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STYLE & PLAY GREAT YARD 気鋭のスタイリスト島田辰哉が案内する、 新しい”スポーツとファッション” に出会えるお店。

STYLE & PLAY GREAT YARD 気鋭のスタイリスト島田辰哉が案内する、 新しい”スポーツとファッション” に出会えるお店。

近年のファッションのトレンドを語る上で、もはや欠かすことのできない存在となったスポーツ。そんなファッションとスポーツという2つの要素を軸としながら、見事に今の空気感へと昇華したセレクトショップ「STYLE & PLAY GREAT YARD(スタイル & プレイ グレイト ヤード) 表参道」が3月18日(土)に原宿キャットストリート沿いにオープンする。今回、フイナムでは同ショップのイメージビジュアルのスタイリングを務めたスタイリスト島田辰哉氏を案内人として、一体どんなお店に仕上がっているのか、その魅力を探ってみた。

  • Photo_Shunsuke Shiga
  • Text_Yuho Nomura
  • Edit_Ryo Komuta
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スタイリスト 島田辰哉氏

—まず今回、お店のイメージビジュアルのスタイリングを担当されてみて、手応えなどいかがでしたか?

島田:今回はムービーとスチールを連動させたビジュアルがテーマでもあったので、新鮮な気持ちで取り組むことができました。基本はムービーを軸に組んでまして、その構成に合わせてトータルで10ルックをスタイリングしています。関わるクリエイターの方々も素敵な人ばかりで是非実際に見ていただきたいですね。

—ムービーでは、アーティストの向井太一さんをフィーチャーした作品になっていますよね。

島田:そうですね。全体のディレクションを「yahyel」のVJであり、映像作家の山田健人くんが担当していて、バックミュージックを音楽プロデューサーのstarRoさんが手掛けています。なのでイメージとしては、そのフィーチャリングとして向井太一さんを招いた感じですね。感覚としてはPVに近い仕上がりになっていると思います。




—今話題の若手アーティストたちが揃っていますね。モデルを務めた方々も皆若いユースの方たちでしたね。

島田:はい、リアリティを大切にしたかったのと、やっぱり若い方に焦点を当てたスタイリングにしたかったので。

—スタイリングのコンセプトなどはあったのでしょうか?

島田:お店自体がスポーツとファッションをミックスしたセレクトショップだったので、そこは意識しつつも、だからといってスポーティに寄せすぎたスタイルにはしたくないなと思っていたんです。仕上がりとしては、スポーツブランドのアイテムを軸に、ファッションに溶け込んでいくようなスタイリングを心掛けました。

—お店についてお聞きしたいのですが、まず出来上がったお店を見てみて印象はいかがでしたか?

島田:スタイリングを組んだ時は、まだサンプルの数が少なかったので全貌が見えていなかったのですが、実際に今日店舗にアイテムが並んでいる様子を見て、僕がスタイリングの時にイメージしていたスポーツすぎない” スポーツとファッション”がしっかりと体現されていて良かったです。例えば2階のフロアは、スポーツブランドをメインにブランドごとにセクションを分けているのですが、1Fフロアのラインナップや内装の雰囲気が洗練されているため感覚的に錯覚するというか、うまく溶け込んでいくようにクロスオーバーしている感じがしますよね。

1Fフロアには、〈ホワイト マウンテニアリング〉や〈コンバーストーキョー〉、〈エヌ・ハリウッド〉と〈マウンテンハードウェア〉による共作コレクションなど、国内でも高い人気を誇るブランドから、〈サノバ チーズ〉や〈チャリ&コー〉などのストリートブランドまで幅広くラインナップする。

—先ほどお話にあった通りスポーツとファッションをテーマにしている通り、既存のセレクトショップとは異なった意外性のあるラインナップも特徴ですよね。そうしたセレクトについてはどんな印象をお持ちですか?

島田:ここでしか見ることのできないブランドのラインナップがあるというのは、やはり嬉しいですよね。女性が見てもかわいいと思えるものも多いですし。あと1階にあったデニムのコレクションも面白いなと思いました。この世界観のショップにデニムやストリートなアイテムがあるという違和感がしっかりと個性になっているし、着こなしの選択肢も自ずと広がりますよね。

—島田さん自身、スポーツが背景にあったりしたんですか?

島田:それが全くないんです(笑)。でも逆にそれが良かったのかなとも思いました。それにスポーツってもはやファッションの分野でも当たり前に触れていくものですし、それが今のトレンドにもなっていると思うので、背景的なものはそこまで気にしていなかったですね。

—今回スタイリングを通して、スポーツとファッションのスタイルで新しい提案があるとしたら、どんなことでしょうか?

島田:自由に選ぶこと。ファッションだから、とかスポーツだから、という視点ではなく、それらをカテゴライズすることなく、あくまでも自由にその人の気分で選んでほしいですね。

—最後に、お店が長く愛されるように愛称をつけるとしたら、なにかアイデアはありますか?

島田:ちょっと長いですよね(笑)。最初、僕らはショップ名の頭文字をとって”SPGY(エスピージーワイ)”って呼んでいましたね。単純に略すよりもなんとなくかっこよくも聞こえるじゃないですか(笑)。

中央にある階段を登り、2Fフロアへ上がるとスニーカーやトレーニングウエア、雑貨などスポーツをテーマにしたアイテムが多種多様に揃う。ラインナップするのは、各種スポーツブランドを始め、〈バートン サーティン〉や〈コロンビア ブラックレーベル〉などブランドの中でも特にファッション性の高いシリーズが揃っていたのも印象的だ。

さらに同店には今後、ワークショップやポップアップショップなどを展開するためのギャラリースペースが設けられる。オープンを記念して18日(土)から20日(月)にかけて人気イラストレーターのWALNUT氏のアートワークをサコッシュへシルクスクリーンプリントするワークショップが開催されるとのこと(期間内に商品を購入したお客さん限定で、各日先着100名が無料で参加可能)。

また、複数のブランドとの限定のコラボレーションも発売する。トピック尽くしな同ショップのオープンから目が離せない。

CONVERSE TOKYO
胸元にブランドのトレードマークともなる星をプリントした定番Tシャツの別注カラー。ブラックのみ6月発売予定。ユニセックスで提案されるウォッシュ加工を施したデニム素材のフリンジバッグは、ライトインディゴのボディにネイビーのコントラストが映える仕上がりに。Tシャツ¥7,800+TAX、バッグ¥13,000+TAX

CHAN LUU
定番人気の2連ブレスレットの別注カラー、ストーンを連ねたアンクレットの別注カラー、他のアクセサリーとの重ね付けにも映えるシルバープレートとレザーを組み合わせたブレスレットがラインナップ。2連ブレスレット¥13,000+TAX(左)、アンクレット各¥15,000+TAX(中)、シルバー×レザーのブレスレット¥13,000+TAX(右)

‘47BRAND
オリジナルの刺しゅうを施したブランドでも特に人気のベースボールキャップ。¥3,200+TAX

FREE CITY
100%オーガニックコットンを使用した柔らかな風合いが特徴のTシャツ。刺しゅうは別注限定のカラーで表現。さらに別注限定となるブラックのボディもラインナップ。全て日本生産のハンドメイド。¥8,000+TAX

AlexanderLeeChang
ナイロンの約7倍近くの耐久性を持つコーデュラを採用したプルオーバーシャツ。ボックスシルエットで重ね着をしているかのようなギミックの効いた一枚。4月発売予定。¥16,000+TAX

STYLE & PLAY GREAT YARD 表参道

住所:東京都渋谷区神宮前4-26-3
03-5413-3444
spgy.jp
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