「ミートボールは古いパンでつくるのが正しい」と言ったのは、〈アー・ペー・セー(A.P.C.)〉のデザイナージャン・トゥイトゥ。
何が言いたいかというと、賞味期限が過ぎたものはすぐに廃棄するのではなく、それ相応の消費の仕方で消費すべき、ということ。
この考え方は、ブランドのキルトプロジェクトに通ずるもので、2010年からスタートした本企画は今回で28度目を迎えます。ジェシカ・オグデンとジャン・トゥイトゥの手によって、またも〈アー・ペー・セー〉に蓄積された生地が新たな形で生まれ変わりました。
今回インスピレーション源となったのは、ベネズエラの首都・カラカス。
どんな街かというと、端的に言えば芸術がそこかしこにあふれ、活気づく街。そして長年キルトの写真を撮りつづけているアルレッド・ピオラの故郷でもあります。
そこでは芸術が風景の一部として存在し、変革を促すものとしても機能し、そして純粋に美しさの象徴でもあります。街中に思いがけず現れる作品たちは、名作も無名の創作物も新旧混ざり合っていて、それはそれは刺激的な街なのだそう。
そんな街をジェシカ・オグデンは「アルフレッドのもとを訪ねたとき、カリブ文化の中にどこか懐かしさを感じました。ジャマイカとは異なるエネルギーだけど、同じ生命力がある」と称し、今回の商品に落とし込みました。
ラインナップを写真でお見せしましょう。
説明不要ですが、すべてのキルトは一点もの。それぞれ異なるパターン、サイズ、色で展開されています。カラカスの街をインスピレーションに仕上げた本作は、大胆かつ豊かなカラーリングに彩られ、ひとたび部屋におけば生活が華やぎそう。
明日8月8日(金)より、〈アー・ペー・セー〉代官山FEMME、青山店、神戸店、公式オンラインストアにて発売開始します。この機会にぜひ。
A.P.C. QUILTS ROUND 28: THE ENERGY OF CARACAS
発売日:8月8日(金)
販売場所:〈アー・ペー・セー〉代官山FEMME、青山店、神戸店、公式オンラインストア
問い合わせ先:アー・ペー・セー カスタマーサービス
住所:東京都港区赤坂8-5-30 青山一丁目ビル
電話:0120-500-990