ベーシック、クラシック、モダン、ヘリテージ、普遍的といった、いわゆる“過去に敬意を払いつつ現代的に昇華したものづくり”といったワードをコンセプトに持つブランドはたくさんありますが、〈オールドジョー(OLD JOE)〉のものづくりは、そこに品と意匠をプラスした唯一無二のブランドと言えます。その答えを、2017春夏コレクションのルックから伺い知ることができます。早速チェックしていきましょう。
ブランド設立からシーズンテーマを設けていない〈オールドジョー〉。2017春夏では、これまでよりさらにディテールを削ぎ落としたモダンヘリテージ、経年変化が楽しめるコレクションに仕上げています。枯れた雰囲気を持つ独自のカラーパレット、ディテール云々ではないクラフト感漂うワークウェアからのインスピレーションなど、何年代のファブリックが…と言ったウンチクではなく、ミッドセンチュリーのチークやマホガニー材の色のような美しい茶色や、アーリーセンチュリーのフォークアートのようなプリミティブな革といったように、感覚的な美しさにより重きを置いたものづくりに。
古きものへの敬意を持ちつつ、それらの素晴らしさや美しさを、現代的な解釈を持って、ファッションとして単体で見た時にも成立するような熟成された服を伝えていく。そこに〈オールドージョー〉の意匠が詰まっています。ぜひ旗艦店、もしくはお近くの店舗で手に取ってみてください。
Text_Jun Nakada
OLD JOE FLAGSHIP STORE
住所:東京都渋谷区神泉町21-2 1F
電話:03-5738-7292
www.oldjoe.jp