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石井陽介
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山本博史
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脇山修平
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加藤誓也
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須藤結理
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阪口和暉
Keep truckin’
グレイトフル・デッドのオリジナルメンバー、ボブ・ウィアーが天国へと旅立った。いまごろはあっちでガルシアやレッシュらと再会して、一緒にプレイしいるのだろうか。願わくばデッド・アンド・カンパニーの来日を期待していたけど、それも叶わぬ夢になってしまった…。一度でいいから観てみたかったなあ。最近は追悼を意を込めて『American Beauty』ばかりを聴いている。
BODHI
ボーディのシャツ
カシミヤ100%。
このシャツを展示会ではじめて見たときはぶったまげました。レギュラーカラーのシンプルなシャツですが、明らかに只者ではないオーラを放っていたからです。このオーラの秘密はなんだろうとシャツに触れてみると、非常にしなやかで上質な肌触り。もしやと品質表示に目を向けると、やはりカシミヤ100%。しかもそれを、きめ細やかなブロード組織で制作するというこだわりっぷり。縫製も至極丁寧で、ラグジュアリーブランドにも引けを取らないクオリティ。いやはや、神は細部に宿るとはまさにこのシャツのことで、静かなのに確かな存在感があります。手掛けたのはカシミヤに特化した服づくりを行う〈ボーディ〉。少々値は張りますが、物のよさを考えれば決して高くはないかと。タイムレスなデザインだし、ずっと着られるしね。
¥187,000
ボーディ
bodhi-cashmere.com
HERILL
ヘリルのジップアップフーディとパンツ
リュクスなフーディ。
去年あたりからプルオーバーのフーディではなくジップアップのフーディが気になって色々試しているのですが、スエット生地のものを自分が着るとアメカジおじさんといいますか、妙にハマり過ぎちゃってしっくりこない。そんなときに出会ったのが〈ヘリル〉の100%シルクのジップフーディです。写真を見ても分かるとおり、美しいドレープと品のある光沢。それでいて嫌味な感じは一切なく、リュクスなたたずまい。肌触りもなめらかで気持ちいい。これならラフに羽織っても、ジーパンと合わせても、いい感じにまとまります。なんなら同素材のパンツとセットアップで合わせたってOK。むしろ雰囲気増し増しってもんです。そういえば少し前に40代のパーカーおじさん論争なんてのがありましたが、そんなん言わないでよ。好きなもん着させてよ!
フーディ ¥143,000、パンツ ¥110,000
にしのや
03-6434-0983
NORMAL EXPERT
ノーマル エキスパートのアノラックとパンツ。
シーズンレスな服。
ここ数年の気候変動により服選びの基準が変わりました。季節の移ろいを楽しむというよりは、快適かつ機能的で、幅広い気候に対応する服に自然と手が伸びます。2024年にスタートした〈ノーマル
エキスパート〉の定番アイテムであるアノラックブルゾンとパンツは、四季を超越したものづくりをしていて、アノラックは1年で300日、パンツは365日の着用を想定して設計されています。また、機能ポケットやベンチレーションなど日常使いに最適なディテールが随所に施されているのもうれしい。そのうえ見てのとおりデザインも洗練されていて都会的。機能とファッションが高次元で融合し季節問わず着られる〈ノーマル
エキスパート〉の服は、現代におけるデイリーウェアの最適解のひとつと言って差し支えないかと。
アノラック ¥42,900、パンツ ¥39,600
アルファ ブランド コンサルティング
03-6910-5431
Gurank
グランクのカーディガンとパンツ
攻略しがいのある配色。
90年代あたりのアメリカのアウトドアブランドに見られる、コントラストが激しい配色が好きです。補色や反対色を採用した大胆な色合わせはド派手でファッションに落とし込むのは中々に難しいですが、それだけに着こなせたときは気持ちいい。攻略しがいがあるってものです。写真は〈グランク〉からリリースされたジップカーディガンとパンツ。あの頃のアウトドアブランドのジャケットを彷彿とさせる色合わせとデザインですが、生地をローゲージの吊り編み天竺にすることで軽やかに仕立てています。ジーパンにワークブーツを履いて90sアメカジでもいけるし、共生地のパンツとセットアップで合わせてスポーティに振ってもおもしろそう。
カーディガン ¥49,500、パンツ ¥39,600
にしのや
03-6434-0983
守谷ハーフマラソン。
なんだかんだ毎年参加してるな。みんなでぼくの実家に泊まって。今年は高輪にオープンする話題のサウナを覗きつつ、北千住で一杯やって、という流れかな。もちろんレース後は実家で打ち上げ。程よい疲労感と適度な酔いに、こたつの温もりは相性抜群なんですよ。
BILLIONAIRE BOYS CLUB × Eddie Bauer
ビリオネア・ボーイズ・クラブ × エディー・バウアーのダウンジャケット
ポップに彩られた名アウター。
1920年、アメリカ・シアトルで創設されたアメリカを代表するアウトドアカジュアルブランド〈エディー・バウアー〉。創業100年以上の歴史を誇り、1936年にはアメリカ初のダウンジャケットを発案し、その道のパイオニアとしても知られています。そんな〈エディー・バウアー〉の名品のひとつに挙げられるダウンパーカ「カラコラム」を、大胆にアレンジしたのが〈ビリオネア・ボーイズ・クラブ〉です。オリジナルを忠実に再現しつつ、素材感やシルエットは現代的にアップデート。〈ビリオネア・ボーイズ・クラブ〉ならではのグラフィカルなワッペンや刺繍を随所に施すことで、カラコラム本来のクラシカルな表情をキープしながら、ストリートのエッセンスを感じられる仕上がりとなっています。しかも、厳冬期にも対応可能な700フィルパワーの高性能ダックダウンというのも頼もしい。冬の寒さをポップに彩る名アウター。これは活躍してくれそうです。
¥84,700
ビリオネア・ボーイズ・クラブ
billionaireboysclub-store.jp
THE NORTH FACE
ザ・ノース・フェイスのバックパック
妄想を膨らむシースルーパック。
仕事柄、さまざまなブランドの展示会に足を運びます。自分の物欲を満たすためではもちろんなくて。全体のムードやトレンド感、これから先の傾向を予測することが、主な目的になります。とはいっても、ときには目新しいプロダクトが出てくると、食指が動くわけです。〈ザ・ノース・フェイス〉のトレッキングパック「Sum
45」は、まさにそれ。本体のボディ部分には疎水性、速乾性に優れたモノメッシュを採用。約855g(S-Mサイズ)という軽量性をキープしながら、視認性が高いため見た目はより軽やかな印象を与えてくれます。メイン気室内には防水のパックライナーを合わせることで、濡らしたくない荷物をスマートに収納することができます。その他にも取り外しのできるショルダーポケットや、伸縮性に優れたサイドポケット、スピーディな脱着を可能にするマグネット式のチェストベルトなど、あると便利なディテールワークが盛り沢山。使い勝手のよさもさることながら、使う側の妄想を膨らませるシースルーパック。ぜひ、フィールドで試してみたいです。
¥40,700
ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
0120-307-560
www.thenorthface.jp
Sungod
サンゴッドのサングラス
自身のスタイルを貫いたシグネチャーモデル。
世界最強の女性ウルトラランナーと言えばコートニー・ドウォルターでしょう。2024年に行われた日本最大のトレイルランニングレース「Mt.FUJI
100(FUJI100mi)」では、女子優勝のみならず男女総合3位という驚異的な結果を樹立。ウルトラレースの世界では無類の強さを誇ります。それでいて出で立ちはとにかくファンキー。バスケットショーツを彷彿とさせるワイドなショーツに、タイダイ柄のソックスを合わせ、サングラスをかけて楽しそうに駆け抜ける姿は、多くのファンを虜にしています。そんな彼女のシグネチャーモデルが、イギリス発のパフォーマンスアイウェアブランド〈サンゴッド〉よりリリースされています。ベースにはシーンを選ばない汎用性に優れた定番モデル「クラシック」の第4世代タイプとなり、重量はわずか26g!
独自の8KO®
ナイロンレンズにより、クリアな視界が確保され、目にも優しく、耐久性にも優れた仕様になっています。昨今流行りのワンレンズ型に流されることなく、自らのスタイルを貫いたシグネチャーモデル。彼女のこういった姿勢にも、いちファンとして共感を覚えます。
¥18,700
ストライド
stride-world.com
MIZUNO
ミズノのランニングシューズ
思わず「かるっ!」と声がこぼれます。
ランニングに柔道、野球に卓球、ゴルフにフットボールといったスポーツ用品の開発に加え、トレンドを加味したスポーツスタイル、スニーカー、はたまた法人向けのユニフォームなど、多種多様な事業を展開している〈ミズノ〉。そんな〈ミズノ〉が満を持してリリースした次世代レーシングシューズが「ハイパーワープ」シリーズです。趣きの異なる3つのモデルがラインナップされたなかでも、個人的に気になったのがシリーズ最軽量を謳う「ハイパーワープ
ピュア」です。手に取った瞬間、ついつい「かるっ!」と言葉がこぼれる重量わずか137g(27cm片足)となり、ミッドソールには新たに開発した「ミズノエナジー
XP」を採用。内部には3D形状フルレングスカーボンプレートを搭載しているため、履いてみると柔らかくて軽いんだけど、足を踏み込むと確かな反発が味わえます。さらに新素材のウーブンアッパーが、大幅な軽量化に加え、フィット感の向上を実現。白を貴重にしたテクニカルでスポーティーな配色も、個人的には好印象。群雄割拠のランニングシーンに一石を投じる、〈ミズノ〉渾身の次世代レーシングシューズ。これは期待が膨らみます。
¥35,200
ミズノお客様相談センター
0120-320-799
jpn.mizuno.com
チャッピー。
なんて、口にするのは恥ずかしいですが、ここ最近結構使っています。そのまま鵜呑みにせず、視点合わせで参考にする感じ。肯定してから答えてくれるのがいい、みたいな話を読んだ気がしますが、それよりも「これも話せるけど、どう?」みたいな提案が楽しい。大ハズレもあるけど、完璧じゃないのもポイントなのかも。抜け感ってやつですかね。
foot the coacher × Graphpaper
フット・ザ・コーチャー × グラフペーパーのシューズ
レザーソールな気分。
革靴を選ぶとき、ついラバーソールを選んでしまいます。便利だし、やっぱり使いやすいので。でも、ゴツさが気になることも多々あります。ここのところ、なんとなく品が欲しくて、レザーソールの革靴を履きたい気分だったんです。そんなタイミングで、〈フット・ザ・コーチャー〉がつくった〈グラフペーパー〉の新作が登場。デザインは外羽根のプレーントゥという極めてオーソドックスなつくり。アッパーに採用したオリジナルレザー、そしてステッチを目立たせない袋縫い構造、ストームウェルト付きのグッドイヤー製法など、パッと見でこだわりが感じられます。そこに、レザーソールをベースに、ヒールのみダイナイトソールという組み合わせです。都会的かつ快適な着用感を求めた、〈グラフペーパー〉らしいバランス感に思わずグッときてしまいました。今年はスマートな大人目指します。
¥91,300
グラフペーパー 東京
03-6381-6171
graphpaper-tokyo.com
Tangerine
タンジェリンのみかんジュース
生産者から買った極上みかんジュース。
「わたしが、つくりました」。その言葉と顔写真が添えられ、生産者の顔が見える野菜や果物が売られるようになったのはいつからなんだろう…。そんなことを考えたのは、昨年12月に愛媛県宇和島市を訪れ、若松優一朗さんの取材をしたときでした。みかん農家の3代目を継ぐことを決め、育てたみかんを無添加のストレートジュースにして〈タンジェリン〉という名義で販売しているんですが、これがとても美味しい。2種で計6本買ったうち特に感動したのが、はるかを搾ったものです。口にふくむと、とろっとクリーミーな舌触り。そして、甘みと苦みがキューッと押し寄せます。思い出すとよだれが出る感じ。と、ここまで書いて通販ページをで見たら売り切れていました。来年にぜひ! どれもあと味がくどくなくて、スッと口から消えていきます。プレゼントにもかなりおすすめです。
¥2,700
タンジェリン
tangerinebynia.com
JINS
ジンズのメガネ
ニュークラシック誕生。
どんどん視力が落ちてきて、メガネを手放せません。PCやスマホなどの使いすぎなんだと思います。となると、何本も欲しくなってしまうわけで、ピックしたのが〈ジンズ〉の新しいモデルです。これは、「ニュークラシック」という12月に発売されたライン。名前からも気合いの入り方が分かるように、“上質で普遍的な定番とは何か”という問いに対する、ひとつの答えとして発表されています。ラインナップは6型あり、どれもチタン製の鼻パッドが付いているところが最高。掛け心地が断然よくなるんですよね。選んだのは、少し丸みのあるシェイプとサイズ感が気に入ったサーモントタイプ。チタンとアセテートの組み合わせで、掛け心地も上々です。強く見えすぎない感じもいい。レンズの在庫都合もありまだ変えられてないんですが、人生初の調光レンズにする予定です。
¥19,900
ジンズ
www.jins.com/jp
KARHU
カルフのスニーカー
レトロな安心感。
ロープロファイル、厚底、ベアフット、トレラン系などなど…。いろいろなスニーカーの波がある近年ですが、たまに疲れます。ちょっぴり安心感が欲しいと思ったら、〈カルフ〉にバランスのよいモデルがありました。それが「Legacy
96」という、1996年に誕生したランニングシューズの復刻モデルです。レトロなルックスはそのままに、アッパーの質感やクッション性を高めてつくられています。個人的にですが、やりすぎないバランスがよいなと。たとえば、クッションはあるけど、ソールは厚すぎないみたいな感じで。〈カルフ〉の生まれ故郷・フィンランドの隣に位置するスウェーデンには、“ちょうどよい”“ほどほど”という意味の「ラーゴム」という言葉があるそうです。これは、多すぎず、少なすぎずという考え方。この靴もまさにそんな感じで、デイリーにめちゃくちゃ使いやすいんです。
¥19,800
シードコーポレーション
japan.karhu.com
ワールドカップイヤー。
待ちに待った、4年に一度のワールドカップ。さまざまなブランドからサッカーの祭典を盛り上げるコンテンツが展開されていますが、今大会はとくにファッション×サッカーの取り組みが多い印象。となると、各国のユニフォームデザインにも期待が高まります。フイナムでも、純粋にサッカーを楽しめる催しをせっせと仕込んでいるので、乞うご期待!
Hombre Niño
オンブレニーニョのジャケット
ミニマリストの強い味方。
新年一発目にピックアップしたのは、〈オンブレニーニョ〉からリリースされる全天候型のユーティリティジャケット。ホワイト系のアウターは汚れが気になったりとなかなか手が出せないけど、これならナイロンオックス生地に撥水加工が施されているので、手入れも比較的簡単なのがうれしいですね。そして、左右の胸元に配置されたマチ付きのポケットも本作の大きなポイントで、その収納力といったら、バッグを持たずに手ぶらで外出もできちゃうくらい。シーズンを通して何かと登場機会は多そうなので、ワードローブに加えておいて損はないでしょう。
¥55,000
サンプルデリカ
sampledelica.com
SILAS
サイラスのデニムジャケット&デニムパンツ
キマリすぎないセットアップ。
セットアップをみるとさまざまな着こなしが楽しめるからついつい上下まとめて買ってしまうのですが、あまり後悔をしたことがありません。結局のところ、セットアップとしてリリースされてるものはセットで着用することを想定してつくられているから、バランスがすごくいいんです。最近でいうと、ブラックのウォッシュデニムで仕立てられた〈サイラス〉のジャケットとパンツがまさにそれ。どちらもゆったりとしたリラックスフィットが採用されているのですが、ジャケットは着丈がやや短め、パンツはストンと落ちるストレートシルエットと、トレンドをしっかりと押さえたデザインとなっています。今シーズンより本格的に始動したUK企画の〈サイラス〉、今後の動向もチェックしておきたいところです。
ジャケット ¥70,400、パンツ ¥55,000
TAION
タイオンのダウンパーカ
この値段、迷わず買いです。
ペイントカモを総柄で表現したM-65タイプのこちらは、〈タイオン〉が誇る800フィルパワーのダウンを使用した抜群の暖かさが特徴的。しかも比較的コンパクトで、袖を通してみると、とにかくしなやかで軽いんです。ボリュームのあるダウンジャケットを着るとバッグが背負いにくいというのはこの時期のあるあるで、なかなかハイロフトのものに手が出せない理由の一つですが、その悩みすらもあっさりと解消。豊富なカラーバリエーションと税込15,000円をきるという驚きのコストパフォーマンスも大きな魅力となっているので、さらなる詳細をブランドのオンラインストアでチェックしてみてください。
¥14,850
タイオン
taion-wear.jp
Healthknit
ヘルスニットのニット
肌が喜ぶ着心地。
〈ヘルスニット〉が手がける「シルキーモールニット」シリーズから新たに登場した本作、最大の魅力はその名のとおりシルクのように柔らかいその着心地。コットン素材がベースとなっているのでニットのように重たくもなく、程よい光沢感が品のあるたたずまいを演出してくれます。デザインに目を向けてみると、インナーとのレイヤードも楽しめそうな3ボタンのヘンリーネック、ラグランスリーブを採用したリラックス感のあるシルエットがポイントで、ガシガシ着たあとはラウンジウェアとして大いに活躍してくれそうです。ちなみに、同素材を用いたパンツも展開されているそうなので、お財布に余裕のある方はぜひセットアップで。
¥17,380
ヘルスニット・ブランズ
healthknit.shop-pro.jp
落下の王国。
という映画を観ました。2006年に公開された1915年が舞台の物語で、あらすじは控えますが、とにかくおもしろかった! そして映画の可能性を改めて感じた一作でした。ある一定数の映画は、こう感じてくれという感情の道筋がはっきり敷かれてていやになりますが、いやもっと語り手も聞き手も自由じゃん?っていうのがこの映画の肝。それでいて、CGほぼ無し、世界24カ国以上の世界遺産や絶景による圧倒的な映像美、石岡瑛子の艶やかな衣装、完璧だ…完璧な映画がここにありました。
DIE DREI BERGE
ディ・ドライベーグのダウン
大寒波に白旗をあげたひとたちへ。
古着好きのメンズたちにアウター事情を聞くと、決まってダウンに頼りたくないと言います。ファッションで技術に頼るのが悔しいのだそうで。プライドの問題ですね。一方わたしは寒さに白旗をあげて、最強ダウンを探索。最近〈ディ・ドライベーグ〉のこちらに出会いました。パリの起業家・クリエイティブディレクターのラムダン・トゥアミが手がけるブランドで、このダウンは本人にとってとても思い入れがあるそう。まず目を引くのがカラーリング。冬のキリリとした空に映えるいい色でありながら、鮮やかすぎないから古着とも相性がいい。そして持つとわかるのが、軽さと暖かさ。理由は、三重県の工場で丁寧に洗浄されたフランス産ホワイトダックダウン(750FP)。実家の北海道にこれを着て帰省しましたが、余裕でした。真鍮のボタンも上品で、2列に配されているからサイズ調整ができるのもうれしいポイント。つまるところ、これがダウンの正解でしょう。凍える古着オタクを横目にぬくぬくな冬を過ごします。
¥110,000
WORDS, SOUNDS, COLORS & SHAPES
東京都目黒区青葉台2-16-7
03-6455-1847
KEISUKEYOSHIDA
ケイスケヨシダのトレンチコート
眺めたい服、着たい服。
眺めて嗜む服と、着たい服はちょっと違います。華やかなショーを行うブランドは前者にあたることが多く、ダイナミックなデザインと何かを隠喩したようなモチーフに圧倒されてしまい、自分が着用することなどは考えません。しかし珍しいかな、〈ケイスケヨシダ〉の服はそのどちらにも当てはまります。このコートがいい例。ブランドのシグネチャーアイテムでもあるトレンチコートを、今季のコレクションのムードを反映し、アップデートしました。ナイロン素材の光沢が美しく凛としたたたずまいですが、実はデザインがすこし変わっていて。本来裏に配される身返しをケープに見立てたデザインで、トレンチコートとしてもケープとしても着用可能なんです。歩くたびに揺れるコートの曲線にも思わずうっとりします。聞けば今季のテーマは「今、都市に生きることの厳格さと、その奥に抱えている繊細な表情」だそう。テーラードを軸にしつつ、エレガンスと日常を行き来する服たちは、眺めたいし着たい。引き続き注目したいブランドです。
¥159,500
ケイスケヨシダ カンパニー・リミテッド
info@keisukeyoshida.com
03-5775-7941
NICENESS
ナイスネスのデニムジャケット
克服。
古着は好きだしジーパンも好きですが、デニムジャケットは縁のないものだと思っていました。いかにも古風な顔立ちのせいで、コスプレ感がでてしまうのが理由。ただ、見つけました。私のためのデニムジャケット。1920〜30年代の米国陸軍のデニムプルオーバーをベースにしていますが、アレンジ加減がさすがは〈ナイスネス〉です。前開きでブルゾンのような適当に羽織れる仕様なうえに、ポケットは長めに設計してあり、外からもアクセスできるように。重要なのは、生地。高品質な米綿を使用した12ozの白耳セルビッチデニムをシャトル織機で丁寧に織り上げていて、重すぎないし軽すぎない。縦落ち加工で着倒した雰囲気がありつつも、ふしぎと品があります。春とか秋の微妙な季節の羽織りにもなるし、冬はコートの中に仕込める。いやはやこの歳になって初めてデニムジャケットのよさに気づきました。食わず嫌いはよくないですね。
NICENESS
Instagram:@niceness_official
HELLY HANSEN
ヘリーハンセンのデッキジャケット
海軍もびっくり。
一見N-1かと思いきや新品。聞けば納得、ブランドは〈ヘリーハンセン〉です。デザイン元はもちろんクラシカルなデッキジャケットなのですが、機能は最先端。まず裏地に採用しているファイバーパイル光電子は、フリースの元祖ともいえるファイバーパイルの毛足をさらに長くしたファイバーパイルサーモがベースになっています。パイルの糸に光電子を混ぜていて、着るひと自身の体温が持続するような仕組みだそう。そして表地には防風性を備えたナイロン素材を採用。ファイバーパイル光電子が溜め込んだ暖かさを逃しにくくしてくれています。襟がボアでチンスト仕様なのも、当時を再現していてニクイ。余計な装飾がないのも潔いですね。新品で買うのも大アリと思わされた一着でした。ちなみにネームが「HHFP」の理由は、最初から読み返せばわかりますよ。
¥41,580
ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
0120-307-560
#フイナムの昼飯。
年始の読者プレゼント企画にご応募いただいたみなさま、ありがとうございました! 応募フォームのアンケートで多かったのが、食に関するコンテンツが見たいという声。そんな要望にお応えし、今月から「#フイナムの昼飯」というコンテンツをインスタ上でスタートしました。編集部員のオススメのお店を紹介していくのでお楽しみに。
blurhms
ブラームスのハリントンジャケット。
玉虫ハリントン。
持っているパンツは太めのものばかりなのですが、最近レギュラーフィットのスラックスを手に入れました。そうなると次に欲しいのは、それに合わせる短丈のジャケットです。『ファイトクラブ』のタイラーや『トレインスポッティング』のレントンなど、男くさい映画主人公がその組み合わせをしているイメージがあって。目を付けたのは〈ブラームス〉のハリントンジャケット。光の当たり方で、ベージュにもグリーンにも見える玉虫色のような独特な色味に惹かれました。生地には細番手の糸で織ったきめ細かいコットンギャバジンを採用。それを製品洗いにかけることで自然なシワ感や毛羽立ちを生み、新品でありながらどこか古着のような柔らかい風合いに仕上がっています。そして、その風合いを生かすためにあえて表面に撥水をかけていないのだそう。某王道ブランドのハリントンジャケットのようにひとと被らないのもポイントです。
¥79,200
ブラームス
blurhms.com
AeroPress®︎
エアロプレスのエアロプレス ゴープラス。
どこでも手軽においしいコーヒーを。
フェスやキャンプ、山など、自然のなかで飲むコーヒーは格別。ドリップバッグという便利アイテムもあるけれど、せっかくなら自分で豆から挽いて淹れたいものです。かといって荷物が嵩張るのは困る。そこで「エアロプレス
ゴー プラス
トラベルシステム」の出番です。エアロプレスとは、アメリカのアウトドア用スポーツ玩具メーカーが開発した、空気の圧力を利用したコーヒー抽出器具。なかでも携帯性の高いモデルの「エアロプラス
ゴー」を進化させたのが、今回紹介する「エアロプレス ゴー プラス
トラベルシステム」です。何が変わったかというと、プラスチックカップだった部分がステンレス製断熱タンブラーになったこと。冷え込む朝晩や秋冬でも、冷気を遮断してコーヒーを温かく保ってくれます。ひんやりと澄んだ空気のなかで飲むあたたかいコーヒーがうまいのに、すぐ冷めてしまい幸せな時間が一瞬で終わるという経験を何度もしてきたから、うれしいアップデートです。さらに、タンブラー内に本体、スターラー、計量スプーン、フィルターがすべてすっぽり収まってくれるからコンパクト。お湯を注いでプレスするだけというシンプルな使い勝手も魅力です。
¥22,000
エアロプレス
aeropress.jp
HOKA
ホカのミュール。
ワンマイルと言わず、どこまでも。
外の空気に当たりに散歩しに行ったり、コンビニへ行ったり、ちょっとしたワンマイルの外出時に重宝するミュール。ラクなのにサンダルほど安っぽく見えず、サマになってくれる頼れる存在です。ただ、踵がカパカパなってしまったり、長時間履いていると疲れるという欠点も。そんな気になるポイントを両方クリアしたミュールが〈ホカ〉の「ORA
PRIMO EXT」。昨年12月にオープンした、ブランド全カテゴリーのアイテムをラインナップしている「HOKA
Shibuya」で出会った一足です。ORAシリーズはもともと運動後の疲れた足をリカバリーするために開発されているから履き心地抜群。厚みのあるEVAミッドソールとロッカー構造が足の負担を軽減してくれます。さらに、狭めに設計された履き口とアッパーに付けられた調節可能なクロージャーが高いフィット感を実現。ワンマイルと言わず、一日中履いていたいミュールです。アッパーはフルスエードだからスポーティすぎず、スラックスなど普段使いのパンツともなじんでくれそう。
¥20,900
COPY CORNER
コピー・コーナーのポスター。
洗濯マスターへの第一歩。
こちらは「TOKYO ART BOOK FAIR」でひと際混み合っていた「COPY
CORNER」のブースで見つけたポスター。書いてあるのは洗濯表示です。洗濯は方法を間違えると服をダメにしてしまったりするから、表示はしっかりチェックしておきたいところ。でも、記号は似たような見た目で一向に覚えられず、都度調べています。そんなところに現れた救世主がこちら。洗い方、漂白、乾燥、アイロン、クリーニングと洗濯表示を網羅し、その下に簡潔な説明が添えられています。一見下半分が逆さまに見えますが、2枚目をご覧ください。実はこれ、くるっと丸めることで服のタグのようになるというデザイン。そして、紙の専門商社・竹尾が開発した光沢感のある紙にグレーのインクで薄く網点をかけることで、タグに使われるサテン素材の質感を表現しています。リソグラフならではの鮮やかな発色もグッド。ランドリースペースに貼って、洗濯表示マスターになろうと思います。
¥2,420