number. 03 Jun Nakada

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GOOD OL’
グッドオルのメキシカンパーカ
10年前を思い出して。 メキシコ特産のラグファブリックをボディに使った通称”メキシカンパーカ”。90年代のヒップホップアーティスト”ネイティブタン”一派が着ていたイメージが強いのか、個人的には馴染みの深いアイテムです。いつもより大きめのサイズを白Tの上にざっくり着て、太めのショーツと〈DVS〉のルームシューズを合わせて、ほのかに西海岸の匂いを感じさせるスタイルが理想的。ちなみにこの〈グッドオル〉のファブリックはメキシコ産ではなくグアテマラ産。すべて現地の職人さんが電気を使わず手横織機で丁寧に織り上げていて、精密機械には出せない独特な品が漂う一枚に仕上がっています。色のバランスやサイズ感、どれをとってもカッコイイ。一色展開という潔さにも心を打たれます。
¥28,000+TAX

お問い合わせ先:GOOD OL’03-6434-9265

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02
STUSSY Livin' GENERAL STORE by RAINS
ステューシー リヴィン ジェネラルストア by レインズのジャケット
雨対策として。 つい先日、仕事中に急なゲリラ豪雨に見舞われiPhoneが水没。それはいいとして、連絡を取り合っていた方々とのやり取りが、急に途絶えてしまったのが何より大変だったのを覚えています。そこで晴れの日が続く今の時期に、雨(とくにゲリラ豪雨)への備えをしっかりしておきたいなと思いつつ偶然見つけたのがコレ。デンマーク発の〈レインズ(RAINS)〉とのコラボレーションアイテムで、前身頃はいたってシンプルですが、背面のライニングに大きめのロゴがプリントされたユニークな仕様が面白いなと。防水性はもちろん脇や肩骨部分のベンチレーションなど、レインウエアとしての機能も充実。これさえ一枚あれば、梅雨だって難なく乗り切れるはず。
各¥16,500+TAX

お問い合わせ先:STUSSY JAPAN 0548-22-7366

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theSakaki
ザサカキの居間着
あえて自由に。 最近ニューヨークでは、着物の仕様はそのままに、素材を変えてコート代わりに羽織るスタイルが流行っているらしい。ようやく東洋の文化が海外の一般層にまで降りてきたということなのでしょか。同じく、独自のスタイルを提唱している〈ザサカキ〉。これまでにない斬新なアプローチで海外からの注目度も高く、今後さらなる飛躍が期待されているブランドです。その代表的なアイテムがこの居間着。言うならば日本の伝統的なルームウェアです。”甲乙丙”と称した3タイプがあり、今回紹介するのは甲と乙。部屋では”乙”、ちょっとした外出には襟有りの”甲”といった具合に使い分けが可能です。ネーミングからして粋な雰囲気がプンプン漂ってくる……でしょ?
内 ¥21,000+tax、外 ¥23,000+TAX

お問い合わせ先:OVERRIVER 03-5799-7975

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HELLY HANSEN
ヘリーハンセンのジップアップジャケット
ランニング目線で。 2月上旬、人生初のハーフマラソン大会に出場しました。約21.1km。何度も心が折れそうになりながら、なんとか1時間50分でゴール。確かにめちゃくちゃキツかったけど、達成感もまた一入。前よりもランニングが好きになりました。以降、”もっとギアを整えたい”欲が湧いてきて、服を見るときの目線も変わりました。この〈ヘリーハンセン〉のジャケットは、まさにそんな欲を満たしてくれるアイテム。FlexSkin®というストレッチ性と軽量コンパクト性に優れたファブリックを使っていて劣化にも強く、なおかつ無駄のないデザイン。さらにロゴもリフレクター素材なので、夜間に走ることが多い自分にとっては嬉しい限りです。出張ランにも打ってつけなパッカブル仕様も見逃せないポイントです。
各¥14,000+TAX

お問い合わせ先:ヘリーハンセン原宿店 03-6418-9669