シンガポール最大規模のショッピングエリアであるオーチャードに隣接するリバーバレーにグランドオープンを果たしたのは、日本各地にバーバーショップを展開する「ミスターブラザーズ カットクラブ(MR.BROTHERS CUT CLUB)」の新店舗。
海外での出店はロサンゼルスに次ぐ2店舗目で、現地でよくみられるプラナカン・タイル(レリーフ調のタイル)にシアターサイン調のライトボックスを施した外観が目印となっているようです。
気になる内装はというと、他民族国家というシンガポールの風潮からインスパイアされ、独特なつくりを最大限に活かした1フロア2スペース構造。
“ブリティッシュ”と“ミッドセンチュリー”、異なるコンセプトのもと妥協なく作り込んだ空間で、これまでにない新たなバーバースタイルを存分に表現しています。
ほかにも、現地のアーティストの手描きによる作品が各所に散りばめられていたり、日本とシンガポールを象徴するさまざまなものがディスプレイされていたりと、細部にまでこだわりが詰まっています。
お店を訪れた際には、ぜひとも隅々までチェックしてみるべし。
2015年にオープンした原宿本店からはじまり、いまでは9店舗を展開する「ミスターブラザーズ カットクラブ」。
クラシカルなバーバーカルチャーの伝統を継承しながらも、独自のフィルターを通して常に挑戦し続ける姿勢は、世界中で人気を集める理由を物語っています。