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FEATURE|ニューエラが深めたMLBとの関係。vol.04 プロダクト

ニューエラが深めたMLBとの関係。vol.04 プロダクト

Authentic Baseball Cap by New Era®

ニューエラが深めたMLBとの関係。vol.04 プロダクト

世界最大級のヘッドウェアブランドとしてその名を轟かせる〈ニューエラ(New Era®)〉。「MLB(メジャーリーグ・ベースボール)」唯一の公式選手用キャップオフィシャルサプライヤーとしても知られているが、今シーズンより、実際にゲームで全選手が着用する「59FIFTY®(フィフティーナインフィフティー)」の左サイドに〈ニューエラ〉のフラッグロゴが入れられることになった。この偉大なる一歩を、野球好きのあの人たちはどう捉えるのか? 当企画では4週に渡ってその証言をお届けする。最終回は全30チーム、日本で展開される合計72種の公式選手用キャップのなかから、おすすめのアイテムをピックアップして紹介しよう。

  • Photo_Naoto Hayasaka (Y`s C)
  • Text_Yuichiro Tsuji
  • Edit_Jun Nakada
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まずはベーシックなデザインのキャップを手に取ってみる。

3月に入って1週間ごとに公開してきた「Authentic Baseball Cap by New Era®」も今回で最終回。〈ウィズ リミテッド〉の下野さん、スタイリストの竹崎さん、エディターの曽根原さんがそれぞれ語ってくれたように、MLBのプレイヤーたちがゲームで被る公式選手用キャップに〈ニューエラ〉のフラッグロゴが入れられることになったのは本当に革新的なことなのだ。

59FIFTY® 各¥5,500+TAX(ピッツバーグ・パイレーツのオルタネイト2モデルのみ、スタイルがPillbox)

MLBは、アメリカの29チームとカナダの1チーム、合計30球団にて編成される世界最大のプロ野球リーグ。ホーム用やアウェイ用などを合わせたら、日本で展開されるものだけでも72種類もの公式選手用キャップが存在する。そのなかからお気に入りをチョイスして、自分のスタイルになじませられたら最高にかっこいい。

あまりMLBのことを知らないという人は、下野さん、竹崎さん、曽根原さんが被っていた3つの球団から、お気に入りを選んでみてはどうだろう? ニューヨーク・ヤンキース、ボストン・レッドソックス、クリーブランド・インディアンスのキャップは、全ラインナップのなかでも特にベーシックなデザインが魅力的だから。

クリーブランド・インディアンスは日本人にもなじみ深い球団。

日本人にとってMLBの存在がグッと身近になったのは、映画『メジャーリーグ』の存在が大きいんじゃないだろうか? この作品は1989年に1作目が公開され、2作目ではとんねるずのタカさんこと石橋貴明が出演したことでも話題になった。MLBの公式選手用キャップといえば、真っ先にインディアンスのモデルを思い浮かべる人も少なくないんじゃないだろうか。

球団名の通り、インディアンのロゴがトレードマークのこのチーム。コミカルなタッチのロゴがなんだか憎めなくていい。ファッション的に見ても、ネイビー×レッドというカラーリングは好配色。ロゴやバイザーにあしらわれたレッドが、コーディネートのアクセントになってくれる。

ヒップホップとニューエラの関係。

ヒップホップを筆頭とするブラック・ミュージックのアーティストたちにも愛されてきた〈ニューエラ〉。下野さん、曽根原さんは、ミュージックビデオに出てくるアーティストたちのスタイルに影響を受けてきたそうだ。YouTubeなどでヒップホップに関連する映像を眺めていると、やっぱりMLBのチームロゴが入った〈ニューエラ〉のキャップがたくさん登場する。

ヒップホップのフィルターを通してMLBの公式選手用キャップを紹介するならば、フイナム的にはこの2つの球団をおすすめしたい。ひとつはロサンゼルス・ドジャース、もうひとつはデトロイト・タイガースだ。

「LA」という文字で構成されたシンプルなロゴマークは、ロサンゼルス・ドジャースのもの。ロサンゼルスといえば、多くのヒップホップ・アーティストたちが育ってきた街。西海岸ラップの始祖ともいえるN.W.Aを題材にした映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』でも、ドクター・ドレに扮するコーリー・ホーキンスがこのチームのキャップを被っていた。昔からドジャースのキャップといえばヒップホップのアイコンなのだ。

デトロイト出身のヒップホップ・アーティストといえばJ Dilla(ジェイ・ディラ)が有名だ。病気が原因で32歳という若さで亡くなってしまった彼だが、病床についても音楽をつくりつづけ、その姿はいまでもシーンに影響を与え続けている。そんな彼の遺作『Donuts』のジャケットには自身の写真が使われていて、そこで「D」のロゴが印象的なデトロイト・タイガースのキャップを被っていた。

ユニークなデザインのキャップもラインナップ!

ここまで紹介してきたのは、どんなスタイルにも合わせやすいベーシックなデザインのものばかり。でも、ちょっとユニークなデザインのキャップを被っている球団もある。まわりと差をつけたいという人は、つぎに紹介するアイテムをセレクトするのもいいかもしれない。

まず取り上げたいのはピッツバーグ・パイレーツだ。ブラックボディに立体刺繍でレイアウトされた「P」のロゴがクールなデザイン。もちろん59FIFTY®もラインナップされているけど、Pillboxと呼ばれる筒状の構造がユニークなキャップも存在する。写真右がまさにそれ。72種類のバリエーションのなかで、唯一無二の存在だ。これはパイレーツが、かつて公式選手用キャップとして採用していたスタイルが今季復活したもの。どことなく古めかしいシルエットが、いま見ると新鮮に映る。

この2つはボストン・レッドソックスとミルウォーキー・ブルワーズのもの。どちらも、どことなくポップなタッチのグラフィックがキュートでかわいい。レッドソックスのモデルは、赤い靴下を描いたストレートなロゴが潔さを感じさせる。一方でブルワーズのモデルは、イニシャルの「m」と「b」で野球のグローブを表現したロゴがユニークだ。ホームやゲームといったメインで着用するデザインがストレートだとするならば、こちらは変化球。たまにはちょっと変わり種のキャップをかぶって、気分を変えてみるのも悪くない。

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