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Shopping Addict 2025 Nov. 〜編集部員のお気に入り〜 後編
Shopping Addict.

Shopping Addict 2025 Nov.
〜編集部員のお気に入り〜 後編

気づけば今年も残りわずか。年末年始は何をしよう、一年頑張った自分へのご褒美は何を買おう。そんな想像で頭のなかが一杯のひとも多いはず。年末ムードに身を任せ、買い物を楽しみましょう。

石井陽介
山本博史
脇山修平
加藤誓也
須藤結理
阪口和暉
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01 20
石井陽介

新連載が続々と…。

ぼくたち編集部員が気になっている方、憧れている方にご参加いただき、今月より新たな連載が5本スタートした、フイナムの会員制コミュニティ「CommuneH」。来月以降もさらに新連載が追加される予定なので、引き続きチェックよろしくです!

KAPTAIN SUNSHINE 

キャプテン サンシャインのコート

好みと完全一致。

シンプルなデザインのコートだからこそ際立つ、素材と仕立てのよさ。特に表地のウール生地が素晴らしい出来栄えで、ひと目見たその瞬間に心奪われました。ラマアルパカとメリノウールを混紡し、ゆっくりと高密度に二重織りしたダブルクロスは、縮絨をかけることで適度なボリュームとフワッとした質感を獲得。このフワッとした質感がポイントで、触ってみると柔らかくて気持ちいいし、いざ着てみると存在感もある。しかも意外と軽い。試着後、即決で購入を決めました。そういえば去年も〈キャプテン サンシャイン〉のコートを買いました。遡るとほかにも何着か。品のあるシルエットや、丈の長さが完全に自分の好みに一致しているんですね。このモデルに限らず、〈キャプテン サンシャイン〉のコートは本当におすすめなので、コート難民の方はぜひ一度お試しあれ。
¥187,000

キャプテン サンシャイン
03-6712-6830
Instagram:@kaptainsunshine
kaptainsunshine.com

DIE DREI BERGE 

ディ・ドライベーグのニット

冬晴れにレモン。

ふだんは地味な色の服ばかり着ているのに、冬になると無性に派手な色が着たくなる。もっと言うと、派手な色のニットが着たくなる。きっと、ウール特有の鮮やかな発色に惹かれているんですね。〈ディ・ドライベーグ〉で見つけたショールカラーのニットは、レモンみたいなフレッシュな色にやられて思わず手に取ったもの。立体感のあるワッフル編みも、このレモン感の一因となっている気がします。ウールは希少とされる22μのノンミュールジングメリノウールを使用しているので暖かさはお墨付き。保温性、防寒性に優れたハイテク素材もいいけれど、ニットならではの素朴な暖かさや、身体をやさしく包み込むフィーリングは代え難いものがあります。空気の澄んだ冬晴れの日に着たい一着です。レモン色もいっそう映えるはず。
¥81,400

ワーズ サウンズ カラーズアンドシェイプス
Instagram:@wordssoundscolorsandshapes_jp
wscs.jp

Mountain Folks Tailoring

マウンテンフォークステイラリングのベスト

理想的なツイード。

サイズアウトしようが、旬を過ぎようが、手放さずに残している服には共通点があります。それらは、すべからず素材がいいということ。いい素材はそれだけで上等に見えるし、妙な説得力がある。そして大抵の場合、丈夫だったりする。個人的な尺度ではありますが、服でいちばんこだわるべきは、素材なのかもしれません。さて。そのうえで紹介したいのが〈マウンテンリサーチ〉の小林節正さんが新たにはじめた極私的なレーベル〈マウンテンフォークステイラリング〉です。完全にゼロから開発したオリジナルのツイードは、4色の糸を組み合わせることで実現したうっすら見えるグレンチェックがキモ。また、引き揃えであまく織った平織りは風通しがよく、嵩張らないので、ストレス無く着ることができます。素朴な風合いを残しながら着用の難点を解消した、理想的なツイード。手放さない服とは、こういう素材を使った服なんじゃないかな、と思うのです。写真は、ジャケットのうえから羽織る想定で設計されたハンティングベスト。フロント1ボタンのAラインシルエットで、様々なレイヤードが楽しめます。
¥99,000

…リサーチジェネラルストア
03-3463-6376
mountainresearch.jp

STETSON

ステットソンのハット

憧れの人たちの頭上には…。

今年で160周年を迎えたアメリカのハットメーカー〈ステットソン〉は、自分にとって特別な存在。というのも、憧れのマイ・スター、ボブ・ディランや、先日惜しくも亡くなったロバート・レッドフォードなど、10代の頃から追い続けていたひとたちがこぞって愛用していたから。徹底的にインプリンティングされたおかげで、所有するハットのほとんどは〈ステットソン〉です。今回紹介したいのは、1940年代の「オープンロード」を復刻した160周年限定モデル。帽子内側に配したオリジナルロゴ箔プリント入りの革スベリや、天裏プリント、5ドル金貨ピンの装飾などを備えた特別仕様となっています。デザイン面では細いリボンとブリムのパイピングが特徴で、ウェスタンの雰囲気を残しながらもフォーマルな顔を併せ持つ、個人的に〈ステットソン〉でいちばん推しのハットです。ラビットファーでアメリカ製っていうのもいいですね。せっかくのアニバーサリーイヤーだし、記念にゲットしようかと!
¥88,000

ステットソン ジャパン
Instagram:@stetsonjapan
www.stetsonhats.jp

山本博史

FTR100。

延々と続く小刻みなアップダウン…。いつになったら終わるのだろうと考え続けて25時間…。なんとか今年も完走できました「FunTrails Round 秩父&奥武蔵100M」。神山さんデザインの参加Tシャツ、めちゃんこカッケーです。

ACT RUNNING

アクト ランニングのジャケット

仏発のサスティナブルな新鋭。

近年、世界各地でインディペンデントなランニングブランドが異常な勢いで増えています。その数は、好きで見ているぼくでさえ追いきれないほど。ストリートカルチャーを踏襲したものから、往年のトラック&フィールドをモチーフにしたクラシカルなものまで千差万別。スポーツテクノロジーの進化によって、パフォーマンスウェアにおけるデザイン性の自由度が高くなってきているのでしょう。そんななか個人的に気になっているのが、2025年春夏からスタートしたフランス発のブランド〈アクト ランニング〉です。機能とサスティナビリティを両立し、すべてのアイテムには植物由来の素材を採用。CO₂排出量をラベルで明記することで、環境配慮へのスタンスを明確に示しています。それでいてフレンチカジュアルを彷彿とさせる、シックでスタイリッシュなデザインや絶妙な配色は好印象。ちなみにこちらのジャケットでは、カカオの殻をアップサイクルしたシャル生地を採用。軽量で、撥水性にも優れ、肌触りも抜群です。ランニングウェアの新しい選択肢としての〈アクト ランニング〉、日本での本格展開は2026年以降とのこと。以後、お見知り置きを。
¥19,100

アクト ランニング
www.act-running.com
Instagram:@act_running

Archies

アーチーズのサンダル

履くと「おっ!」となる見た目普通のビーサン。

ビーサン、履いてますか? かくいうぼくは、急な寒さに屈して離脱してしまったのですが、ギリのギリまで履いていたのが、こちらのビーサン。その名も〈アーチーズ〉。オーストラリアのボディセラピストが5年の歳月をかけて開発したというこちらのサンダル。カラバリ豊富で可愛いってだけではないんです。特許取得済みのフットベッドの形状は、足裏のアーチ部分をサポートし、独自のクローズドセルフォームにより履き込むほどに足になじんでくれます。また、ジャストサイズをチョイスすることで、サポート機能を最大限に引き出し、足裏への荷重をバランスよく分散。生体工学的な観点から足に理想的なポジションで、快適に歩くことができます。なんにせよ履いた瞬間に気持ちいいビーサン。まじでお勧めですよ。
各¥5,940

アーチーズ
archies.krongthip.co.jp

charbon

シャルボンのトップス

洗練のテキスタイルワーク。

先にも記したとおり、様々なブランドがひしめき合う昨今のランニングシーン。圧倒的なグラフィックワークなのか、前衛的なデザイン性か。ファッションブランドさながらのデザイン競争が、世界各地に繰り広げられています。そんななか徹底した素材へのこだわりで、他とは一線を画した存在感を放っているのが、2023年にスタートした〈シャルボン〉です。ブランドの定番とも言えるウールフーディは今シーズン、職人の手作業による跳ね染め加工を採用。優れた保温性と通気性を兼備したエクストラファインメリノウールならではの滑らかな肌触りを、斬新なルックスで味わうことができます。一方のアクティブインサレーションでは、ポーラテック社のアルファダイレクト 60をチョイス。半袖パーカに仕立てることで、レイヤリングの面白味を味わうことができます。〈シャルボン〉ならではの洗練されたテキスタイルワークを味わえる珠玉の2品。スタイルのスパイスとしてチョイスしてみてください。
(左)¥19,800、(右)¥22,000

シャルボン
charbon-paris.com

PeakPerformance

ピークパフォーマンスのフリースパーカ

ミドルレイヤーの最適解。

寒さの厳しい冬は、常にミドルレイヤーを持ち歩いています。山に入るときはもちろん、日常的にもあると便利だし。とはいえ、いわゆるフリースではとにかく嵩張ってしまいます。いまや、軽くて、暖かく、通気性もあって、コンパクトに収納できるのが、ベストな選択肢になります。そこで重宝されているのが、アメリカの老舗ファブリックメーカー〈ポーラテック〉のアルファダイレクトです。〈ピークパフォーマンス〉のそれは、フードジャケットタイプとなり、肌との摩擦を軽減するためにフラットロックシーム構造を採用。胸にはポケットを配しているため、ちょっとした小物の収納ができるのもうれしいポイント。それでいて重量は驚きの200g! いわゆるフリースとは一線を画した超軽量ミドルレイヤー。一度手に取ると病みつきになりますよ。
¥22,000

ピークパフォーマンス
peakperformance.jp

脇山修平

フィールドワークっていい言葉。

いま出張から戻って来てこれを書いているんですが、出発3日前に急遽話が出て、前日に本決定という、なかなか痺れる展開でした。でも行ってよかった。あれは一生に一度の体験でした。もう二度と立ち会えないでしょう。ただ、来週行く出張の手配も、溜まった仕事もしなくてはと焦っています。それにしてもフィールドワークって素敵な響きです。

ES.1

エスアイのダウンセーター

ハーフジップ好きなもんで。

急に寒くなったので一気にダウンの気分に。でも、まだまだ薄手ぐらいがちょうどいいのです。〈タイオン〉を展開する会社がスタートした〈エスアイ〉で見つけたのは、800フィルパワーのホワイトダックダウンが入った、ハーフジップの薄手ダウン。アノラックとかハーフジップのアイテムが好きなんで、ついグッと来てしまいました。その手のアイテムは着脱の手間で嫌うひともいるらしいのですが、自分的にはお腹周りが温かいし、快適そのもの。すこしゆるい雰囲気が出るところも好みです。表地がマットな質感で、シャイニーなタイプにありがちなしっかり感がでないところも効いているのかもしれませんね。ほかにも、フルジップのジャケットタイプやベストもあるみたいです。
¥30,800

エスアイ
es-1.jp

MERRELL

メレルのフリース

この冬のフリースに。

このブランドにこんなアイテムがあったんだ、という出合いがあるとうれしくなってしまいます。たとえば、この〈メレル〉のフリースとか。当たり前のようにシューズのイメージが強いですが、実は直営限定で展開されている日本企画のアパレルアイテムもあるんです。存在は知りながらもいままでよく見れていなかったのですが、なかなか面白いウェアが揃っています。スポーツ・アウトドア・ミリタリーを横断するような感じといいますか、ブランドのマインドがたしかに感じられるのです。で、このグリッドフリースなんですが、まず色と形が好みだなと。細かなところの強度を保ちつつ、脇下はより通気性のある素材で切り替えるなど、気の利いたつくりになっています。最近はより軽量で抜けがいい素材もありますが、あれらよりも強度があってデイリーユースしやすそうなチョイスというところもまた、なんだか〈メレル〉らしいと思ってしまうのです。
¥14,300

メレル
merrell.jp

rig FOOTWEAR

リグ フットウェアのシューズ

万能なやつ。

ついつい履いちゃうシューズって、こういうものだと思うんです。〈リグ フットウェア〉のアクティブラインの第3弾として登場した「hoja」というものなんですが、ロングハイク向けにつくられています。それもあって、軽量で水捌けに優れたアッパーに、ソールはヴィブラム製。ミッドソールは通常のEVAより軽量なSLE EVA、アウトソールはメガグリップで抜かりない組み合わせです。フカフカ感のある履き心地で、デザインもいいから山だけでなく街もいける。つまり、まあどこでも行けちゃうってこと。この手のシューズは、カチッとした従来の山向けのものか、ベアフット系か、マックスクッション系か、など迷うところですが、いい意味で普通っぽさもあるこのバランスがとても心地よいのです。年間350日くらい履けちゃうのかもしれないですね。
¥30,800

リグ フットウェア
rigfootwear.com

Apple

アップルのワイヤレスイヤホン

時代が変わる。

仕事で1回、プライベートで1回。今年、2度ほど海外に行く機会があったのですが、毎度のことながら言葉の壁にぶつかった。英語をしゃべれたらよかったのに。そんなことを毎回思いつつも、無理なものは仕方ないんです。でも、「AirPods Pro 3」があったら、それを乗り越えられるかもしれないなと。音質と使い勝手のよさは周知の通りですが、ライブ翻訳という、リアルタイムで音声翻訳してくれる機能のベータ版が使えるようになったんです。しかも、待望の日本語にも対応! 本当にすごいです。すごいしか言葉にならないくらいです。〈アップル〉のAI「Apple Intelligence」による処理も働いているようなんですが、AIってこういう風に活用してほしいなと心から思います。まだまだ言語数は多くはないしベータ版なんですが、一度ぜひ使ってほしい機能です。多分、アメージングって呟くと思いますから。
¥39,800

アップル
www.apple.com

加藤誓也

気持ちのいい仕事。

「小さな店であることを恥じることはないよ。その小さなあなたの店に人の心の美しさを一杯に満たそうよ」。これは、とあるレストランが創業時に掲げた素敵すぎるお言葉です。仕事の日は昼飯1,000円、夜飯1,500円(税別)までと自分に課しているのですが、こういうスタンスの店なら多少オーバーしても全然OK。むしろ気持ちがいいくらいです。(ちなみに、いまでは猫型ロボットの手も借りちゃうくらいの大手チェーンにまで大成長)

Carhartt WIP

カーハート WIPのジャケット

育つジャケット。

一見するとレザージャケット。ですがよく見てみると、厚手のコットンキャンバスにコーティングを施した変わり種なのです。着用するたびに風合いが増し、レザーとはひと味違った経年変化を楽しめるのが、この「オリジナルディーンジャケット」の最大の特徴。ブランドに根付くワークの精神を現代のムードにもフィットする絶妙な塩梅で表現しているところに、らしさを感じます。裏地はダイアモンドキルトのライニングが採用されているので、下に着込めば冬だって着用可能。
¥46,200

カーハート WIP
carhartt-wip.jp

L.L.Bean

エル・エル・ビーンのブーツ

伝統はそのままに。

高品質なレザーと防水ラバーで構築された、ブランドを代表する「ビーン・ブーツ」。110年以上の長い歴史を持つそんなアイコンモデルが今年からしなやかなレザーにアップデートされ、より履きやすく快適になりました。そして、待望のハーフサイズも展開がスタート。2層のインサートが抜群のクッション性を実現し、雨や雪も凌げるので一足持っておくと重宝すること間違いなしです。個人的には、簡単に脱ぎ履きできるモックスタイルがおすすめ。ちなみに今季は、ブラックとブラウンが新色として仲間入りしています。
¥27,500

エル・エル・ビーン カスタマーサービスセンター
0422-79-9131

Manhattan Portage

マンハッタンポーテージのメッセンジャーバッグ

名作がカムバック。

惜しまれつつも廃盤になり、ここ日本ではしばらくお目にかかることができなかった〈マンハッタンポーテージ〉の「Pro Bike Messenger Bag」が、日本限定で展開されるレーベル「コネクト(CONNECT)」から待望の復刻。しかも、ただの再現ではなく、現代の都市生活にフィットするようアップデートされていて、これさえ持っておけば安全に快適にサイクリングが楽しめるというわけです。あと、グレーのボディにビビットなイエローカラーのアクセント、2本の反射ストライプを採用したデザインが単純に格好いい(笑)。1月下旬から一部のディーラー限定でお披露目となりますが、〈マンハッタンポーテージ〉の直営店では販売されないとのことなので、くれぐれもご注意を。
¥29,700

マンハッタンポーテージ ショールーム
03-3746-0528

km5

ケイエムファイブのCDプレーヤー

ひと手間を楽しむ。

以前こちらの記事で紹介した、日本のオーディオメーカー〈ケイエムファイブ〉。CDにフォーカスしたモダンなプロダクトで人気を博していますが、今回はクリアに仕上げられた新型コンパクトCDプレーヤー「Instant Disk Audio Cp1」をピックアップしました。何がいいって、まずはそのデザイン。定番のホワイト、ブラックも捨て難いですが、クリアタイプならCDならではのデジアナ感をジャケットアートと一緒に楽しむことができて、思わず携帯したくなります。欲を言えば、同メーカーからリリースされている ワイヤレスイヤホンとあわせて使いたいところですが、Bluetoothスピーカーに接続しても出力は可能です。便利な世の中だからこそ、CDでしか味わえないよさを堪能してみましょう。
¥19,800

ビームス ライフ 横浜
045-548-5305

須藤結理

新宿ハイ。

最近、今年イチ痺れる撮影をしました。こちらの記事なんですが、新宿を舞台にゲリラ的に撮影をしたんです。内容は、寒空の下、あったか素材のアウターを街のひとたちに着てもらうというもの。ふだん段取りを事前に決めて、できあがりを想像しながら進行するものですが、今回ばかりは出たとこ勝負。金曜の歌舞伎町で、スタッフ全員がハイになったあの瞬間は忘れられません。黒背景も新鮮! ぜひご覧ください。

Gurank

グランクのハンティングジャケット

ギミックに唸る。

古着は好きですが、古風な顔だからか、モノによっては着ると “着させられている感” が強くなるのが悩みです。だから古着をベースに新しい服をつくるブランドにはふしぎと惹かれます。〈グランク〉もそう。これは毎年定番でつくっているハンティングジャケット。生地は60年代のヴィンテージワークウェアをサンプリングしていて、太めのコットンとヘンプで織った12ozのオリジナルです。製品硫化染バイオ加工を施しているから、着はじめからなじみます。また、別注の鉄製のタックボタンは、使うごとにいい錆が出てきてきそう。オツです。なにより古着では絶対にない、鮮やかで深みもあるピンクカラーがいい。色が褪せてこそ味わい深くなりそうです。総じて、嗜みがいがある一着。ぜひ暖冬のいま、着たいところです。
¥64,900

にしのや
03-6434-0983

oira

オイラのコート

両A面のぷっくりコート。

〈オイラ〉を知ったのは、三軒茶屋のセレクトショップでこのコートを見たのがきっかけ。袖下が大きな楕円を描いたシルエットで、その変なパターンに惹きつけられてくわしく聞くと、商品名は「otahuku coat」だそう。着想源は映画。デヴィット・リンチの『イレイザーヘッド』に出てくるラジエーター・レディから着想を得ていて、彼女の奇妙に膨らんだ “おたふく” ほっぺを想像すれば合点がいくはず。生地はイタリアはリモンタのダブルフェイスナイロンを採用していて、波打つ光沢が美しいものです。ちなみに、このコートを含めた今季のコレクションはほとんどリバーシブル仕様で、デザイナー髙橋さん曰く「同じ服で2つの体験と2つの記憶を生成することができる」という。そんな考え方ができるからこそ、表面的なだけではない奥行きのある服が生み出せるのだと勝手に納得しました。〈オイラ〉、引き続きご注目を。
¥88,000

オイラ
Instagram:@o.i.ra

E RT

イーアールティーのスエットパンツ

いいカーブ、あります。

ニットパンツってシルエットが命。ストレートだと部屋着然としたゆるい感じになってしまうし、ワイドだとコンサバティブな印象になりかねない。そんななかで見つけた絶妙な一枚がこちらです。ちなみに〈イー アールティー〉は年に1回のみコレクションを発表しているイタリアのブランドで、羊から採れる素材でニットウェアのみを展開しています。限定的な製作方法にまずは惹かれてしまいますが、モノももちろん良い。スコットランド産のシェトランドウールを使ったニットパンツで、ポケットから裾にかけて大きなカーブを描いた立体的なパターンワークが特徴。履くと、外側にシルエットがゆるやかに広がります。個人的には、あえてジャケットに合わせてリズムをつけて着るのが気分です。
¥110,000

hibi
hibiomise.com

ToS

トスのショートウエスタンブーツとサボ。

全方位抜かりなし。

時折、履くのがもったいないと思える靴があります。無駄がなく完璧なシェイプで、オブジェとしての存在感がある靴を指しているのですが、まさに〈トス〉のシューズはそれ。華々しいデビューコレクションから2足をご紹介しましょう。左はサイドゴアのショートウエスタンブーツで、アッパーとソールを一針で縫い合わせる「マッケー製法」で仕立てています。アンゴラベロアという牛革の表面だけを染め、染まってない部分を掻き出す手法で独特の表情をつくっています。右は、レザーを用いて手作業で仕上げたサボ。スポンジのインソールに、滑りにくいゴム製アウトソールを組み合わせているから、見た目に反して歩きやすいのも魅力です。カウヘアーを一度脱色し、上から牛柄の染色をするという工程もならではのこだわり。冒頭で履くのがもったいないとは言いましたが、これほど精巧につくられているなら履きこなしたい気持ちも募るもの…挑戦者求ム! ぜひ正解を見つけてください。
左:¥51,700、右:¥42,900(22.0cm〜25.0cm)/¥46,200(25.5cm〜28.0cm)

トス
Instagram:@tos_tokyo

阪口和暉

渋谷の宇宙。

ここ最近通っているお店があります。それが、職場から徒歩10分ほどの場所にたたずむ古民家のような構えのお弁当屋さん「太陽傘(パラソル)」。ここの“宇宙べんとう”が最高なんです。日替わりのバラエティ豊かなおかずがご飯の上にこんもりと盛られ、栄養もボリュームも満点。店主の早苗さんとお話しすると元気をもらえて、「よし午後も頑張ろう。」と思えます。

Joshua Ellis

ジョシュアエリスのストール

カラーは小物で。

大胆な色遣いや柄のアイテムを買うのをいつも躊躇してしまい、気が付けば手持ちの冬服はシンプルなものばかり。そこで、今年の冬は小物で色を取り入れることに。目をつけたのが、現在もMade In Englandにこだわるイギリスの老舗テキスタイルメーカー〈ジョシュアエリス〉によるストール。カラーや柄のバリエーションが豊富な同ブランドですが、なかでも各カラーの個性が立ちつつも調和の取れたこちらの一本にひと目惚れしました。ストールといえばタータンチェックやブラックウォッチが主流ななか、ブロックチェックというのも大胆でいい。素材はカシミヤ100%だから、あたたかさも肌触りも一級品。70 × 190cmとかなりの大判なので、巻かなくとも肩にかけるだけでサマになってくれるし、屋内では膝掛けとしても活躍してくれます。部屋の暖房は効いているけど足元は寒いなんてときにうってつけ。色を取り入れるどころか色に飲まれるレベルの面積ですが、かっこいいからまあいっか。
¥93,500

ジョシュアエリス
Instagram : @mashimoandco

halo commodity

ハロ コモディティのバラクラバ

2wayバラクラバ。

これからさらに気温が下がり日照時間も短くなると思うと憂鬱だけれど、唯一楽しみなことがあります。それはスキーに行くこと。昨シーズン約2ヶ月滞在した野沢温泉村に今年も遊びに行こうと思っています。そこで買い足したいのがバラクラバ。滑走するとき、風の強い日や雪の日は寒さで顔面が痛いし、晴れの日は照り返しで日焼けしてしまう。その両方から守ってくれる全天候型のアイテムがバラクラバなんです。こちらは〈ハロ コモディティ〉のもの。街ではバラクラバが必要なほど寒い日はあまりないけれど、ロールアップすればビーニーとしても使えるから、フィールドでも街でも活躍してくれます。素材には繊維の細いエクストラファインウールが使用され、柔らかな肌触りに。また、繊維表面の凹凸を整える加工が施されウール特有のチクチク感が抑えられています。肌に直接触れるものだからこそ、こういうちょっとした気遣いはうれしいポイント。今年は、野沢ローカルのみんなに勧められた「道祖神火祭り」のタイミングで行こうかな。
¥6,050

ヌーク
noook.jp

meanswhile

ミーンズワイルのボディバッグ

ランニングのお供。

ランニングのときに持っておきたいものって意外と多い。スマホ、鍵、イヤホンケースは外せないし、天気や走る距離によってはシェルや飲み物も必要になる。そこで頼りになるのがボディバッグです。選んだのは〈ミーンズワイル〉のもの。ベルトのように体にしっかりと固定されるので、ランニングなどのアクティブな動きにもフィットしてくれます。素材には伸縮性と軽量性に優れるウルトラウィーブが採用されているので、物の取り出しがスムーズだし重量わずか50グラムで運動の邪魔になりません。蛇腹状の袋は入れる中身に応じて伸縮し、空のときはぺったんこになる仕様。ミニマルなデザインだから、ランニング以外にも日常のあらゆるシーンになじんでくれそうです。ポケットが少なくなる夏に収納力をちょい足ししたり、海外へ行く際にセキュリティバッグとして使ったりと想像が膨らみます。
¥9,900

ミーンズワイル
store.meanswhile.net

CONVERSE × BILLY’S

コンバース × ビリーズのオールスター LGCY VELVET HI

色気漂うオールスター。

秋冬には革靴がしっくりくる気がしてあまりスニーカーを履くことがないのですが、そんなぼくでも足を通したいと思うスニーカーを見つけました。それが〈コンバース〉と「ビリーズ」のコラボによる一足。ベースとしたのは、70年代の「オールスター」のディテールを忠実に再現しつつ、疲れにくい履き心地を追求した「ALL STAR LGCY」です。いちばんの特徴は、アッパーに採用された深緑のベルベット。見る角度や光の加減によって表情を変え、奥行きを感じさせます。〈コンバース〉のスニーカーというとカジュアルなイメージがありますが、ベルベット特有の光沢によってラグジュアリーなたたずまいに。素材に色気や品があるからモードやフォーマルなスタイルに合わせやすいし、シルエットはクラシックな「オールスター」だからデニムやチノパンとの相性も間違いない万能型のスニーカーです。
¥15,400

ビリーズ
www.billys-tokyo.net/shop

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