走ることは日常だ。

中学生の頃は駅伝部に所属し、全国大会に出場したほどの経歴を持つ七海さん。スピードを競うのがあまりにもキツすぎて、それ以来ランから離れていました。でも、ここ数年でランニングを始めた友達から誘われるようになり、再び走るように。いまでは中学生の頃とはまったく異なるランニングの楽しみ方を知ったみたい。

七海： 毎朝1時間くらい歩くルーティンがあって、その時の気分で走っているんです。長く、楽しく走り続けたいから、何時間・何kmっていう目標は決めず、気が向いたら走るくらいの距離感で現状はランニングを楽しんでいて。調子がいいと10kmくらいは走っています。心がスカッとするんですよね。走ったほうが、その日のパフォーマンスがいいような気がします。

毎日の目標を掲げると、それをこなすことが負担になってしまうから、走ることに慣れていないなら、七海さんくらいハードルを下げた走り方が長く続きそうです。そんなランとの向き合い方をしながら、2年前「名古屋ウィメンズマラソン」に出場し、見事に完走。

七海： すっごくキツかったけど、ゴールテープを切った瞬間は「わたし、何でもできる！」ってマインドになったから挑戦してよかった。

普段は近所の公園を走ることが多い七海さんですが、この日は明治公園へ。シューズは〈オン〉の「クラウドスウィフト 4」で、このカラーリングのモデルは「スポーツデポ・アルペン」の〈オン〉取扱店舗、「On Flagship Store 銀座」、「On Store キャットストリート」、各オンラインストアで販売されています。

七海： 〈オン〉はスタイリッシュなイメージで、ファッションとの親和性が高いと思っていました。あまり見かけない、絶妙な中間色のカラーリングがかわいいですね。ランニング意欲を高めてくれます。

そのデザインだけではなく、履き心地も気に入ったようです。

七海： ニットアッパーが足によくフィットして、しっかりとホールド感もありました。程よいクッション性で、着地したときの安定感もばっちり。無駄な力をいれずにスムーズに蹴り出すことができたから、走ったり歩いたりする私のランに合っている気がします。長い距離も走れそう。わたしみたいなファンランナーにぴったりの一足だと思いました。

そして、着用しているのも〈オン〉のウェア。シューズと同じく、ニュアンスカラーが七海さんの好みです。

七海： 案外、こういうカラーリングのランニングウェアって少ないですよね。光の当たり具合によって、色が違って見えるのが気に入りました。走っても、ウェアにストレスが一切ありません。そしてスタイリッシュなデザインだから、シューズと一緒でランニング意欲を高めるウェアだと思います。あと、アウターの袖口は甲まで覆ってくれるのも個人的にうれしいポイント。ランニングをしていると手の甲が日に焼けるし、日焼け止めを塗り忘れがちなので。

リズムよく走る七海さん。中学生の頃のようなトレーニングとしてのランではなく、自分と向き合うためのラン。走ることが、自分の体を知るきっかけになっているそうです。

七海： 走ると、前日の食事によって体の動きが違うのが分かるんです。だから、不調に気づきやすくて、自分のニュートラルを知れる。走るとメディテーションになるし、メンテナンスにもなっています。