法で靴をつくる〈トモ&シーオー〉が目をつけたのが、某メゾンブランドのスニーカーです。見るひとが見ればすぐにピンとくる特徴的なアッパーデザインはそのままに、ソールを〈トモ&シーオー〉お得意のエアソールに。だから、モデル名は「Air Turbo」。インラインにはないカーフを使ったオールブラックverは、原宿のスニーカーショップ「ゲットライ」とのコラボレーションから。
¥44,000
ゲットライ
電話:03-5786-2212
SoftContainer
建築家によって設立されたデザインユニット、〈ソフトコンテナ〉。ブランド名にあるコンテナというワードが示すように、彼らのデザインの中心にあるのは“容器”の概念。このサンダルで言えば、サドル部分につけられた小さな巾着袋がそれです。実際に何かを入れるための機能的なディテールというよりは、見慣れた形のサンダルに捻りをきかせる装飾。それに、これがあるのとないのではパンツの裾のたまり方が変わるので、装いのほどよいアクセントにももってこい。
シーカム
shop.cecum.jp
MERRELL 1TRL
〈メレル〉といえば真っ先に思い浮かぶのが、「ジャングル モック」。〈メレル1TRL〉はそんな大定番モデルのソールと、アーカイブ「Merrell Mangrove」のデザインを掛け合わせ、新しいモックシューズをつくりました。メッシュのアッパーを覆うようにあしらわれたのは、フルグレインレザーとスエードのトリム。優れた安定性とグリップ力を備えるアウトソールなど、アウトドア由来の機能性はそのままに、より都会的なデザインへとアップデートしています。
¥20,900
メレル
merrell.jp
Salomon
凹凸が激しいユニークな形状のアウトソールは、濡れた路面や岩場、泥道など、どんなコンディションの地面でも安定性を発揮するためのもの。そんな機能を備えたオールラウンダーの「SNOWCLOG」が秋冬らしい太畝のコーディロイを纏いました。つま先周りはスエードで切り替えられ、土臭さが香るクラシックなルックスに。鮮やかな赤茶色のアッパーカラーは、スタイリングに彩りと季節感を添えてくれます。
¥20,900
サロモン コールセンター
電話:050-1720-4849
ASICS NOVALIS™
〈キコ コスタディノフ スタジオ〉とのコラボラインから生まれた「GEL-STYRAX」。その新色は、メッシュアッパーの全面にアーガイルを思わせる幾何学柄が配されています。実験的なデザインの存在感もさることながら、スポーツ・モード・トラッドを自在に横断するキコ・コスタディノフのミックス感覚はさすがの一言。脱ぎ履きしやすいミュールのシルエット、足元の衝撃を吸収するソールユニットが生む、やみつきの履き心地も忘れてはならないポイントです。
¥33,000
キコ・コスタディノフ トウキョウ
tokyo@kikokostadinov.com
THE NORTH FACE
冬の寒さ対策として、足元で暖を取るのもひとつの手。頼りになるのは、〈ザ・ノース・フェイス〉のアウトドアミュールです。冬のアウトドアシーンを想定してつくられた一足は、アッパーに防風性を備えたニットフリースが採用されています。さらにインソールも微起毛になっていて、履き心地は暖かくフカフカ。かかとを踏める可倒式ヒールのおかげで、履き心地はラクラク。重心の低いシルエットとテッキーな「Vibram®MEGAGRIP」の組み合わせは、トレンドのロープロファイルながら他とはひと味違う仕上がりです。
¥20,900
ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
電話:0120-307-560