王道ブランドの定番品はやっぱりいい。定番と言われるだけあって歴史があるし、信頼できるスペックもあって、何歳になっても飽きない。でもこれはちょっと天邪鬼なひとに向けた連載企画。あのブランドの、実は知られていない、けどグッとくるものを紹介します。第17回目は〈テクラ〉のマイナーグッド。
Photo_Arata Suzuki
Styling_So Matsukawa
Text&Edit_Yuri Sudo
〈テクラ〉の創立は2017年。ホームブランドとしては若手にあたりますが、すでにその知名度は世界に広がっています。なかでも定番アイテムはタオル。カラバリや柄、サイズ展開が豊富なこともありギフト需要が高く、あげたこと/もらったことがあるひとも多いはず。
言わずもがな、タオルは高品質で長く愛用できる一品ですが、それ以外のアイテムもなかなか良いんです。暮らしに根差した品々をご紹介しましょう。
ビーチバッグ ¥41,000
まずはバッグ。がっしりした帆布を、柔らかなピンク色で染めています。A4サイズがすっぽり入るありがたいサイズで、なおかつハンドルが太めなので、仕事などタフな場面で使えるのが嬉しい。ロングストラップもついていて斜めがけできるから、もちろんちょっとしたお出かけにも向きます。
改めて考えたいのが〈テクラ〉のカラーパレット。デンマークの首都・コペンハーゲンで生まれたからこそ、そのインスピレーション源は街の建築やアートにあります。淡く深みのある色合いが印象的で、〈テクラ〉はアイテムの数々にそれを落とし込んでいます。
ポプリン ロングスリーブ シャツ ¥31,000
ポプリン ショーツ ¥20,000
家を豊かにするグッズをさまざま取り揃えている〈テクラ〉ですが、パジャマも忘れてはいけません。
こちらはポプリン生地を採用したパジャマシャツとショーツ。縞が心地よく走るストライプで、もちろん着心地も最高です。ゆったりめの設計で、肌にストレスをかけることなく過ごせます。スリープウェアとして販売されていますが、都会的なデザインなので、街着としても活躍してくれそうです。
スリッパ ¥58,000
ぽってりしたフォルムが冬らしいスリッパは、ただ可愛いだけではありません。ボア素材で肌触りがよく、なおかつフットベッドにクッション性があるので長く履いていても疲れない。
アッパーがやや広めで、包まれるような安心感があります。色出しももちろん絶妙。こういうデザインにも、やはり北欧建築の名残を感じてしまいます。
ここ最近、〈ステューシー〉や〈オーラリー〉とのコラボレーションでも話題になった〈テクラ〉ですが、ジャンルの異なる両者とそれぞれ相見えることができたのは、ひとえにものづくりへのこだわりと、その包容力のおかげ。トレンドに左右されることなく自分たちのこだわりを貫く姿勢や、どんなエッセンスをも受け入れるデザインのシンプルさは、無二の個性です。
タオルが主力商品の〈テクラ〉ですが、ブレない世界観は他のアイテムも同じ。ぜひ今後もご注目を。
ロケ地メモ:あるエンジニアの自部屋。無類のPuffkins好きで、現在の所有数は150個ほど。eBayで買ったりもする。

