1952年に日本で誕生したスキーウェアブランド〈フェニックス(phenix)〉は、ナイロン素材をいち早く採用するなど、つねに革新を重ねながらウィンタースポーツシーンを牽引してきました。
そんな〈フェニックス〉が70年以上にわたって培ってきた技術を礎に、ファッション性を追求して立ち上げた新コレクションライン〈フェニックス(PHENIX)〉より、源馬大輔氏がディレクションを手がける2025年秋冬コレクションが登場。
まずはこちらをご覧ください。
新しいコレクションラインのコンセプトは、「FROM SNOW MOUNTAIN TO THE STREETS -雪山でつちかったアイディアを街へ-」。
優れた防風性と高い透湿性を備える「WINDSTOPPER® PRODUCTS by GORE-TEX LABS」のほか、薄手ながらも高い耐水圧と透湿性を持つ〈フェニックス〉独自開発素材など、スキーウェアに欠かせない高度な素材と専門技術を継承しつつ、源馬氏による革新的なデザインが取り入れられています。
機能美とデザイン性を兼ね備えた〈フェニックス〉の最新コレクションは、ブランドが持つ革新のスピリットを体現する、新たな挑戦と言えるでしょう。
さらに注目したいのが、ファッションデザイナー・宮下貴裕氏をゲストデザイナーに迎えたコラボレーションライン〈フェニックス バイ ティーケイ エムティー(PHENIX by TKMT)〉。
一見ミニマルな佇まいを見せるアイテムには、裏面にヨーゼフ・ボイスのフィッシングベストを再現するなど、宮下氏ならではのストーリーテリングが凝縮されています。
アイテムは、極寒にも耐えうる保温性を備えたハッピージャケット、中綿にダウンを用いたMA-1、3レイヤー加工を施したウールツイードやベロア素材のサックジャケットなどをラインナップ。
すべてのアイテムの裏地にはフィッシングベストのディテールが施されていて、まるでリバーシブルのような奥行きのあるデザイン、そして視覚的なギミックも楽しめる仕上がりになっています。
今回紹介したアイテムは、オンラインストアにて順次販売開始予定。ちなみにウィメンズを中心とした〈チカ キサダ(Chika Kisada)〉や〈ナゴンスタンス(någonstans)〉とのコラボレーションラインもあるので、こちらにもご注目を。