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いま、岡山へ行きたい。ル ラボ オン ウィールズを追いかけて。

クラフトマンシップを大切にするスローパフューマリー〈ル ラボ(Le Labo)〉は、“いい香り”というのはもちろんのこと、そこからもう二歩ぐらい踏み込んだ姿勢もおもしろい。トラック型の移動式ポップアップ「ル ラボ オン ウィールズ(Le Labo On Wheels)」も、そう感じさせてくれる要素のひとつです。今回の停車地は晴れの国・岡山。4月20日(月)まで開催するその地を訪れたら、旅の目的地としてついおすすめしたくなったんです。

Photo_Yuko Yasukawa
Edit_Shuhei Wakiyama


岡山の桜並木で知られる場所に。

国宝の「吉備津神社」や日本三名園のひとつ「岡山後楽園」、そして「岡山城」といった歴史的なスポットが点在する岡山市。中国・四国地方のハブ的な役割も担い、古きよきを守りつつも常に進化を続けている街です。

この春、そんな街の片隅に一台のトラックが停まりました。2024年から始まった「ル ラボ オン ウィールズ」です。4箇所目となる今回は、「岡山後楽園」裏にある桜並木の向かい側に、一時その身を預けました。

厳選された原料から紡がれる詩的で複雑な香りと、洗練されたデザイン性。そして、購入時に調合をおこなうフレッシュ ブレンディングや、インスピレーションを受けた都市でしか手に入らないシティ エクスクルーシブ コレクション、ボトルに文字入れをできるパーソナライゼーションなどで、〈ル ラボ〉は独自性のあるブランドということをすでにご存知のひとも多いでしょう。

以前鎌倉の模様をお伝えしたように、「ル ラボ オン ウィールズ」もいい意味で少し変わっています。それは、トラックに厳選したアイテムを詰め込んだ移動式ポップアップストアということ。しかも、告知はほとんどせず、突如その地に現れ25日間限定でお店を開く、文字通り“オン ウィールズ”な展開をしています。

遠方からファンが訪れたり、近隣のひとがふらっと立ち寄ったり。そんな風にして、「ル ラボ オン ウィールズ」は回を増すごとに静かな話題を呼んでいます。今回の停車地は、ローカルのひとが「あの桜並木の…」と呼ぶ場所です。

目の前には広がるのは、空と桜の木。これから蕾が開き、ちょうど見頃を迎える岡山の桜が目の前に広がるとても気持ちのよい立地です。

鎌倉の海沿い、ニセコの雪原、新緑が芽吹く軽井沢と、大移動をしたこのトラック。晴れの国・岡山の陽の光を取り込み、また以前と異なる姿を見せてくれます。

過酷な旅をしてきたトラックはリストア済みで、広さもいままでと同じ「ル ラボ 渋谷パルコ」店と同じ面積。店内の什器や壁紙、床といった仕様も普段のお店そのもの。クラシックコレクションの香水はもちろんのこと、バスアイテムやボディ・スキンケアアイテムが豊富に並び、しっかりと〈ル ラボ〉らしさを感じさせてくれます。

でも、以前とは変わってるとこがあります。それは、店内の香り。

〈ル ラボ〉の店内には、床や什器などに多くの木材が使われています。それらが試香時の香りを吸い込み蓄積されることで、“店ごとに個性を持ったいい香り”を纏う仕組みになっているんです。

これが同じようでまったく違う。経年変化を見た目でなく立体的に、そして思想として侘び寂びを大事にするブランドの姿勢を感じさせてくれるんです。

店内で絶対にやってもらいたいことがソウル(〈ル ラボ〉の店舗スタッフ)と一緒に、いまの気分に合う自分の香りを探すこと。

好みや気分を伝えることで、どんどんおすすめの香りを出してくれます。店頭には並んでいない香りも、実はテスターがあるなんてこともあるのでマスト。ポップアップ中は、在庫がないものもその場でオーダーすると送料無料で届けてくれるようです。窓の外を眺めながら、とにかくトライあるのみ。

左から〈ル ラボ〉ラブダナム 18 ¥31,350[50ml]トンカ 25 ¥31,350[50ml](すべてル ラボ お客様相談室)

〈ル ラボ〉ディスカバリーセット ¥4,950[1.5ml×5種](ル ラボ お客様相談室)

今回、ソウルと話すことで魅力を再発見したのがこの二つです。お香のような暖かみのある甘さがいまにぴったりな「ラブダナム 18」と、ウッディかつ柔らかな甘さがこれからの季節にシャツと合わせたくなる「トンカ 25」。予想していなかった自分に気付けるというのは、〈ル ラボ〉ならではの体験です。

ひとつに決められないというひとは、シグネチャーの「サンタル 33」など5種が1.5mlずつ入った「ディスカバリーセット」もおすすめ。こちらもパーソナライゼーションのサービスで、場所(LLOW Okayama)、購入日、メッセージを入れられ、特別感があります。しかも小さい分、旅に持ち運びやすいというのも嬉しい。記念にもなり、プレゼントやお土産にもちょうどいいんです。

お店を後にしたら、目の前の土手で一息つくのもおすすめです。走り回る犬、川にぷかぷかと浮かぶ亀、散歩するひとびと。平和な空気と、心地よい日差しが体を包み込んでくれます。これから桜も満開になり、より最高な時間を過ごせるはずです。


トラックの外にも、県外にも広がる輪。

今回の「ル ラボ オン ウィールズ」の仕掛けは、トラック内だけで終わりではないんです。実はトラックをも飛び出し、岡山市内にもそのクリエイティブを発揮しています。

たとえば、街中で出会うポスター。ワイルドポスティングなんて呼ばれるそれは、〈ル ラボ〉らしい一筋縄ではいかない場所に貼られています。

最初に見つけたのは、とあるショップの壁面。しかも、とてもさりげない場所です。目立つのではなく、あくまで馴染むように。この奥ゆかしさがまた気持ちよく、その土地が育む文化を大切にしているように感じます。偶然の出会いや、目的にして訪れた人へのサプライズとも取れ、見る人の視点により印象が変わりそうな距離感もまた〈ル ラボ〉らしいのです。

夕方から夜にかけて、「ル ラボ オン ウィールズ」として初のローンチイベントも開催されました。場所は岡山駅方面へ5分ほど歩いた先にある「C&C」という複合型施設です。

約100年の歴史をもつ建物をリノベーションしたこの施設は、4室のゲストルームとアーティスト・イン・レジデンス用の拠点となっています。街に住む人々、来訪者、そして滞在するクリエイターが刺激を与え合う場所。展示やイベントなどを定期的に開催していて、新たなカルチャーが日々生まれています。

開業からちょうど1年経ったその場所に〈ル ラボ〉が選択したのは、各地に起きる新たな風を呼び込み、再編集するということ。今年から活動を始めた流しのワインバー「gubigubi」、2018年に城崎温泉で開業したレストラン「OFF」、同じく2018年に始まったDJデュオ・WASPという3組を誘致していました。

場所ではなく、状況をつくる。まさにそんな言葉の合う時間が、ここには流れていたんです。


街を楽しんでこそ、ル ラボ オン ウィールズ。

市外や県外から、「ル ラボ オン ウィールズ」に訪れるひとも多いと聞きます。そんなひとにも伝えたいのが、岡山市内には訪れたい魅力的なスポットが盛り沢山ってこと。そこまで楽しんでこそ、〈ル ラボ〉がこの場所を選んだ理由が見えてきます。児島や倉敷に足を伸ばすのもよいですが、また違った魅力があるんです。たとえば、こんな場所。

THE RABBIT HOLE
岡山県岡山市北区丸の内2-7-7
営業時間:10:00〜17:00(木〜日曜)
入場料:¥1,500(別館とのセット¥2,000)
2025年4月にオープンした現代美術館。名付け親はライアン・ガンダーで、3フロアに約40点の作品が展示され、見応え十分。別館として「福岡醤油ギャラリー」もあり、日本茶を楽しめる「SABOE OKAYAMA」も併設しています。時間がゆるせばはしごするのがおすすめ。

ミレンガ
岡山県岡山市北区野田町1-3-3
営業時間:11:30〜20:20
1946年に誕生し、岡山市民に愛されているものの、残念ながら今年8月に立て壊しが決まっている「岡ビル」内のインド料理店。ハラル認定を受けている本格派で、インド土産や食材の取り扱いもあり。ビルの取り壊し後の予定は未定とのことでお急ぎを。写真はマトンビリヤニ 300g(¥1,650)。

cafe Antenna
岡山県岡山市北区出石町1-823
営業時間:11:00〜17:30(水〜月曜)
岡山といったらフルーツ。「C&C」から目と鼻の先にある「cafe Antenna」では、契約農家から仕入れたフルーツを使用した絶品パフェが味わえる。たまには甘いものもいいよねってことで、季節限定のいちごを使ったパフェ(¥2,200)をオーダー。

ちなみに、ここで紹介できないくらいおすすめをもらったり、訪れたりした場所があるので、その中から岡山市内の比較的新しいお店と記事で紹介した場所をマップにまとめてみました。この春の「ル ラボ オン ウィールズ」のお供にぜひ。

INFORMATION

ル ラボ お客様相談室

電話:0570-003-770
公式サイト

ル ラボ オン ウィールズ 岡山
住所:岡山県岡山市中区浜2-2-38
期間:3月27日(金)〜4月20日(月)
営業時間:11:00~20:00
決済方法:Suica、PASMO、iD、nanaco、WAON、楽天Edy(交通系電子マネー)、PayPay、d払い、au PAY、メルペイ(QR決済)、Master card、VISA、JCB、AMEX、銀聯(クレジットカード)

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