梅雨のどんよりとした天気や相次ぐレースの中止で、イマイチやる気が起こらない読者ランナーの方々に朗報! こんな時こそ心機一転、シューズを新調して、モチベーションを取り戻しませんか? ということで、今回ご紹介するのは、〈ミズノ(MIZUNO)〉の一足。陸上競技用シューズ「WAVE DUEL」シリーズのトップモデルとして7月中旬に発売予定の「WAVE DUEL NEO」です。
「WAVE DUEL NEO」の特徴は大きく3つ。まず注目したいのはミッドソールです。従来の素材に比べ反発性が35%アップした新素材「MIZUNO ENERZY LITE」と、陸上スパイク由来のオリジナル樹脂製プレート「ウエーブプレート」の組み合わせにより、抜群の弾性を実現。また、ソールの厚さをトップランナー向けモデルである「WAVE DUEL」と同等にすることで、ランニングフォームはそのままに、スピードに乗った走りをサポートしてくれます。
続いて2つ目の特徴は、〈ミズノ〉のランシュー史上初となるハイカットのアッパー。かかとを支える芯材を入れずともフィット性を高められるため、ローカットモデルよりも約10グラムの軽量化を可能に。素材にはニットを採用することで、足全体が包み込まれるような履き心地を提供してくれます。
アッパー、ミッドソールとくれば、最後はアウトソール。軽さとグリップ力を兼ね備えた「G3 ソール」を用いているため、地面を掴むような力強い蹴り出しをサポート。レース中の勝負所での加速や、雨道での安定性確保にも一役買ってくれそうです。
創価大学・嶋津雄大選手が、今年の箱根駅伝で区間新記録(10区)を獲得した時にこちらのプロトタイプを履いていたこともあり、実績も十分。さらなる高みを目指すなら、手札に加えておきたい一足です。