いつもと違う音を味わうことによって、好みの幅も広がり新しい発見を得られます。
世界各国から国際的に高い評価を受けるアーティストや、アジアを拠点に世界で活躍するアーティストたちが東京に集結し、パフォーマンスを披露する『MODE』。今年も6月1日(土)〜9日(日)までの9日間、「MODE 2024」を都内複数会場にて開催します。
合計4プログラム、8組のアーティストラインナップで構成される本イベント。プログラムごとに会場も出演者も異なるので、以下にて詳細をご確認ください。
6月1日(土)、表参道の「WALL&WALL」にて幕開けを飾るのは、ノイズミュージックの変遷を感じることのできるパフォーマンス。
日本のアンダーグラウンド・ノイズミュージックのレジェンド・インキャパシタンツを筆頭に、2010年代を代表するデンマーク出身の実験音楽家・作曲家のピュース・マリーと東京を拠点に世界で活動する作曲家のユウコ・アラキもパフォーマンスを披露します。
続いて6月3日(月)。赤坂「草月ホール」にて行われるパフォーマンスでは、チェリスト、作曲家、即興演奏家のオッキュン・リーの演奏が見どころです。彼女はこれまで、ターンテーブル奏者のパイオニア、クリスチャン・マークレーや、幅広い楽器を操るスティーブ・べレスフォードといった数々の大物アーティストたちとコラボレーションを果たしてきました。
また、近年日本を拠点にヨーロッパやアメリカで高い評価を得るサウンドアーティスト・フジタも新たに製作したライブセットを初披露します。日本でも歴史的背景を持つ空間に、世界的に高い評価を受けるアーティストたちが一同に会す喜ばしい一夜となりそうです。
イベントも折り返し地点となる6月4日(火)は、ノルウェーのサックス奏者ベンディグ・ギスケが初の来日パフォーマンスを行います。また、日本を代表するフリー・ジャズ・サックス奏者であり、ミジンコ研究家としての顔も持つ坂田明や、ロンドン拠点の前衛的パーカッション奏者、バレンティナ・マガレッティも出演。6月3日(月)同様、赤坂「草月ホール」にて行われます。
そして、6月8日(土)〜9日(日)、住空間での音楽体験を楽しむリスニングプログラム「SOUND CEREMONY」が有終の美を飾ります。
日本モダニズム建築を代表する建築家の吉村順三が、ピアニスト園田高弘のために建てた邸宅、伊藤邸(旧園田高弘邸)にてホームリスニングプログラムを開催。住空間で味わう、実験的な音楽やいかに。世界に会員を持つ音楽バー「Bar Nightingale
」がミュージックセレクターを担当します。
世界中で活躍するコアなアーティストがこれほどまでに集う催しは「MODE 2024」だから実現できたといえます。音楽好きはもちろん、未知なる音楽体験を味わいたい方はぜひ。
MODE 2024
会期:6月1日(土)〜9日(日)
MODE 2024.06.01 at WALL&WALL
日時:6月1日(土) 17:00開場/17:30開演
場所:WALL&WALL
住所:東京都港区南青山3-18-19 フェスタ表参道ビル B1
料金:5,000円(スタンディング)
出演:INCAPACITANTS
Puce Mary
Yuko Araki
MODE 2024.06.03 at Sogetsu Hall
日時:6月3日(月)18:15開場/19:00開演
場所:草月ホール
住所:東京都港区赤坂7-2-21
料金:6,000円(全席自由)
出演:FUJI|||||||||||TA
Okkyung Lee
MODE 2024.06.04 at Sogetsu Hall
日時:6月4日(火)18:15開場/19:00開演
場所:草月ホール
住所:東京都港区赤坂7-2-21
料金:6,500円(全席自由)
出演:Bendik Giske
坂田明
Valentina Magaletti
MODE 2024.06.08,09 SOUND CEREMONY at Ito House (Former Takahiro Sonoda House)
日時:6月8日(土)、6月9日(日)
場所:伊藤邸(旧園田高弘邸)目黒区某所
住所:チケット購入者以外非公開
料金:5,000円(菓子・ドリンク付)
出演:Bar Nightingale