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ノスタルジックなLAを紡ぐ、日本初の写真展「Vineland」。

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ロサンゼルス在住の写真家であり、出版レーベル「Deadbeat Club」を運営するクリント・ウッドサイドと、同じく写真家でありながらミュージシャンやディレクターとしても活躍するダン・モニクの日本初となる展示「Vineland」が、中目黒のギャラリー「Voilld」にて6月2日より開催。

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クリントは写真家でありながら、スケーターのエド・テンプルトンなどに支持される出版レーベル「Deadbeat Club」を運営し、ZINEや写真集をリリースする一方、ダンは、スヌープ・ドックやケンドリック・ラマー、スクリレックスなどのポートレート撮影を手がけてきた写真家でありながら、ミュージシャン、ディレクターとしても知られるクリエイター。彼らは共に作品集を制作したり、呑み語らったりする仲間でありながら、10年以上もの年月を共にする盟友でもあります。

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そんな2人が今回、作品制作にあたり目を向けたのは、ロサンゼルス郊外の寂れた街、サンフェルナンド バレー。展示タイトルは、その中のひとつの通りの名前であるヴァインランド ストリートに由来します。

誰もが思い描くロサンゼルスのイメージとは異なった、ノスタルジックで哀愁のある何気ない風景、過去の栄光の残り香が漂う悲しげな街並みなど、2人それぞれの目線から切り取られた様々な瞬間。それらは2人にとって特別で、愛おしい情景でありながら、収められた景色のどれもが、そこは過去なのか、思い出なのか、あるいは明るい未来なのか、作品を通して見る者に訴えかけているようにさえ感じます。

本展では、2人が撮り下ろした写真のプリント作品、約20点を展示。ZINEやTシャツなどの限定グッズも販売もあります。開催は6月末まで。ぜひ会場へ足を運んでみてください。

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Text_Jun Nakada


Clint Woodside × Dan Monick “Vineland”
会期:6月2日(金)〜6月30日(金)
時間:水木金 12:00〜20:00、土日 12:00〜18:00 ※月・火・祝日休廊
会場:VOILLD(ボイルド)
住所:東京都目黒区青葉台3-18-10 カーサ青葉台 B1F
www.voilld.com
www.deadbeatclubpress.com

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