上野にある「東京国立博物館」の校内から、道路を挟んで西側に構える「黒田記念館」。イオニア式オーダーの列柱がデザインされた外観や、昭和初期の建築によく見られる外壁のスクラッチタイル、そして階段の手すりなどのアールヌーヴォー風の装飾などが見どころです。
そんな歴史ある場所を舞台に東京藝術大学の藝祭関連イベント「上野アートクロス・ブックフェア2025」の会場のひとつとして、恵比寿の「ポスト(POST)」と代田橋の「フロットサムブックス(flotsam books)」の2つのアートブックショップが、共同でポップアップを開催します。
テーマは“アートと本が交差する3日間”。両店がセレクトしたアートブック、写真集、さらにお得なセール本がラインナップ。また同会場内では、日本橋に構える「ここのがっこう(coconogacco)」 の生徒によるポートフォリオ展示や、東京藝術大学デザイン科による小値賀島プロジェクトの展示も同時開催されます。
9月に入ったとはいえまだまだ暑い日が続いていますが、ひと足先に上野で芸術の秋をおたのしみください。