クラシックへの敬意を払いながら、挑戦し続ける。

ー 最新アルバム『BALLADS』発売から少し時間が経ちました。いま振り返ってみていかがですか?
岩間:前作まではぼくらって8人で音楽をつくることに “美” というか “センス” を込めていた部分があったんですけど、最新作には新しい風を吹かせようと思って、初めてプロデューサー陣と客演を招いたんです。これは新しいチャレンジでしたね。
ー SANABAGUN.は音楽面やスタンスにおいて “停滞することなく常に進んでいる” という印象があります。
岩間:そうですね。ただ今作は特にガラッと変わったような印象があるけど、実際はいままでも例えばレコーディングのやり方を変えてみたり、常にチャレンジはしているんですよ。だから、いま振り返ってみても実はスタンスはブレてないなって。
ー オールドスクールな音楽へのリスペクトをはじめ、SANABAGUN.にとって大切な “軸” だけは曲げずに、新しい形を模索しているということですよね。
岩間:そうですね。毎回 “おもしろい” と思うものを取り入れているなかで、それが今作はプロデューサーや客演だったってだけなんです。
ー それぞれ意識的に変えた部分はありましたか?
大林:より広い層のオーディエンスをイメージしてパフォーマンスをする、という意識はみんなから感じましたね。
谷本:前作まではやりたいことの純度を高めるイメージだったけど、今作は “みんなはなにをSANABAGUN.に求めているだろう? ”という部分を意識して制作に臨みました。

ー さて、今日は全6型のモデルから各々好みのアイウェアを選んで頂きましたが、かけた印象はそれぞれいかがでしたか?
大樋:選ぶのが難しかったです…。どれもカッコよくて…。
高岩:メガネの話題になった途端、突然インタビューの受け答え下手くそになったな!
ー (笑)でも、本当に仰る通りでアプローチはとてもファッションナブルでクラシックなんです。
谷本:こういうクラシックベースな質感のアイウェアは、ぼくらにマッチするのかなって思いましたね。
大林:うん、ユニークなデザインが入ったりする “斜に構えた” かっこよさじゃなくて、ストレートな美しさがありますよね。
隅垣:あとかけてて気付いたんですけど、いろんなところにラバーがついてますよね。
ー かけているときにズレにくくするために、ブリッジやテンプルにラバー加工がされているんです。
高岩:ああ、たしかに演奏してるとき気にならなかった。
高橋:ズレにくかったね。
ー そうなんですよ。「VC」の第二弾である今作は、デザイン性だけではなく機能性も持ち合わせているハイブリッド感がポイントになっています。
谷本:どんなひとにでも言えることだと思うんですけど、動きの多いミュージシャンは特に嬉しいですよね。
ー 皆さんサングラスをする機会も多いと思うんですが、なんとカラーレンズは50種類近くから好きなものを選べるという。
岩間:50種類! 半端じゃないっすね。
ー あとは、紫外線を感じるとレンズに色がついたり、室内に入るとクリアに戻ったりする調光レンズが選べたり。
澤村:本当だ! いまは普通のアイウェアなのに、さっき外にいたときはサングラスみたいになってましたもんね!(Zoffの広報が掛けていた調光レンズ入りのアイウェアを見て)
大樋:それ欲しい。
高橋:サングラスは夜になると見えなくなっちゃうんで、普段アイウェアと二個持ちしてるんですよ。ぼくみたいなひとにとっては超便利ですよね。

上段左から:大樋、谷本、澤村、隅垣、大林、高橋
下段左から;高岩、岩間
ー それぞれそのアイウェアを選んだ決め手はなんだったんでしょうか?
大林:30代をそろそろ迎えるにあたって、大人なアイウェアを掛けたいと思って。いままではプラスチックのモデルを使ってたんですけど、メタルにもトライしたくなって。あと、映画のなかでアフリカ系アメリカ人とかが、こういうデザインのものを掛けてるのがかっこいいんですよね。
隅垣:ぼくは視力がかなりいいのですが、デリケートな部分があって。これだったらサングラスが目を守ってくれるし、ベーシックなデザインだから長く使えそうだなと思ってこのモデルを選びました。
高橋:50’sらしいデザインですかね。そろそろこういうのが似合うようになりたいなと。
澤村:最近、このオレンジのニットキャップを被ることが多くて、色を合わせにいきました。あとフレームの形は、みんなが選ばなさそうなモデルを選んで撮影のためのバランスを取りにいきました(笑)
岩間:普段サングラスをかけていることが多いから、これを機にシンプルなルックスかつ透明なレンズのものに挑戦しようと思ったのが理由です。
高岩:プラスチックで細めのフレームがいまかなり気になってて。なんだか不良じゃないですか。オフィサーっぽいルックスなんですけど、ブラックのレンズを入れたらロックンロールな印象になるかなって。
大樋:ぼくは自分がいちばんベーシックだなって思うものを選んだ、という感じですかね。サングラスのレンズにマッチすることも重要視しました。
谷本:ジャズが多いんですけど、ぼくの好きなミュージシャンにこういうモデルを掛けているひとが多くて、普段から似たモデルを掛けてます。あとは、SANABAGUN.だと僕がいちばんオーバーサイズな格好をすることが多いから、そこにこういうアイウェアを合わせると いい意味で “イカつい” 印象が出ていいなって。
高橋:それぞれ明確な選んだ理由があるから多分みんな似合ってるんだよね。
ー メガネを選ぶときはよく吟味した方がいいことがよくわかりますよね。
高岩:実際に掛けてみてわかったけど、我々のライブはかなりアグレッシブなのでお客さんもこういう粋で洒落てて、機能的なアイウェアを掛けるべきですね。これを掛けてぜひツアーファイナルに来てくれみんな!
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