ヘラルボニーとCorneliusのコラボレーション。障害のあるひとびとの創作から生まれた音楽、そして展覧会。

障害のあるアーティストの作品を落とし込んだアパレルや雑貨、原画などを販売する〈ヘラルボニー（HERALBONY）〉。

そんな彼らが2022年に立ち上げた、障害のあるひとびとのルーティンに伴う音に着目した音楽レーベル「ROUTINE RECORDS」。その第2弾の取り組みとして、「Cornelius」とのコラボレーションが実現しました。

〈ヘラルボニー〉の契約作家13名が、創作の中で繰り返す行為から生まれた音や声。このプロジェクトは、そんな日常のなにげない音を拾い集め、「Cornelius」の小山田圭吾氏の手によって音楽に昇華するというものです。

Photo_TSUKURU ASADA

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制作の過程で、小山田氏は岩手県花巻市の福祉施設「るんびにい美術館」を訪問。実際に作家たちの創作風景と音に触れながら、1年半にわたる共同制作を進めてきたそうです。

そうして出来上がったのが、『Glow Within』と名付けられたこちらの楽曲。

そして、このリリースを記念し、『Glow Within』を映像とともに体験できる展覧会が「HERALBONY LABORATORY GINZA GALLERY」にて開催されています。

起用された13名の作家たちとその創作風景についても知れる展示構成になっているので、それぞれの日常の断片に触れることで楽曲をより立体的に体感できるはず。会期は、8月11日（月）までです。