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ぼくらの日常と、新しいL.L.Beanと。
For New Life

ぼくらの日常と、新しいL.L.Beanと。

〈エル・エル・ビーン(L.L.Bean)〉から新しいラインが誕生したことは、玄人にとってはご存知の話、知らないひとは以後お見知り置きを。名前は「L.L.Bean Japan Edition」。1912年の創業以来、数多の名品を生み出してきた〈エル・エル・ビーン〉ですが、同ラインはそのアーカイブたちへの敬意を払いながらも日本の風土、そして日本人に寄り添ってつくられたラインだそうで。しかも街や自然も、フィールドを問わず着れるアイテムが揃っているとのこと。どんな解釈のもと、どんなエッセンスを加えたのか。秋冬の新作を着た、若者3人の日常を切り取りながら見ていきましょう。

  • Photo_Shunsuke Kondo
  • Styling_Haruki Uchiyama(TRON)
  • Hair & Make_Kanna Hidaka
  • Model_Hikaru Matsubara(Friday), Rina Matsuyama(NUMBER EIGHT), Shoichiro Taguri, Peace(M.Dogs)
  • Edit_Yuri Sudo

DAY 2. PLAYING ハイスペックではなく、ジャストスペック。

計画的に練った遠出も楽しいけど、思いつきの遠出に行くのはまた別のおもしろさがある。でも、そんなときにちょうどいい服は、クローゼットを開けても案外なかったりします。本気の機能服か、すごくカジュアルな服か、みたいな。

〈エル・エル・ビーン〉はご存知の通り、アウトドアを軸足に置きながら、カジュアルからライフスタイルまで、幅広い場面に溶け込む。「L.L.Bean Japan Edition」もその意志を受け継いでいます。だから、突然のわがままにも応えてくれるというわけ。

しかも本国仕込みのハイスペックは、同ラインを通して日本に合わせたジャストスペックになっているから、その塩梅もいい具合。

待ち合わせ場所にクラシックな自転車で来た彼は、タフな厚手のシャツをジャケット使い。さわやかなホワイトカラーも、裏地のイエローが覗いて一段とラフになります。ウエストポーチをファッションの一部として、かつナードすぎずに身に着けたいなら、こんな感じで中に忍ばせるのもひとつの手。あとはアクセントになる色を使えば、なおよし。

愛犬と走るのにナイロンパンツは可愛げがないから、スウェットがいい。「L.L.Bean Japan Edition」のものはただのスウェットではなく、スウェットとフリースの機能を兼ね備えたハイブリッドな素材。すぐに乾いて、保温性もあって、型崩れもしない。その申し分のなさから、ブランドが築いたものづくりの歴史がひしひしと伝わります。

そして美しいシルエットの所以は、パンツのサイドにあり。シームレスなデザインのおかげで、散歩着にとどまらず、ちゃんとした街着として成立します。

冬は空気がカラッと澄んで、夏とは違った趣があります。天気が変わりやすい海辺ではとくに、着る服に気をつけたいところ。しっかり着込みつつ、脱ぎ着できるような、そんな都合のいいコーディネート。

イエローとブルーの眩しいカラーは、どちらもハーフスナップのフリース。男の子がプルオーバー、女の子がベスト。古着界隈で再燃しているアイテムですが、それを「L.L.Bean Japan Edition」がいまの時流にあわせて再構築しました。

古着は探してもなかなか理想のものが見つからないのが悩み。けれど、これなら新品だし、サイズも選べるし、なんなら日本人にあわせたシルエットで手に入ります。無理なく着れるのは、日常使いするうえで実は外せないところです。

そして、〈エル・エル・ビーン〉好きはお気づきかもしれませんが、このフリースの襟元、裏地はボディと別色をチョイスしているんです。そのこまやかなギミックこそ、ブランドの真骨頂と言えるのではないでしょうか。

ちなみに、ブランドが本国以外でお店をつくったのは、なんと日本が初めてだったそう。それくらい日本人にとって〈エル・エル・ビーン〉は生活のなかで重要な存在で、大好きなブランド。

だからこそ、「L.L.Bean Japan Edition」はデビューするべくしてデビューした新しいラインで、きっと秋冬の新作は日本人の感性をくすぐってくれるでしょう。

古着の好事家はもちろんのこと、ブランドをまだよく知らないひとには「L.L.Bean Japan Edition」を通してぜひそのアイデンティティを知ってもらいたい。街も自然も、どちらで過ごす日常にも新しい〈エル・エル・ビーン〉が必要だと気づくはずです。

1983年のFALLのカタログの表紙を、大胆にバックプリント。当時の空気感がムンムンする、セルフパロディな1枚。

CREDIT

DAY1.
写真左:ユニオン・ストライプ・モック ¥9,240、デクスター・デニム・シャツ ¥17,600、ウーリッジ・セーター・スクリプト・ロゴ ¥24,200、デクスター・コンフォート・ウエスト・ジーンズ ¥17,600/写真真ん中:ユニオン・タートルネック ¥7,590、スミスフィールド・フード・スウェットシャツ ¥12,100、ソロン・フリース・プルオーバー ¥19,800、ビーンズ・グルカ・パンツ ¥15,400、アラガッシュ・バイソン・ハンドソーン、オックスフォード/写真右:ユニオン・ロングスリーブ・Tシャツ ¥7,590、デクスター・デニム・シャツ ¥17,600、ウィンスロップ・ハーフジップ・スウェットシャツ ¥15,400、ウェイン・ウォッシャブル・セーター・カーディガン・バーズアイ ¥19,800、ビーンズ・グルカ・スカート ¥14,300、〈エル・エル・ビーン〉エル・エル・ビーン・ブーツ、ガムシューズ ¥18,700

DAY1.
〈エル・エル・ビーン〉グローサリー・トート ¥4,290

DAY2.
写真左:ユニオン・ストライプ・モック ¥9,240、ソロン・フリース・プルオーバー ¥19,800、ウーリッジ・セーター・スクリプト・ロゴ ¥24,200、ソロン・フリース・パンツ ¥15,400、〈エル・エル・ビーン〉バックスポート・ワーク・ブーツ、プレーントゥ ¥28,600/写真真ん中:ユニオン・カタディン・ロングスリーブ・Tシャツ ¥7,590、スミスフィールド・フード・スウェットシャツ ¥12,100、ソロン・フリース・ベスト ¥15,400、ウェイン・ウォッシャブル・セーター・バーズアイ ¥16,500、ウィンスロップ・スウェットパンツ ¥14,300、〈エル・エル・ビーン〉ボート・アンド・トート・バッグ、ミニ ¥6,490/写真右:スミスフィールド・フード・スウェットシャツ ¥12,100、キャスティーン・ラインド・チノ・シャツ ¥24,200、ビーンズ・グルカ・パンツ ¥15,400、〈エル・エル・ビーン〉アラガッシュ・バイソン・ハンドソーン、オックスフォード ¥23,100、エル・エル・ビーン・ストアウェイ・ヒップ・パック ¥5,390

DAY2.
ユニオン・フォール 1983 ロングスリーブ・Tシャツ ¥8,690

※〈エル・エル・ビーン〉と表記のアイテム以外は、すべて〈エル・エル・ビーン ジャパンエディション〉です
※問い合わせ先はすべて「エル・エル・ビーン カスタマーサービスセンター」です
※一部のアイテムは10月上旬発売予定です。詳しくは公式サイトでご確認ください

INFORMATION

L.L.Bean Japan Edition

L.L.Bean Japan公式オンラインストア
L.L.Bean Japan公式インスタグラム

【問い合わせ先】
エル・エル・ビーン カスタマーサービスセンター
0422-79-9131

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