例えばケン・ローチの『SWEET SIXTEEN』やパット・ホールデンによる『AWADAYS』は、イギリスの労働者階級の若者を描いた名作映画。
〈キャバレー ポヴァール(CABARET POVAL)〉はそんな世界観をファッションのフィルターを通し、“UKワーキングクラストラディショナル”を掲げて表現し続けるブランドです。
2025年の秋冬も特にシーズンテーマを設けず、モッズ・スキンヘッズ・フーリガンカルチャーなどのUKの街から生まれたカルチャーを、東京の空気感とミックスし現代的に再構築したラインナップ。
硫化染めを施したモッズコートや、ミリタリーとトラッドを融合させたキルティングジャケット&ベスト、さらに硫化染・ブリーチ・スプレー染を重ねたスウェットやTシャツなど、素材加工とディテールにこだわったアイテムからは、派手さではなく緻密で丁寧な服づくりへの姿勢が感じられます。
アイテム単体はもちろん、ルックのスタイリングからロケーション、写真のテンションが表現する〈キャバレー ポヴァール〉らしい大人のブリティッシュ・ワーキングクラス。気になる9月13日(土)のデリバリーまでは、もうすぐです。