それぞれのローカルについて考える。世田谷で育った二人のアーティストによる写真展が絶賛開催中です。

音楽に写真、ファッションブランドのディレクションなどマルチに活動するアーティストのNOS-Kと、クリエイティブ集団「UTP uptownproduction」を牽引するSHOTA SHINJO。この二人がタッグを組み、地元を盛り上げるべく「LOCALIZM」をテーマに掲げた写真展が現在開催中です。

会場は、三軒茶屋のバー&スペース「orbit」。違う道を歩む両者ですが、それぞれが育った“世田谷”という共通のキーワードのもと、脳裏にぼんやりと刻まれている記憶や思い出を独自のフィルターを通して表現した作品が所狭しと展示されています。

また、11月9日（日）には同会場でオープニングパーティの開催も決定。当日はかねてより親交の深いDJ HAZIMEをはじめ、ローカルを代表するDJ陣のグッドミュージック、“COOL STYLE FOR MEN”をテーマにアメリカ古着やお香をセレクトする世田谷の「Young」によるフードを楽しむことができるので、こちらにもぜひご参加ください。

本展示は年末までの長期開催となっているので、近くを訪れた際はぜひフラッと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

最後に、日本各地で個展を開催してきたSHOTA SHINJOのコメントで締めたいと思います。

ぼんやりと懐かしい記憶や思い出は、誰にでもあり、今、この文章を読んでいるあなたの頭にも、きっと何かの情景が浮かんでるはずです。今回、私たちは”世田谷”という地を通して、写真で対話をしてきました。辿ってきた道は違えど、帰る場所と集まる場所について、二人で考えてきました。本展示を機に、各々が考える”LOCAL”という言葉の意味を考える機会になれば幸いです。展示する場所はもちろん、それぞれに関わる多くの方々に楽しんでいただきたく、世田谷にてオープニングパーティーも開催いたします。OPは展示期間中での開催となりますが、皆様のご来場をお待ちしております。 SHOTA SHINJO