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I Just Felt Like Runningvol.1 なんとなく、走ろう。
MONTHLY JOURNAL NOV.

I Just Felt Like Running
vol.1 なんとなく、走ろう。

かつて地味なスポーツの象徴と言われていたランニングが、どういうわけかファッションシーンにおいて賑わいを見せています。世界を見渡せばもっと多様な走る文化があり、ここ日本でも、近年は独自のランニング文化が醸成されつつあります。そこでフイナムでは、11月の特集記事として「ランニング」にフォーカス。前編では、まるでクラブに繰り出すように、自由に街中を走っているユースたちを紹介。なんとなく、でも、走り出した、彼らの今の「気分」と「スタイル」に迫ります。

  • Model_Kei Hashimoto, Bobby Yamamoto, Atsushi,Yusuke, RAY
  • Photo_Ryunosuke Kanaya
  • Styling_Kei Hashimoto
  • Text_Keisuke Kimura
  • Edit_Hiroshi Yamamoto, Amane Yasuda

多様化する世界のランニングシーン。

まずは、世界のランニング事情を少しだけ。

これまで大手メーカーの独壇場だった市場に大きな変革をもたらしたのが、パリ発の〈サティスファイ(Satisfy)〉でした。2015年に誕生して以降、彼らのつくるウェアはストリートでも支持され、2024年には年間売上高が前年の2倍にあたる19億円に。

同様に、アメリカでは〈ディストリクトビジョン(District Vision)〉が台頭。アイウェアからはじまったスポーツブランドは、ランニングの枠を超えて、世界各地の感度の高いショップで取り扱われることになりました。

そのほか各地ではユニークなコミュニティが形成され、たとえばイギリス発の「parkrun」は、ウォーキングでも、ベビーカーを押しながらでも、犬と一緒でも参加可能だったり、深夜にスピーカーを持って走る「Midnight Runners」は、賛否はあれど世界でブームも巻き起こしました。

ヨーロッパや北米だけにとどまらず、そのムーブメントはインドネシアやタイなど常夏の国にも及び、暑い中でおしゃれをして走ることが、新たなステータスシンボルになっていたりします。そこから見えてくるのは、競技性よりも「自己表現」、タイムよりも「体験」、そして何よりも自分らしい「楽しみ」を追求する姿勢です。

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